修了生インタビュー

修了生インタビュー

【特別対談!】好きなことだから頑張れる。恩師とともに極めるネイル道

修了生インタビュー画像

ネイルのビッグコンペである「全日本ネイリスト選手権地区大会」のプロフェッショナル部門で、見事チャンピオンを受賞された藤原さんと、当時の恩師である大和講師との特別対談!コンテストに向けて取り組んだことや授業のエピソード、学んで良かったことなどを対談形式でお届けします。(2022年6月取材時)

藤原さんが学んだコース

  • トップネイリストコース(1級・上級まで対応)

藤原さんが取得した資格

  • JNECネイリスト技能検定3級・2級・1級
  • JNAジェルネイル検定初級・中級・上級
  • ネイルサロン衛生管理士

藤原奈緒さん(大宮校 修了生)

JNA認定講師
ネイルスクール講師とサロンワークの両立の傍ら、2022年ネイリスト選手権地区大会優勝など国内外のコンペで多数受賞。
現在は独立しネイルスタジオノア開業。

大和範子講師

JNA本部認定講師
STORYJEL365エデュケーター、フルーリアエデュケーター、フットケア理論検定指導員、エアジェルエデュケーター、Fantasyアクリル・ジェルエデュケーター、NICOジェルエデュケーター、プリジェルエデュケーター、Prestoエデュケーター、ネイルサロン衛生管理指導員、VTCマシン安全管理者トレーナー

―まずは藤原さん、コンテスト※のチャンピオン受賞おめでとうございます!
受賞に向けて苦労したことや頑張ったことを教えてください。
(※2022年 全日本ネイリスト選手権地区大会 P1 プロフェッショナル部門 ネイルケア)
藤原さん:ありがとうございます!フレンチカラーリングの部門に出場したのですが、人の肌に合う色を調合することがとくに難しかったです。
カラーの調合だけで1ヶ月くらいかかりました。今回はオンライン審査だったので、カメラ越しに見たときの色と、実際に合う色と何種類か作って何度も何度もモデルさんに付き合ってもらって。どれも似合うので、迷っちゃって決めるのも本当に苦労しましたが、モデルさんと二人三脚で挑みました。
既製品のカラーだと、先端にフレンチを乗せたときに「やっぱり似合わないね」ということがあるので、調合してオリジナルで作りました。かなり奥が深いです。
修了生インタビュー画像
―そもそも、なぜネイリストを目指そうと思われたのですか?
藤原さん:元々は車のディーラーで働いていて安定はしていたのですが、結婚や出産など、今後の人生や環境の変化を考えたときに、何か一本筋の通った、自分のスキルを持っていないと不安だなと思いました。「私はこれだ!」ということを欲していたんです。
そこで小さいときから爪に悩みがあったこともあり、ネイリストの技術に興味を持ちました。身近なものがキレイになっていくことに、とても魅力を感じたのがきっかけです。
―ヒューマンアカデミーを選んだ理由はなんでしょうか?
自分の自由な時間で通学できるというのが一番の決め手でした。
会社で働きながら、空いた時間に通学できたので、自分の学び方に合うクラスがあったのが良かったです。3級を取得して「やっぱりこの道、楽しい!」と思い、一念発起で会社を退職して、ネイルで食べていくことを決めました。学びながらのめり込んでいった感じですね。
―大和先生、藤原さんはどんな生徒さんでしたか?
大和先生:ノートを見ても分かるように、私が話したことを一言一句書いてくれていて、とても勉強熱心な生徒さんでした。
このノート、私が欲しいくらいなんですよ(笑)本当によく聞いてくれるし、質問もするし頑張り屋さんだなと思っていました。

藤原さん:そんな!(笑)先生が教えてくださったからです。
それと練習していくうちに、上手になって次の課題が見つかることが好きだったのかなと思います。参考書を見ながらの、いわゆる「勉強」というのは苦手ですけど、動きながら学ぶのは私に合っていたんだと思います。好きなことだから頑張れたのもあるかもしれません。
修了生インタビュー画像
修了生インタビュー画像
―大和先生が教えるときに心掛けていることはありますか??
大和先生:教えるときに心掛けていることは、ずっと変わらないのですが「みんなに声をかけて質問しやすい環境を作る」ということです。
でも奈緒ちゃんは自分から質問してくれるので、講師としても嬉しかったですね。

藤原さん:また聞いてるなって、先生もうるさく感じられたと思うんですけど(笑)
「今日この3時間でこれはクリアするぞ」というのを決めて、それを忘れないように毎回の授業を受けていました。
―コンテストに出ようと思ったきっかけはなんでしたか?
藤原さん:「ジュニア部門のコンテストがあるけど、出たい人いる?」と先生がみんなに聞いてくれて、それを今でも鮮明に覚えています。今やっていることに繋がると聞いて、これはもう「絶対に出る」と。バイト先のお姉さんにモデルになってもらって、初めて地区大会に出たんですけど、世の中には同じくらい頑張っている人がこんなにいるんだと気付かされました。
初めての大会は12位くらいで奮わず、すごく悔しかったんです。でもその悔しさが人間的な成長にもなるのかなと思い、挑戦は続けました。あのとき先生がきっかけをくれたから、今の自分がいると本当に思います。
目標に対してクリアして、ステップアップしていくことが好きなのかなと思います。

大和先生:初めてで12位でも十分すごいよね。

藤原さん:10位内には入るだろと思ってたんですよね(笑)
技術だけじゃない何かが足りないんだろうなと、そのとき思いました。
修了生インタビュー画像
―授業のときに楽しみだったこと、逆に大変だったことは何ですか?
藤原さん:先生が相モデルの機会を設けてくれたことが良かったと思います。実際のサロンワークは、お客様と話しながらなので、その下地ができていたことが就職してから役立ちました。

大和講師:一人での練習ばっかりだと身につかないこともあるからね。
修了後、サロンワークになったときに困らないように、ということも心掛けています。

藤原さん: 人によって、その時によって、爪の形状も特徴も全然違うので、それも良い勉強になりました。
先生が「ノートをとっておくと自分の為になるよ」と言っていたので、メモっておく癖ができていて。クラスの子の施術ノートを自主的に作ったりして、「〇〇ちゃんはプッシュアップ※で赤くなりがち」とか書いていましたね(笑)※甘皮ケアの技法のひとつ

大和講師:すごくないですか?ここまでは私言っていないんですよ(笑)
書かないと覚えないから、というのは言っていました。

藤原さん:先生の教えが本当に役立ちました。
「試験はこうだけど、サロンワークだとこうだからね」と上手く織り交ぜながら言ってくれたので就職した後も活かせましたし、本当に有難かったですね。今、私も非常勤講師のお仕事をするようになって改めて分かるのですが、講師も検定合格に向けての課題ばかりに目が行きがちになるんですよね。でも先生は両方の視点を教えてくださって、感謝しています。

大和講師:自分がサロンワークをしながら講師をやっていたこともあるので、具体的な事例などはお話しするようにしていましたね。なんとなく聞いてもらうだけでも、そういえば言ってたと、後から思い出してもらえれば役立つかなと
修了した後でも、「今、何使ってる?」とか逆に私が聞いたりもしますね。きっと奈緒ちゃんはこだわっているだろうなと思って(笑)
近況を教えてくれたり、展示会の案内をくれたり、修了後も連絡してくれるので私も励みになっています。
修了生インタビュー画像
―今後の目標はありますか?
藤原さん:今年コンテスト受賞の目標が一つ叶っちゃったんですけど(笑)、これまではネイルスクールで勉強して、お客様からお金をいただいて、という受け身できているので、今度は講師という指導する立場で、アウトプットすることに挑戦していきたいと思っています。
大和先生が教えてくださったように、自分も検定とサロンワークの両方の視点で生徒たちに教えていけるように心掛けていきたいですし、サロンワークも講師も、どっちもバリバリやっていきたいです!

ヒューマンアカデミー ネイリスト養成講座