- 1. 在宅ワークで副業をするメリット
- 1. 稼ぎながらスキルを身に付けられる
- 2. 自宅でのすき間時間を有効活用できる
- 3. 自分のペースで仕事量を調整できる
- 4. 周りに気をつかわず1人で仕事を進められる
- 2. 在宅ワークで副業をする場合の選び方
- 1. スキルに直結する副業がおすすめ
- 3. スキルを磨ける在宅ワークの副業とは
- 1. プログラミング
- 2. Webライター
- 3. ブログ(アフィリエイト)
- 4. デザイン関係
- 5. コンサル業務
- 4. 在宅ワークの副業をする際に注意すること
- 1. 本業に支障をきたさない範囲にとどめる
- 2. 確定申告をおこなう
- 3. 社会人としてのマナーは守る
- 5. 在宅ワークでの副業はスキルを高められるものを選ぼう
諸般の事情によって、私たちの生活に浸透した在宅ワーク。この在宅ワークという働き方、実は副業との相性がとても良いのです。
今回は在宅ワークで副業をするメリットと選ぶ際のポイントを解説していきます。各副業の特徴を理解し、自分に合った副業を選びましょう。
在宅ワークで副業をするメリット
在宅ワークでの副業はどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを知っておくことで、より有効に副業をすることができます。ここでは在宅ワークで副業をすることのメリットを紹介していきます。
稼ぎながらスキルを身に付けられる
在宅でできる副業は本業とは異なるスキルが身につけられる場合が多く、様々な経験をすることができます。未経験の仕事なので慣れるまでは大変ですが、自分の力で稼ぐ能力が身に付くので将来の収入が安定する可能性があります。
自宅でのすき間時間を有効活用できる
在宅ワークと副業を組み合わせることの最も大きなメリットは、すき間時間を有効活用できることでしょう。空いた時間をお金やスキル習得に換えることができます。早朝や夜間など平日の仕事が入っていない時間を有効活用したい人には特におすすめです。
本業においてメールの返信が返ってくるまでの待機時間など、すき間時間は意外と多いものです。もちろん、本業をしない休日に副業をすることもできるので、平日のすき間時間と組み合わせて十分な成果をあげることも可能です。
自分のペースで仕事量を調整できる
在宅での副業は自分のペースで仕事が進められるものが多く、仕事量の調整がしやすい特徴があります。予定が入っている週末は案件を減らすなど、自分のスケジュールに合わせて柔軟に仕事量をコントロールできます。
事前に仕事量や納期に余裕を持たせておくことで、不慮の事故や体調不良など業務が困難な場合でも対応することが可能です。余裕を持ってスケジュールを組んでおくことで、旅行などで長期休暇を取ることもできます。
周りに気をつかわず1人で仕事を進められる
在宅での仕事は、基本的には他の人と直接対面して働く必要がありません。よって、1人でコツコツ仕事を進めたい人にとって合っている働き方です。服装についても自由なことが多いので、作業しやすい服装や髪型で業務に当たれるのもメリットです。
また、BGMを流したり、好きな飲み物を飲みながらリラックスして仕事に向かうことができ、作業効率が上がる人も多いでしょう。ニュースで最新の情報をインプットしながら作業することも可能です。もちろん休憩や食事時間についても自由なので、自分に合ったタイミングでリフレッシュすることができます。
在宅ワークで副業をする場合の選び方
副業をするメリットを知ることができたら、実際に自分に合った副業を選んでみましょう。ただし、副業といっても様々な種類があります。在宅ワークでの副業はどのような基準で選ぶべきなのでしょうか?ここでは在宅ワークでの副業を選ぶ際に、念頭に入れておくべき考え方を紹介します。
スキルに直結する副業がおすすめ
在宅ワークに関わらず、スキルの向上が期待できる副業がおすすめです。
例えば、プログラミングやライティングといった専門的なスキルを身に付けられる副業は、どんな企業と仕事をする際でも活かすことができます。今の本業の会社から転職したいと考えた場合においても、副業での経験を有効活用することができます。
また、専門的なスキルを磨いておくことで転職先の選択肢が広がります。
高いスキルが必要な仕事は案件の単価も高くなる傾向にあるので、副収入としては心強いものになります。本業を退職後はすぐに仕事が見つかるとは限りませんので、転職活動中の収入源にもなります。ある程度の収入があることでじっくりと転職活動ができるのは副業のメリットといえます。
スキルを磨ける在宅ワークの副業とは
ここでは在宅ワークが可能であり、なおかつスキルを磨くことができる副業を紹介していきます。未経験からチャレンジできる仕事もあるのでチェックしてみましょう。
プログラミング
本業がエンジニアであれば最もおすすめできる副業です。
プログラミングには様々な言語や技術がありますが、本業と同じ技術の副業を選択することで、よりスムーズに成果を上げることができるでしょう。本業に加えて、より多くの成果物を制作することで、スキルアップにも繋がります。また、本業がプログラミングと無関係の方も独学でプログラミングを勉強することは可能です。
将来エンジニアを目指しているのであれば、副業で手を動かしながら知識を身につけていくことで、転職後に即戦力エンジニアとしての活躍が期待されます。
Webライター
WebライターとはWebサイトに掲載する記事を、クライアントからの依頼に従って執筆する仕事です。もし自分の専門的な分野があるなら、その領域の案件で執筆するのがおすすめです。
専門性が高ければ高いほど、より高単価での仕事を受けることができます。また、Webライティングではただ文章を書く力だけでなく、他にも様々なスキルを得ることができます。例えばSEOキーワードを意識したライティングスキル、物事を分かりやすく解説するスキルは、Webマーケティングや営業、プレゼンテーションなどの分野にも応用できるので、汎用性の高いスキルといえるでしょう。
ブログ(アフィリエイト)
アフィリエイトとは、Webサイトで成果報酬型の広告収入を得ることを指します。
収益の流れとしては、自分のWebサイトに、広告主である企業の商品やサービスの広告を掲載し、サイトの閲覧者がその広告をクリック、または商品を購入することで紹介料が入ります。アフィリエイト広告を掲載するために、自分のWebサイトを作成し運用していくことになるので、自然とWebに関する知識が身に付いていきます。
収益化までには時間がかかることが多いので、挫折しやすい副業ではありますが、Web系スキルの向上が見込めます。特にSEOやマーケティングツール関連のノウハウはWebマーケティングの業務においては必須となります。将来的にWeb系での独立を考えている人にとってはおすすめの副業といえるでしょう。
デザイン関係
デザイン関係の業務とは、雑誌、広告、Webに関わらず、企業のロゴやサイトのデザインなど幅広い分野を指します。デザインで価値を出すことは一定のセンスが問われるため、普段からデザイン関係の仕事をしている人ほどおすすめです。
業務としてデザインを未経験の人がデザイナーとして案件を受注することは比較的困難だといわれています。ただし、最初の間は案件の単価を少し落とすことで受注することも可能です。一旦は採算を度外視して、デザインの勉強の一環として取り組み、少しずつ知識と経験を積むことが必要です。やがては経験者レベルの知識を身に付けて高単価の案件を受注することができるでしょう。
また、デザイン関係の仕事は会社の印象を左右するような、やりがいのある業務を任されることも多く、副業としてはモチベーション高く継続できるでしょう。また、成果物は自分のポートフォリオとして蓄積することができるので、転職や副業から本業へのシフトもしやすい仕事といえるでしょう。
コンサル業務
コンサルタントとは、相手の抱えている様々な課題に対して解決法を提案する仕事です。
ITコンサルや経営コンサル、マーケティングコンサルなど、専門分野ごとに特化している場合が多く、企業に対してアドバイスを提供するような仕事全般がコンサルタントと呼ばれることもあります。会社の経営全般に関わることもあるので、将来的に起業などの独立を考えている人にはおすすめです。
また、本業と関連性の高い業界でのコンサル業務であれば別途知識を習得する必要性が低く、効率よく稼ぐことができます。もちろん、現状の知識では不十分な場合は知識習得に努める必要がありますが、副業を通じて自身に不足しているノウハウに気付くことは本業に良い影響を与えることにも繋がります。
コンサル業務は本業の空いている時間で取り組むことも可能です。コンサルを行うクライアントとの関係性にもよりますが、基本的にはコンサルの役割は問題に対して解決に導くようなアドバイスや指針を示すことのため、いつ、どこで仕事をするかは問われないことが多いです。また、コンサル業務のような提案型の仕事は、企業に対して与えるインパクトが大きいので、他の副業に比べて多額の報酬を受け取ることができる可能性があります。自分の価値をクライアントに認識してもらうことができれば、報酬の交渉をすることもできるでしょう。
在宅ワークの副業をする際に注意すること
たくさんのメリットがある副業ですが、もちろん良いことばかりではありません。ここでは在宅ワークの副業をする際に注意するべきことを紹介します。考え方や制度をしっかり理解して、正しいスタンスで副業に取り組みましょう。
本業に支障をきたさない範囲にとどめる
当然ですが、本業がメインであることには変わりはありません。副業を行う場合には、本業に支障をきたすような働き方をするべきではないでしょう。制度上は副業を容認する企業は増えてきてはいますが、それは本業に影響がない前提での話であることは踏まえておかなければなりません。
特に会社勤めのサラリーマンの場合、副業に没頭しすぎて体調を崩したり、本業の合間に副業をしていたりすると、会社からの信用を失うことにも繋がります。
また、ほとんどの副業は、比較的短時間で取り組むことが可能ではありますが、その品質を高めようとするにつれて多くの時間が必要となります。あくまでも副業であると考えて、必要以上に時間と労力をかけないようにしましょう。
その際、作業時間や納期のコントロールが効くような副業を選ぶことが重要になってきます。厳しい納期が設定されているような副業を選択してしまうと、睡眠時間を削って強引に対応しなければならなくなります。睡眠不足などから健康面を侵害してしまうと、本業に影響を与えてしまうことになります。
確定申告をおこなう
副業においても確定申告が必要となってくる場合があります。副業での収益が年間20万円を超えた場合は、本業とは別途、確定申告をおこなう必要があります。また、住民税は副業で得た金額の大きさにかかわらず申請する必要があるので注意が必要です。
勘違いしたまま無申告となり、後に役所に指摘されて追徴課税という形で多額の税金を徴収されるケースも多いです。追徴課税を納めなかった場合、滞納処分を受けて、預金などの差し押さえに発展する可能性があるので細心の注意が必要でしょう。
社会人としてのマナーは守る
副業とはいえ、正式なビジネスであることには変わりはありません。成果物の納期を守らなかったり、クライアントからの返信を怠ることは、信用を失うことに繋がります。せっかく受注した案件を失うだけでなく、クライアントに大きな迷惑をかけてしまいます。そのような事態を避けるためにも、自分の能力を超えている案件を引き受けるのは可能な限り控えましょう。
在宅ワークでの副業はスキルを高められるものを選ぼう
副業は収入の柱をもう一本増やすという意識で行うことがおすすめです。
副業の選び方としては、自らのスキルを高められるものを選ぶと良いでしょう。スキルにも色々ありますが、本業に関連するスキルを習得すれば、現職での評価が高まり、給与アップも期待できます。また、本業とは別のスキルを身に付けられる副業の場合、本業の業界全体が向かい風になった時のリスクヘッジにもなります。
別分野のスキルを活かすことで、副業を本業にシフトすることで収入を安定させることができるでしょう。これらの理由から、副業は可能な限りスキルを高められるものを選ぶといいでしょう。