
ペンシルベニア大学心理学部教授マーティン・E・P・セリグマン博士によって、1998年に創設されたポジティブ心理学。ヒューマンアカデミーではセリグマン氏のポジティブ心理学理論をありのまま学ぶことができ、実践ワークを交えながら、人の「強み」を引出しポジティブな感情を育むアプローチ方法を学んでいきます。
講座修了時には、セリグマン氏が顧問を務めるJAPAN POSITIVE PSYCHOLOGY INSTITUTE(JPPI)認証のポジティブ心理学プラクティショナー資格が取得できます。
一人ひとりのスキルや経験を最大限発揮させ、生産性やパフォーマンス力アップ
個人やチーム・組織の強みを活かし、課題を解決
生徒とよりよい関係を築き、個性を活かし長所を伸ばすアプローチを行う
自分の強みを理解し、よりよい働き方・生き方を選択
問題や原因などネガティブな要素に焦点を当てる従来の心理学とは異なり、
個々の強みや長所に焦点を当て、人生をより充実したものにするための研究を基に生まれた学問です。
自分の強みを理解しポジティブ感情を育むことが、周囲にも影響を与え、
より良いチームや組織作りに繋がっていきます。
人の強みを引き出すコーチングスキルが身につき、
人材育成やチームビルディングに活かせるようになるポジティブ心理学のメソッド。
米トヨタ・ユニバーシティの社員教育カリキュラムに導入されたことをきっかけに、マイクロソフト社やGoogle社などを始め、多くの欧米企業に導入が進められています。導入した企業では、離職率が51%低下、創造性が300%増加したという結果が出ています。
ポジティブ心理学の一部分を切り取った講座とは異なり、創始者マーティン・セリグマンの意志を組むカリキュラムで、グローバルスタンダードなポジティブ心理学を学ぶことが出来ます。
全てのカリキュラムにポジティブ心理学を実践するワークが盛り込まれています。ポジティブ心理学のプロフェッショナルである講師と、同じ志を持つ受講生との相互のやりとりを通して、インプットとアウトプットを同時に行い、日常生活ですぐに実践できるスキルを身につけていきます。
Zoomを使ったオンラインライブ授業の為、外出せずにどこからでも受講して頂くことが出来ます。※
万が一欠席した場合も、授業後30日間は録画映像で振替が可能。授業の復習にもご活用頂けるので、より知識を深めることが出来ます。
※インターネット環境が必要となります。
ポジティブ心理学の基礎から応用、実践方法までを体系的に学んでいきます。
全てのカリキュラムで実践ワークを行い、日常生活ですぐに実践できるテクニックを身につけます。
ポジティブ心理学
入門
ポジティブ心理学が創始された背景からその後の発展まで、またこれまでの心理学との違いなどからポジティブ心理学の世界に触れていきます。ポジティブ心理学の柱となるPERMA理論やWell-Beingについて学び、人生に変化を起こすヒントを学んでいきます。
※PERMA・・・Positive Emotion(ポジティブ感情)、Engagement(熱中、没入)、Relationship(人間関係、関係性)、Meaning(人生の意味や仕事の意義)、Achievement(達成)
ベストな
人間関係の構築
ポジティブ心理学では「他者が重要である」と考え、日常ですぐに実践できるコミュニケーションに役立つテクニックを習得していきます。人間関係をより良いものに変える話の聞き方、相手の魅力を引き出すポジティブコーチングなど実用レベルのスキルを身につけます。
ポジティブ感情の
力を活用する
ポジティブ感情にはどのような効果があるのか、そもそもどのようにしてポジティブ感情を創り出すことができるのか、グループワークを通じて学びます。 またポジティブ感情を応用して、5年後の最高の状態を思い描いていきます。
強みを自覚し、
活用する。
セリグマン氏が開発した強み診断ツール「VIA-IS」を活用して、自分自身の強みを俯瞰し、それを活かして生きる方法を学びます。また強みを軸に仕事を見つめ直し、よりパワフルに仕事に打ち込む方法を考えていきます。
強みの応用と
まとめ
強みを育み、引き出す考え方や、ネガティブ経験に対する対処法を学びます。また、次なる困難を乗り越えていくための準備として、レジリエンスの理論について学んでいきます。
こんな方におすすめ
●カウンセリング業で本格的に活躍していきたい方
●心理カウンセラーとして独立・開業したい方
●心理カウンセラーとして更に知識を深めたい方
こんな方におすすめ
●よりよい人間関係を築いていきたい方
●周囲の人の相談に対応するスキルを身につけたい方
●ビジネスマンとして幸せな働き方を考えたい方
こんな方におすすめ
●心理学に興味があり、話題のものを学んでみたい
●自分の強みを知りたい方、自分らしい生き方を模索している方
●ポジティブ思考になりたい方
こんな方におすすめ
●プロコーチを目指している方
●マネジメントする立場として人の自発性、自立を促す関係性を築いていきたい方
●教師、講師、トレーナーほか、人の成長を支援する方
●コミュニケーションの質を向上させていきたい方
2006年からポジティブ心理学を学び始め、ポジティブ心理学の影響から生まれた企業理念を持つウィルグループにて人材開発部のトレーナーとして2014年からポジティブ心理学を活用した社員研修を企画・開催、現在は社員のwell-beingの実現を目指しポジティブ心理学ベースのワークショップを全国で開催している。これまで、のべ3000人のビジネスパーソンとポジティブ心理学について学びを深めてきた。
また、2018年セリグマン博士初来日の際は、YeeY及びユニリーバ島田由香氏とともに博士のワークショップをファシリテーションした。
大手心理カウンセラー養成スクール講師を経て現職。
心理カウンセラー歴18年。講師歴12年。
現在は、ポジティブ心理学のエビデンスをベースにした未成年の方々対象の支援を中心に、ワンネス財団のクライアント向け心理学講座、家族の関わり方講座などを担当。
受講者の方の気づきが得られるよう、実際のカウンセリングの経験に加えて幅広い知識を駆使して、わかりやすく腑に落ちる講義を心掛ける。
2010年、ロサンゼルスにて「TransHopeMedical」を開業。同院長として、マインドフルネス認知療法やTMS磁気治療など、最先端の治療を取り入れた診療を展開中。臨床医として日米で25年以上のキャリアを持つ。
脳科学や薬物療法の研究分野では、数々の受賞歴を誇り、主著・共著合わせて50以上の論文があるほか、学会発表も多数。
国土交通省、経済産業省、防衛省、神奈川県庁、宮城県庁、青森県庁や東京都教育庁やソニー、NTT、新日鐵住金化学や、ジャパンネット銀行などの企業、また全国の大学病院などで交流分析(TA)理論を中心にコミュニケーションやリーダーシップ、メンタルヘルス研修などで多くの実績を持つ。
看護系、病院経営等の雑誌「看護部長通信」「ナースマネージャー」等に多数の記事掲載実績がある。
著書に「ストローク・ライフのすすめ/フォーメンズ出版」「僕は、死なない。/ソフトバンククリエイティブ」がある。
米国NLP協会™認定NLPトレーナー,ポジティブ心理学プラクティショナーⅠ・Ⅱ
西山夕美子さん
これまで数々の心理学を学んできた西山さん。そんな彼女だからこそ感じるポジティブ心理学の魅力について語っていただきました。受講前から思い描いていた『適材適所』という環境づくり。ポジティブ心理学を活用してその理想の実現に向けた一歩を踏み出しています。
――ポジティブ心理学のどういうところに興味を持ちましたか?
『科学的なエビデンスがある』というところにとても魅力を感じました。これまで様々な心理学を学んできましたが、そこが大きな違いではないかと思います。その上でさらに『自分自身の最強の強みが分かる』というところにもとても惹かれましたね。授業の中でも話がありますが、ポジティブ心理学は『Being(あり方)』をとても大事にします。コミュニケーション方法や言葉の使い方など『Doing(やり方)』を学べる心理学はたくさんありますが、それはやはり『Being(あり方)』という土台(根本)があってこそ上手くいく、活用できるものなんですよね。ポジティブ心理学ではその土台(根本)を学ぶことができるので、最終的には本質的な変化に繋がっていくということを実感しました。
――実際に受講してみていかがでしたか?詳しく教えて下さい。
振り返ってみて「やっと出会えた」という感覚がありました。少し抽象的ですが、トレーナーによる講義は、自分の人生という壮大で重厚な物語を読んでいる感覚だったんです。これまでの人生で自分がやってきたことは間違っていなかったんだ、ということをエビデンスの裏付けによって再認識できました。だからこそ、これからの人生に自信をもって立ち向かう勇気をもらえましたね。難しいワークはなくとてもシンプルなのに、何故か大きな変化が生まれる。これはとても不思議だったのですが、シンプルだからこそどんな方にとっても理解しやすく、変化に繋がるのだと思いますね。
あとはオンラインという受講形態がとてもよかったと感じています。オンライン授業は学校に通うリアル授業よりも聴覚感覚が研ぎ澄まされます。聴覚感覚というのは人間の機能の中でとても原始的なものらしく、一番潜在意識に入りやすい感覚なのだそうです。ポジティブ心理学の授業は自分自身を内省する時間が多くあるので、聴覚感覚が研ぎ澄まされるオンラインの受講形態はとても合っていたと思いますね。オンライン授業は初めての経験だったので不安もありましたが、実際に受講してみるとリアル授業と何ら変わらないというのを感じました。クラスメイトとコミュニケーションをとるワークはたくさんありますし、何よりもトレーナーの方々が全員で安心安全のクラス作りを行ってくれます。そのおかげで、リアル授業と同じか、それ以上の信頼関係が築けたと感じています。ただクラスメイトに会いたい気持ちは強くなりますよ(笑)「いつか同窓会をしようね!」と全国にいるクラスメイトと話をしています。
――受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。
『みんなで創る物語』というワークがとても印象に残っていますね。クラスメイトもトレーナーも全員で一文ずつバトンタッチしながらひとつの物語を作っていくワークなのですが、最終的には誰も想像していなかった壮大な物語になりました。自分の番の時には「こういう物語にしよう」というイメージを持って一文を作りますが、その一文から相手が受け取ったイメージと、そこから紡ぐ新たな一文は本当に予想外なものなのです。このワークを行うまでは、通常仕事をこなす上で自分が思う「こうしたほうが良い」という方向に向かって他の人を先導する、ということがうまくいく方法だと考えていました。しかしあのワークを経験したことで、まず相手を信頼して任せるということの重要性を強く感じました。そうすることで自分一人では想像もつかなかった展開や発想に繋がって、より素晴らしいものが出来上がっていくということを体感しましたから。本当に相手を信頼することの大切さを感じたエピソードですね。
――受講前と受講後の変化はありますか?
その人の『強み』をより具体的に伝えるようになったと思いますね。そうすることで、自分が実現したいことに対してうまく人を巻き込むことができるようになりました。やらないといけないことは受講前も今も変わりませんが、協力体制が作れるようになったと感じています。例えば人に仕事をお願いする時に、ポジティブ心理学で学ぶ24種類の強みをベースに「あなたのこういうところ(強み)をすごいと思っている。」ということをまず伝えて、その上で「なぜこれをやらないといけないか」、「あなただからこれをお願いしたいと思う」という風に伝えます。最終的には「あなたにお願いしてこういうところがよかった」というようなフィードバックもするようにしていますね。これは『ポジティブコーチング』の教程で学びましたが、とても活用しています。そうすることで、頼んだ相手の仕事への向き合い方が変わるので、仕上がり方も全然違いますよ。環境が変わっているわけではありませんが、自分の動きを変えることで周りが変わる、ということを実感しています。
――今後の夢や目標について教えて下さい。
ポジティブ心理学で学んだ『強み』を活用して、その人の才能を最大限活かせる場所、つまり「適材適所」を実現出来たらと思っています。これまではどちらかというと、人と比べて出来ないことを人並みに出来るようにするという、「出来ないこと」にフォーカスすることが多かったように感じています。でも、ポジティブ心理学を学ぶことで、自分が出来ないところは出来る人に補ってもらい、その代わり自分自身の強みを最大限発揮して、他の人が出来ないことをやる。そうすることで、想像を超える大きなものを成し遂げられるのではないかと考えています。人生の時間は限られていますから、不得意なことを一生懸命出来るようにするよりも、自分が得意なことを最大限活かした方が、もっとすごいことが出来そうですよね(笑)これは受講する前から考えていたことではありますが、『ジョブクラフティング』というワークを通じて、改めてその気持ちを再確認しましたね。今の自分がどういう状況にいて、どのような強みを持っていて、何に情熱を注ぎ、どのような貢献をしたいと思っているのか。様々なワークを通して順序立てて考えていくことで、改めて自分の向かいたい方向が見えました。
――今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。
第1回目の授業で「ポジティブ心理学はなぜあなたを選んだのでしょうか」という問いが出てきます。学ぼうか悩んでいる方にはまさにその問いを投げかけたいですね。私の場合は、人生でずっとテーマにしていた『その人の強みを最大限いかした適材適所』。その実現を望んでいたからこそ、ポジティブ心理学に出会ったのだと思いました。「ポジティブ心理学を使って、それを実現しなさいよ。」と、そう言われている感覚がありましたね。自分がやりたいことをやる道には、必ずと言っていいほど壁(障害)が出てきます。望むものが大きければ大きいほど、綺麗ごとでは済まされない大きな壁(障害)が出ます。失敗も沢山します。最初から全てうまくいくことなんてありません。でもそんな時、自分自身の強みが分かり、どのように乗り越えていけるのかという方法が分かれば、きっとその大きな壁(障害)を乗り越える勇気が出てきます。このことは、講座の終盤で学ぶ『レジリエンス』の教程で取り扱われますが、未知の世界に飛び込む時のとても大切なお守りのようなものですね。
ポジティブ心理学は、やりたいことや目標がある方にはもちろん、今それが明確に分かっていなかったとしても、いづれ何かをやりたいと思っている人には是非学んでいただきたいですね。自然と新しいものに挑戦したり、突き進んだりする勇気が湧いてきます。
興味がある方は、是非ポジティブ心理学を学んでみてください。
皆さんお一人おひとりが自分の最強の強みを理解し、自分らしく素敵な人生を送ることができますように。
ポジティブ心理学プラクティショナーⅡ
広野郁子さん
偶然のような出会いがいくつも重なりポジティブ心理学の受講に踏み出した広野さん。「幸せって何だろう」という思いから始まった学びが、トレーナーやクラスメイトと共に作る暖かいクラスの中で、家庭・仕事など様々な場所に影響を与えていく。そんな変化のストーリーを語っていただきました。
――ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。
もともと心理学に興味があり、大学でも教育心理学を学んでいました。仕事ではマーケティングに関わっていますから、新しい商品を創るために人の心理を分析するということに長く携わってきました。そういう風にして年齢を重ね、引退後の人生を考え始めるようになった時、漠然と「幸せって何だろう」ということを思うようになったんです。幸福学に関する書籍を読んでみたりしていた時に、ヒューマンアカデミーからセミナー案内を頂き、それが幸福学研究の権威である前野先生※1と島田由香さん※2の対談セミナーでした。島田さんは働き方改革の分野でも活動されている方で、私自身が経営者として「従業員にどのような働き方を提供していけばよいか」ということを考えていた時に、イベントでお会いしたこともありました。そういうお二人のセミナーでしたから「是非聞きたい!」と思ってセミナーに申し込み、ポジティブ心理学と出会うことになりましたね。ただ実のところポジティブ心理学にはその時既に出会っていたんです。以前フィリピンに語学留学をしていたことがあり、その時に知り合った方が「ポジティブ心理学を学ぼうと思っている」という話をされていたんです。それを頭の片隅に覚えていたんですね。そういう記憶やセミナーとの出会いなど、いろいろな要素が相まって「学びなさい」と言われているような感覚がありました。ヒューマンアカデミーであれば仕事をしながらでもオンラインで学べますし、私にとって始めない理由がない、という感じでしたね。まさに出会うべくして出会ったと感じました。
※1:前野隆司教授(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)
※2:島田由香さん(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス㈱ 取締役CHRO)
――実際に受講してみていかがでしたか?詳しく教えて下さい。
とても濃い4か月間で、あっという間でした。何よりもコロナで大変な1年でしたが、その中で学び切れたということに達成感を感じています。
授業はオンライン形式ということもあって、クラスメイトやトレーナーとリアルには会えない中で一緒に学んだのですが、それぞれのメンバーにはとても強いインパクトが残っていますね。週1回クラスメイトに会えるのが非常に楽しみになっていました。毎回授業へのチェックインとして『この一週間どうでしたか』という話をしていきますが、それぞれの話を他のメンバーがしっかり見守っていて、バーチャルなのにとても暖かさを体感できるクラスでした。そういう雰囲気の中で話をしていくうちに、クラスメイトの表情がどんどん良くなっていくのが分かるんです。オンラインでもこんな風に心がほぐれる瞬間が見て取れて驚きましたね。
――受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。
『みんなで創る物語』というワークが強く印象に残っていますね。クラスメイトとトレーナーが一緒になって、一節ずつ文章を作って一つの物語にしていくワークです。自分が発した文章から予想もできないストーリーが返ってきてビックリするくらい面白かったのを覚えています。「自分以外の人の力を借りると、こんなに素晴らしいものが作れるのか」という風に思えて衝撃を受けました。そのワークは経営者としての立場にも役立っています。やはり会社という組織の中では経営者と従業員という立場があって、ともすると経営者である私の言うことが“絶対”という風になってしまう場合が多いです。でもこのワークを体験したことによって、私の言うことは私の頭で考えた範疇のことでしかなくて、そこに従業員が言ってくれることを取り入れたらどうなるのだろう、と考えるようになりました。私がそういう風に考えて接することで、従業員も主体的に関わってくれるように変わってきていますね。良いチームワークづくりにとても役に立っていると思います。
他にも印象深いワークはたくさんありましたし、感情が高まって涙が溢れてくるような回もありました。それらもすべて含めて、自分を見つめ直すいい時間になりましたね。本当にいいクラスメイトとトレーナーの方々がいたからこそ感じることができた感情だったと思いますね。
――受講前と受講後の変化はありますか?
職場や家庭の人間関係がより良くなったと感じていますね。『感謝と親切』の授業が自分にとって大きな変化のきっかけになりました。授業を受けるまでの私は、自分を犠牲にして人に尽くしてしまうところがあり、それを理解してくれない相手に対して「これだけやってあげたのにどうしてわかってくれないの?」とネガティブな感情を感じていました。しかし授業を受けていくうちに、まずは自己犠牲的になっていた自分自身に気が付くことができて、なおかつそれを素直に受け入れることができました。気が付けることで意識して改善していくことができますし、自分の感情が整っていった結果として職場や家庭の人間関係が良くなっていきましたね。
このエピソードはポジティブ心理学の『強み』の話にも繋がってくるのですが、私の最強の強みは向学心です。でも周りの人も同じように向学心の強みを上位に持っているわけではありません。※3だから職場でのコミュニケーションの際に「私は(向学心という強みを活かして)これをやるから、あなたはこういう強みを活かしてこれをやって」という風に話をするようになりました。そうすることでメンバー1人1人がとても活き活きと仕事をするようになりました。お互いの違いを認められるようになると、自分と関わってくれた人たちに対して感謝や大事にしようという思いが湧いてきますし、自然とチームワークも良くなっていきましたね。
こうして自分自身が変化することで、周りにも変化が起こるということを体感できたので、これからは同じように悩む人に対して何か助けになれるのではないかと思っています。
※3:授業ではペンシルバニア大学のVIA診断テストを使うことで、自身の強みを順位形式で把握していきます。私たちは24種類すべての強みを持っていると言われ、状況によって順番が入れ替わることもあります。
――今後の夢や目標について教えて下さい。
ポジティブ心理学のPERMA理論を意識しながら、自分にとっての幸せを追求していきたいと思います。受講前から「人間の幸せって何だろう」ということを考えていましたが、ポジティブ心理学を学んだことで「何が人を幸せにするのか」ということを様々な観点から学ぶことができました。例えば私にとっては「夢中になれる仕事があるということは自分にとって幸せだ」ということに改めて気が付くことができました。もちろんつらいこともありますが、その中でも達成感を感じられる仕事ができているのは幸せなことだと思えるようになりました。“ポジティブ心理学”という名前ではありますが、決してネガティブ感情を否定しているわけではありません。ネガティブ感情も受け入れた上で、最終的に自分の意志でポジティブ感情にコントロールしていける、そのための学びだと思います。仕事の面でも自分自身の面でも、物質的ではない精神的な幸せを追い求めていきたいと思います。
――今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。
何よりも自分自身がハッピーになれる学問ですので、今後生きていくうえで絶対に学んでいた方がいいと思います。自分自身を客観的にみる視点が身につきますし、より良い人間関係を築いていくためにも役立ちます。以前読んだ本で「泥棒に入られて自殺する人はいないが、人に言われた悪口に傷ついて自殺する人はいる」というような内容がとても印象的でした。人の悩みの原因って人間関係が大きな割合を占めていると思っています。そういう中でも、これからの人生を自分の意志で、自分らしく生きていくためにはとても重要な学びだと思いますね。
専任のカウンセラーが受講前の疑問や不安にお答えします。全国にある最寄りのスクール、またはオンライン・電話形式でご参加いただけます。
お申込み書に必要事項をご記入いただき、郵送または最寄りの校舎までご持参ください。 ※説明会に参加せず、お申し込みも可能です。
決まった日時に、好きな場所からオンライン受講を開始。授業映像は30日間繰り返し視聴いただけるため、より深い理解やスキルの習得にも活用いただけます。
お支払方法は[現金][教育ローン]
[カード払い]からお選び頂けます。
現金 | 各校舎受け付けにお持ちいただくか、各校舎からご連絡する銀行口座にお振込みいただきます。 |
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教育 ローン |
当社が提携している信販会社をご利用いただけます。 お支払い回数は、1回から84回まで(お支払総額により変わります)。 ボーナス払いやオリコによるリボ払いも可能です。 |
カード 払い |
以下のクレジットカードがご利用いただけます。VISA、MASTER、銀聯 ※1回払いのみ |
初心者でも勉強についていけるでしょうか?
多くの受講生が、初めてポジティブ心理学を学習される方ですのでご安心下さい。
万が一分からないことがあっても、オンライン上で講師に直接質問することが出来ます。
万が一欠席した場合はどうすればよいでしょうか。
授業映像は録画し、後日受講生の皆様に配信致しますのでご安心ください。映像は配信後30日間何度でも繰り返し視聴可能です。一度受けた授業の復習としても活用していただけます。
講座修了後にもフォローは
ありますか?
継続して資格取得・スキルアップできるように、サポート体制を充実させています。講座終了後でも無料セミナーにご参加頂けたり、就職課のサポートを利用して頂いたりすることができます。現役の受講生の方が対象講座を新たに申込むと、受講料が10%割引になる「継続受講サービス※」もございます。ヒューマンアカデミーはスキルアップを続けたいあなたをずっと応援していきます。※一定の条件があります。詳しくはお問い合わせください。
チーム作りをもっと楽しく。リーダーのメモ帳は、明日の仕事にコミュニケーション力とビジネス力をプラスする、リーダーのためのWEBマガジンです。明日は今日とちょっとだけ違う自分に。その積み重ねが優れたリーダーを作ると信じて、私たちは日々発信し続けます。
心理カウンセラー養成コース
【オンラインライブ+Eラーニング】
講座の特徴
<こんな方におすすめ>
取得できる資格
受講料
期間
実践ポジティブ心理学総合コース
【オンラインライブ+Eラーニング】
講座の特徴
<こんな方におすすめ>
取得できる資格
受講料
期間
ポジティブ心理学講座
【オンラインライブ】
講座の特徴
<こんな方におすすめ>
取得できる資格
受講料
期間
認定コーチ養成総合講座
【オンラインライブ】
講座の特徴
<こんな方におすすめ>
取得できる資格
受講料
期間