目次
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  1. 1. なぜ、「頑張りたくない」と思ってしまうの?
  2. 1. 体の疲労や睡眠不足が原因
  3. 2. 精神的な疲れが原因
  4. 3. そもそも、やりたくないことをしている
  5. 4. 頑張り過ぎている
  6. 5. 挫折を経験
  7. 2. 頑張りたくないと思ったときに気持ちを切り替える方法
  8. 1. 仕事を休んでリフレッシュする
  9. 2. 睡眠を十分にとる
  10. 3. 好きな趣味などに没頭する
  11. 4. 仲の良い友人や恋人、家族と過ごす
  12. 5. 我慢しないで泣いてみる
  13. 6. 何もしないことも大切
  14. 3. 頑張りたくないと思ったら無理をする必要はない
  15. 4. まとめ

仕事をしていても「頑張りたくない」と感じてしまい、何をしてもやる気が出ないと悩んでいる方も多くいます。今まで普通に頑張れていたことが、突然頑張れなくなってしまうのには、どのような原因があるのでしょうか?

本記事では、「頑張りたくない」と感じる原因や対処法などを紹介しています。
頑張らなくてはいけないけれど、「頑張れない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

なぜ、「頑張りたくない」と思ってしまうの?

「仕事を頑張りたくない」「勉強を頑張りたくない」と、生活しているうえで悩み事を抱えてしまうのは、誰しもが経験することでしょう。漠然と「頑張りたくない」と悩み込んでしまうと、余計に疲れたり、落ち込んだりすることもあるかもしれません。

「頑張りたくない」と思う感情は体や心が疲れてしまい、休みたがっているサインともいえます。そのため、まず自分がなぜ「頑張りたくない」と思ってしまうのかを知り、対策を取ることが大切です。

「頑張りたくない」と思ってしまう原因はさまざまなものがありますが、以下で代表例をご紹介しますので、自分に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

体の疲労や睡眠不足が原因

体の疲労や睡眠不足も「頑張りたくない」という感情の原因です。
例えば、仕事で残業して夜遅くまで頑張っていたり、受験や資格の勉強のために頑張っていたりして疲れてしまうと、「頑張りたくない」と思ってしまうことがあります。

また睡眠不足になると、ストレスを感じやすく心の負担にもなり、悪循環に陥ることもあるので注意が必要です。

精神的な疲れが原因

精神的な疲れも「頑張りたくない」と思う原因の一つです。
仕事やプライベートに関わらず自分にとって精神的ショックがあると、「頑張りたくない」と悩むこともあるでしょう。
特に、友人や家族との別れ、失恋などは精神的ショックを大きく感じることがあり、精神的な疲れにもつながります。

そもそも、やりたくないことをしている

そもそも、やりたくないことをしているのが理由で「頑張りたくない」と思う方は多くいます。自分がやりたくない仕事や勉強を無理やり頑張ろうとしても、やる気が出ないのは当たり前です。

やりたくないことを頑張るのはとても難しいので、悩む必要はありません。人は、楽しいこと、興味があること、対価として何かが得られるものでなければ、誰しも「頑張りたくない」と思ってしまうでしょう。

頑張り過ぎている

日頃から仕事や勉強に夢中になり過ぎていると、突然、体の疲れから「頑張りたくない」と思ってしまうことがあります。
また、一つの目標に向かって頑張っていた人が、目標を達成し、目標を失ってしまうと「燃え尽き症候群」と呼ばれる、何もしたくない無気力な状態に陥ることもあります。

目標を達成し、次の目標がなくなってしまったときに虚無感を感じやすい人は、頑張り過ぎが原因かもしれません。

挫折を経験

努力をしてきたのにも関わらず、仕事で目標に達成できなかった、受験で失敗してしまったなど、挫折体験がトラウマとなって「頑張りたくない」と思う方もいます。行ってきた努力が大きいほど、挫折による心理的ダメージも大きくなるでしょう。

また、トラウマを持っていると「どうせ頑張っても駄目だろう」と、次の失敗も恐れてしまい、頑張る気力を失ってしまいます。

頑張りたくないと思ったときに気持ちを切り替える方法

 

頑張りたくないと感じたときは、一度原因となっていることから離れて、心や体を休ませることが大切です。「頑張らなくてはいけない」と、無理に頑張ろうとすると精神的に病んでしまったり、体調を崩してしまったりすることもあるでしょう。

「頑張りたくない」という気持ちを改善したい方は、以下の方法を試してみてください。

仕事を休んでリフレッシュする

体や心の疲れが原因で「頑張りたくない」と感じるのであれば、思い切って休んでみましょう。休みを取ってリフレッシュすると「明日は頑張れる」と気持ちの切り替えができることもあります。

職場や学校の状況によっては、休みづらい環境かもしれませんが、体や心を休ませてあげるのは大切なので、一度勇気を持って休むようにしましょう。

睡眠を十分にとる

睡眠不足が原因となっている場合、睡眠を十分にとるようにしましょう。
睡眠不足は疲労の回復を妨げたり、イライラや不安感など精神的にも悪影響を与え、「頑張りたい」という気持ちを失う原因となるかもしれません。

また、睡眠時間だけではなく、睡眠の質も非常に大切です。眠る直前まで、パソコンやスマートフォンを利用している方が多くいますが、画面から発せられるブルーライトによって脳が覚醒してしまい、睡眠の質に悪影響を与えます。

眠る30分前にはパソコンやスマートフォンの利用を控え、脳を休めて質の高い睡眠をとるように心がけましょう。

好きな趣味などに没頭する

頑張れないことをするよりも、気分転換に自分が好きな趣味などに没頭するのもよいでしょう。
趣味や好きなことに夢中になると脳内にドーパミンという、神経伝達物質が放出されて幸福感や至福感を感じ、気分もリフレッシュされます。

仲の良い友人や恋人、家族と過ごす

「頑張りたくない」と感じているときは、恋人や家族、仲の良い友人と一緒に過ごすだけでも、気分がリフレッシュされます。また、不安や悩みの相談に乗ってもらえれば、安心した気持ちになれるでしょう。

安心した気持ちになると、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が放出され、やる気を向上させるドーパミンや、心を安定させるセロトニンの働きの助けにもつながります。

我慢しないで泣いてみる

「頑張りたくない」という気持ちがつらいときは、我慢しないで泣いてみると精神的に楽になることもあります。普段から、泣いてはいけないと泣くのを我慢する方もいますが、決して泣くのは悪いことではありません。

実は泣くことによって、プロラクチンやACTH、コルチゾールといった物質が分泌され、ストレスの軽減につながります。「泣くとスッキリする」という方が多いのはこの物質の影響によるものです。

泣きたいときは我慢をせずに泣いてみるのもよいでしょう。

何もしないことも大切

何をしても「頑張りたくない」と思うのであれば、何もしないことも大切な行動の一つです。何もしないのは悪いことだと、とらえられがちですが、何もしないことによって体や心の疲労が回復しやすくなります。
何もしないことで体と心が休まってから、次の行動を考えるのも大切です。

頑張りたくないと思ったら無理をする必要はない

頑張りたくないときは、無理して頑張る必要はありません。誰しも人間なので、その日の体調によっても気分が左右されてしまい、毎日頑張ることは難しいでしょう。

毎日頑張るのではなく、しっかりと体を休めながら気持ちを切り替え、頑張れるときに頑張ればいいのです。また、無理をして頑張り続けてしまうと、気持ちに押しつぶされてしまい、うつ病のリスクも高まってしまうでしょう。

もし、長い期間「頑張りたくない」という気持ちが続いてしまい、気持ちの切り替えができない場合は、すでにうつ病の可能性があるので、病院の診察を受けるのがおすすめです。

まとめ

「頑張りたくない」と感じるのは、肉体的、精神的な疲れが原因になっている可能性が高いです。「頑張りたくない」と思ったときの対処法としては、仕事や学校を休む、睡眠を十分にとる、好きなことに没頭するなどが体と心を休ませてあげるのに効果的です。

また、頑張りたくないときに無理をして頑張ってしまうと、精神的な不安が大きくなってしまい、うつ病になってしまう可能性もあります。「頑張りたくない」と感じるのは人間であれば誰しもが感じる感情なので、無理に頑張り過ぎず、悩み続けないことが大切です。