フィリピンでのマナーと
生活における豆知識 2

前項までに、いくつか、フィリピンでの留学生活で役立つ、現地特有のマナーや豆知識をお伝えさせて頂きましたが、現地で注意しなければいけない点はまだあります。外国から来たからといって、現地の事情が全く分からないのでは留学生活がつまらないものになってしまいます。引き続き、フィリピンでの習慣や常識を知っておくことで、留学生活を実りあるものにしていきましょう。

フィリピンでの習慣や常識

  • ⑤ 交通、ショッピング施設での
    注意点

    フィリピンでは日本のように歩行者優先ではなく、車が優先されてしまいます。そのため、ドライバーによっては運転が荒かったり、信号を守らない(そもそも信号も日本のように多く設置されているわけではありません。)・強引な運転等が横行しています。もちろん車やバイクによる事故発生率も高いため、フィリピンでの運転はあまりオススメしません。 また、それと合わせて、道路を横断する際にも注意が必要です。信号が無い場所では、車の往来が切れたタイミングを見計らい、十分注意して渡りましょう。 その他、熱帯気候で日々暑いフィリピンでは、冷房の効いたショッピングモールで過ごす方が週末になると特に多くなります。ただ、一方でショッピングモール内は外と違って寒いくらいに冷房が効いているケースも多く、外と内の寒暖差に注意しましょう。薄手のパーカーなど、脱ぎ着のしやすい上着が重宝します。 日常の大抵のものが揃うショッピングセンターは、留学生活においてもとても重要な施設となりますが、フィリピンのショッピングセンターでは、施設に入るにあたって荷物チェックがあることも多々あります。入口に、まるで空港にあるような金属探知機と、ガードマンが立っていることがありますので、手荷物類はいつでも直ぐに開けられるように用意しておくと、入り口で焦らずに済むでしょう。

    フィリピンの交通、ショッピング施設
  • ⑥ 現地の人のお宅に呼ばれしたら

    フィリピンでは、自宅に知人や、友人、同僚などを招く習慣があり、おもてなしが大好きな人が多いという特徴があります。
    留学中、現地の人と仲良くなると、その自宅に招かれることも出てくるかと思います。そんな時是非気を付けて頂きたいのが手土産です。日本ではお酒やお料理などを持っていくことは普通のことですが、フィリピンのお宅にこれらを持参すると、その家のもてなしが十分でないだろうと示唆することになり、大変失礼なことに当たります。お花、キャンディーやチョコレート等のスイーツなど、手土産にして持参するといいでしょう。
    ただ、日本の料理や日本酒などは、贈り物としてもちろん喜ばれますので、素敵な手土産を持参して現地の友人を訪ねてみてください。

    現地の人とのお付き合い
  • ⑦ 宗教文化について

    日本では、仏教が中心ではあるものの、クリスマスもあれば正月は初詣で神社に参拝、お盆はお寺のお墓参り、最近ではハロウィンなどと、これといった宗教を信仰する文化は厳密には少ない傾向にあります。
    一方で、フィリピンでは、スペインの植民地であった背景もあり、アジアで最も、カトリック教の国となります。フィリピン国民の8割以上がカトリック教徒であることから、信仰心も厚く、フィリピンの人々にとって、宗教は欠かせない生活の一部となっています。
    特にクリスマスシーズンでは、国内のあちこちでお祝いムードが伺え、街灯の飾りつけや、日本のようなクリスマスソングに囲まれた雰囲気を見ることができるでしょう。華やかな雰囲気に包まれますが、その中でも注意する点もあります。カトリックのフィリピンでは、聖週間(イースターの前の1週間、だいたい毎年3月末~4月半ば頃)の時期は、キリストへの受難と死とを偲び、復活祭への準備として罪を反省する期間であるため、会社をはじめ、レストランや映画館、公共施設や交通機関でさえも、一斉に休業します。留学期間中にこの聖週間に当てはまる際には、事前の買い物など注意しましょう。
    ただ、カトリックといっても、フィリピンの方々は人々との人間関係を重んじ、誰に対しても親切で、愛情持って接してくれる方が非常に多いです。日本人の持つ義理人情、恩を大事にした精神・感情を持ち合わせていますので、温かく迎えてくれるでしょう。

  • いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した内容は一部となりますが、皆さまの知らないフィリピンの情報も多かったのではないでしょうか。
    留学を行う上で、フィリピンでの生活は重要となります。その生活を送る上で、異文化と上手く交流しながら、学習だけでなく、実り多い生活を送りましょう。