目次
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  1. 1. 自己肯定感とは?
  2. 2. 自己肯定感を高めるメリット
  3. 1. 前向きになれる
  4. 2. 他人に対して寛容になれる
  5. 3. 他人と比較しない
  6. 4. 理性的な考え方ができる
  7. 3. 自己肯定感の高め方5選
  8. 1. 自分の現状を受け入れる
  9. 2. 自己肯定感の高い人の近くにいる
  10. 3. 言葉を変える
  11. 4. 小さい成功体験を積み重ねる
  12. 5. 音楽や運動を楽しむ
  13. 4. まとめ

ちょっとした失敗で長期間落ち込んでしまったり、「自分は何をしてもダメなんだ……」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか?このようなネガティブ思考になってしまう原因には、自己肯定感の低さがあるかもしれません。

 

本記事では、自己肯定感の解説をはじめ、自己肯定感を高めることのメリットや、自己肯定感を高める方法についてご紹介します。

 

自己肯定感を高めることは、人生を楽しむコツともいわれています。ネガティブになりがちで悩んでいる方や、人生をもっと楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、「自分には価値がある」と思える感情のことをいいます。自分に価値があるか否かを判断する方法として他者評価がありますが、自己肯定感は自分に対する自己の主観的な判断・評価を指します。

 

自己肯定感が高くなるにつれ「自分には価値がある」と思えるようになり、ありのままの自分を受け入れることができます。逆に、自己肯定感が低いと「自分は何をしてもダメだ」と思ってしまい、無気力に陥りやすくなったり、すぐに物事を諦めたりします。

 

自己肯定感は自尊心と似ていますが、少しニュアンスが違います。自尊心は「プライド」と言い換えることができることからもわかるように、「自分は優れている」と思うことを指しています。対して自己肯定感は「劣っている部分もあるけれど、それも含めて自分には価値がある」と思うことです。自分の否定的な部分まで許容するという部分で大きく異なっています。

自己肯定感を高めるメリット

 

自己肯定感を高めることで得られる代表的なメリットを4つご紹介します。

前向きになれる

自己肯定感には「自分の否定的な部分を許容する」という側面があります。そのため、失敗したとしても「今回失敗したのは仕方ない。自分であれば次は成功できるはず」と考えて、前向きに立ち直ることができるのです。

 

失敗を受け入れて次を目指せるので、おのずとチャレンジ精神も身につきます。自己肯定感を高めて前向きになることで、失敗や困難をも乗り越えて、諦めずに物事を進めることができます。

他人に対して寛容になれる

自分を許容できるようになると、自分を受け入れるのと同じように他者も受け入れることができるようになります。「自分はこんなところがダメだ」と思っていると、同じようなところが他者にあった場合も「この人はこんなところがダメだ」と否定的な部分に目を向けがちです。しかし、「ありのままの自分で良い」と思っていれば、他者の悪い部分が目立って見えることもありません。

 

他人に対して寛容になれると、他者理解も進み、人間関係を円滑にすることができるでしょう。人間関係の悪化は大きなストレスの要因になるので、そういったストレスがなくなるだけでも人生はより良くなるといえます。

他人と比較しない

「あの人はできているのに、自分はできない……」と、他人と自分とを比較して落ち込んでしまう経験は、誰しもがあるものです。しかし、自己肯定感を高めることで「ありのままの自分」を受け入れ、「自分には価値がある」と思えることで、他者と自分とを比較するのを止め、自分の希望や実現したいことを進めることができます。

理性的な考え方ができる

自己肯定感が低いと「何をしてもダメだ」「自分にはできない」など、根拠のない否定をしてしまいがちです。しかし、自己肯定感が高まれば、ネガティブな感情に流されることなく理性的に物事を考えられます。

 

物事を理性的に考えられるようになるということは、未来に対して建設的な考えができるということです。成功(ゴール)を達成するために必要な努力ややるべきことを客観的に計画し、実行できるので、目標達成の可能性も大きくなるといえるでしょう。

自己肯定感の高め方5選

 

ここでは、自己肯定感を高める5つの方法をご紹介します。どれも手軽にチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

自分の現状を受け入れる

まずは、自分の現状を受け入れましょう。ただ、「現状」がどのような状態なのかわからないという方が多いかと思います。そこでおすすめなのが、自分がどのような人間であるのかをノートに書き出してみることです。自分がどのような考え方をしがちなのか、何が好きで何が苦手なのかなどをノートに書き出すことで、客観的に「自分がどのような人間か」を把握しやすくなります。

 

現状を書き出すうえでネガティブな部分が出てきても構いません。否定的な部分ばかりでも「こんな自分はダメな人間だ……」と思うのではなく、「それが自分である」と受け入れることが大切です。

自己肯定感の高い人の近くにいる

人間は単純な生き物なので、環境によって考え方は大きく変わります。そこで、自己肯定感の高い人の近くにいることで、自己肯定感の高い人の考え方に影響を受けやすくなります。さらに、自己肯定感の高い人は他者に寛容なので、自分のことを許容し、褒めてくれる存在にもなりえます。褒められることで自己肯定感がさらに高まりやすくなるでしょう。

言葉を変える

「言霊」という言葉があるように、口に出す言葉は少なからず自分に影響してきます。意識してネガティブな言葉や否定的な言葉を避け、ポジティブな言葉を積極的に使うようにしましょう。「自分ならできる」「これができた自分はすごい!」とポジティブな言葉を繰り返し使っていると、自己暗示のような感覚で自然と自己肯定感が高まります。

小さい成功体験を積み重ねる

自己肯定感を高める方法として、成功体験を積み重ねる方法があります。成功体験を積み重ねていくことで、「自分はこんな成功をしたのだから、違うこともできる」と自信がつき、さらなる行動へとつながりやすくなります。とはいえ、いきなり大きな成功体験を積むことは難しいので、毎日小さな目標を立てて、成功体験を積み重ねていきましょう。

 

掲げる目標は、絶対に達成できるような簡単なもので構いません。例えば、「挨拶をする」「ゴミ出しをする」などの目標が挙げられます。簡単な目標であっても、毎日の目標達成を積み重ねることで「○日連続で目標達成できた」など大きな成功体験につながります。

音楽や運動を楽しむ

音楽や運動も、自己肯定感を高めるために有効な手段の1つです。気持ちをリセットしてくれる効果があるので、特にネガティブ思考に陥りそうなときに行うのが効果的です。

 

自分の気分を上げてくれる音楽を聞けばポジティブになりますし、自分の心情に近い歌詞の音楽を選べば高ぶった気持ちを落ち着かせて理性的にしてくれます。また、運動をするのも気持ちを落ち着かせたいときにおすすめです。

まとめ

自己肯定感を高めることで、不要な悩みなどから解放され、仕事や人間関係など人生のさまざまな物事に対して前向きに取り組むことができます。まさに、自己肯定感は人生をより良いものにするための重要な要素といえるでしょう。

 

今回ご紹介した自己肯定感の高め方はどれもすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。