学習を始めてみると、動画のように正確に素早く作図できるようになるには時間がかかることがすぐにわかりました。そのため、何度も書き直さずに1回の操作で正確にマウスとキーボードを動かせるように、重要な寸法や数値は最初に図面に目を通したときにある程度は覚えるように、などを心がけました。一つの過去問題は5,6回繰り返し練習して、何を間違えたかを都度記録し、苦手な個所を把握しながら練習しました。
学習期間を通して、作図の基本操作、制限時間内で仕上げることの大切さが身についたと思います。1級の資格取得が後押しになり、AutoCADを導入している職場へ転職しました。面接の際に、現在の上司にあたる1級建築士の方に試験内容と時間を伝えると、“それだけのことをよくやりましたね”と大変驚かれていました。実務でも自身で終了目標時間を設定し、時間をかけずに正確に作図することを意識して取り組んでいます。
新しい職場で実務でAutoCADを利用してみると、作図以外の設定方法等で戸惑うことがあり、休日を利用して復習をしています。先生にも引き続き質問をしたり、困っていることを話してたりして、就業してからの方がより具体的に学習を進められていると思います。今後、苦手なことや初めて取り組む分野に出会ったら、得意なことに変えていくチャンスとだと捉えて大切に育てていこうと思います。
当時の就業先の建築事務所でVectorWorksのCAD業務があったのですが、依頼に十分に応えることができず、悔しい思いをしたので、CADの操作技術を基礎から身に付けようと決めました。独学も考えましたが、機材や教材を用意する手間や時間を考えると、多少費用がかかっても即日始められるスクールに的を絞りました。
VectorWorksの受講コースはありませんでしたが、入学前の説明でAutoCADは業界問わず導入されていることを知り、今後役に立つかもしれない、という期待に加えて、Revitの授業にも興味が沸きました。スタッフの高野さんに当時の職場での状況を聞いてもらった時、気持ちがとても楽になり前向きになったことや、動画視聴だけではなく、講師に直接質問ができることが決め手になりました。
動画と音声を繰り返し視聴できるところが良かったです。移動中にスマートフォンから音声だけを聴いて、描いているものを頭でイメージトレーニングする、という使い方をしていました。 作図するポイントごとに動画が細かく区切られているので、見返したい部分にすぐアクセスでき、学習に時間を割くことができたと思います。 帰省した際に、帰省先のスクールに通学できるようにアレンジしていただき、ありがたかったです。
質問があればすぐに聞いて解決できるので、作図練習に集中することができました。 もし、自分だけで疑問を解決しようと思ったら、予想以上に時間がかかった上に、十分に理解できないまま終わっていたことがあったかもしれません。すっきりした気持ちで学習を進められたのは先生のおかげだと思います。 学習はあくまで入口で、あとは操作を繰り返して自分のものにするように、というアドバイスが今も支えになっています。何といっても引き出しの多さには驚きました。
日常的に気さくに声をかけてもらい、私が興味を持ちそうな分野のセミナーや仕事の話を持ちかけてもらったりと、積極的に動いてくださったのがうれしかったです。実際に、二次元CAD利用技術者試験2級を取得した後、1級の試験を受験するかどうか考えていることを、スタッフの高野さんにお伝えしたところ、“いいじゃないですか、受けましょう!”と背中を押してもらって、今の流れを作ってくださったこと、本当に感謝しています。