目次
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  1. 1. 日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは
  2. 2. これから日本語教師を目指す方の2つのルート 
  3. 3. 2024年中に日本語教師養成講座を受講された方(すでに日本語教師養成講座を受講した方、修了された方)
  4. 4. ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座はどのルート?
  5. 5. 今から日本語教師を目指される方へ

日本語教師の国家資格「登録日本語教員」とは

「登録日本語教員」は日本語教師のはじめての国家資格です。2024年(令和6年)4月から国家資格になります。
「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(令和5年法律第41号)に基づき、
「認定日本語機関」などの日本語教育機関にて、日本語を教える教員として働くために必要となる資格です。
第1回試験日
 2024年11月17日(日)
  受験の手数料は18,900円です。ただし、基礎試験の免除を受ける者は17,300円、経過措置により基礎試験及び応用試験の免除を受ける者は5,900円です。
  登録日本語教員の登録の手数料は4,400円です。
受験資格
  学歴・国籍・年齢関係なく受験できます。
今後は
 認定日本語教育機関の教員となるためには登録日本語教員となる必要があります。
 他方で、認定日本語教育機関以外の機関では登録日本語教員の資格を有する必要はありません。

これから日本語教師を目指す方の2つのルート 

養成機関ルートと試験ルートの2つになります

2024年12月以降に登録日本語教員養成機関と登録実践研修機関で養成課程を受講開始し、修了される方は養成機関ルートになり、「応用試験」のみの受験が必要です。

試験ルートは「基礎試験」「応用試験」を受験合格後 登録実践研修機関にて教育実習等の受講が必要です。

2024年中に日本語教師養成講座を受講された方(すでに日本語教師養成講座を受講した方、修了された方)

登録日本語教員の資格に係る経過措置が設けられています

Cルートは必須の50項目に対応した課程修了者 (但し学士(大学卒)以上) → 応用試験のみ受験 唯一の「現職者に限らず」のルートです。

Dルートは「必須の50項目「対応前」の課程」 (D-1 D-2ルートの違いは下記に記載します)
1. 現職者であること(日本語教師として1年以上実務についていること)
2. 現行告示基準教員要件に該当する日本語教員養成課程等を修了していること
3. 学士、修士、または博士の学位を有すること

Eルートは日本語教育能力検定試験合格者
合格した時期によって、いずれかになります。ただし、現職者であることが条件です。

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座はどのルート?

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座は
2024年3月29日に文化庁から「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」に認定されました
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94040601_01.pdf
①2019年7月11日以降受講の方(E-ラーニング講座として受講された方)はCルートに該当します
今後受講予定の方(学士卒以上の方に限る)もCルートに該当します
学士卒に該当されない方はヒューマンアカデミー日本語教師養成講座は第1回登録日本語教師養成機関と登録実践研修機関に登録申請予定です
(順調にいけば12月以降に登録日本語教師養成講座を開講予定で進めていますのでお待ちください。)
②2012年4月1日以降にヒューマンアカデミー日本語教師養成講座を受講された方は
「平成12年報告に対応した日本語教員養成課程等」として確認が取れた養成講座を受講されています
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94040601_02.pdf
(学士以上で現役の日本語教師をされている方はD-1ルートです)

今から日本語教師を目指される方へ

今まで日本語教師の勉強をされ国家試験には自信があるという方を除いては経過措置のCルートに該当するスクールで受講されることをお勧めします。
「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」に認定されていない養成講座を受講されると現役の日本語教師として就職できなければD-1ルートに該当せず、試験ルートでの受験となります。
第2回目以降の登録日本語教員試験が発表されていませんが、基本どこのスクールの養成講座も1年位の受講期間が必要です。
来年秋にも試験があるとしたら、今から学び始めるのが一番の近道となります。
学士卒以上では無い方は、早くて2024年12月以降に登録養成機関となるスクールが発表されますのでそれ以降に「登録日本語養成機関」と「登録実践研修機関」両方に指定されたスクールで学んでください、応用試験のみの受験となります。

参照

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/93964001_03.pdf