大学卒業後、会社員として働きながらヒューマンアカデミーで日本語教師養成講座を受講。修了前に退職し、現在はヒューマンアカデミー日本語学校で教壇に立つ。

学びながら教え始めて
自分も変わった2年

大学時代、ドイツ留学で気づいた
日本人も知らない「日本」の深さ

私は大学時代、1年ドイツ留学をしていました。そこで出会った海外の学友の中に日本語を学びたい人が何人かいたため、お互いの国のことや言葉を教えあうことにしたのです。

でも、いざ指導してみると、私は彼らの素朴な質問にうまく答えられませんでした。
「将来と未来ってなにが違うの?」
「平仮名はなぜこの書き順なの?」
それまで当たり前のように話してきた日本語のことを、自分はまったく知らなかったのだと、改めて気づかされた経験でした。

卒業後は一般企業に就職。でも3年以内には、自分がきちんと熱意と誇りを持てる仕事を見定めたい。そう考えていたとき出会ったのが、ヒューマンアカデミーの「日本語教師養成講座」でした。

東京から大阪への転校を経て
受講後半から非常勤講師に

まだ東京の会社に勤務している時に受講を始め、その後、退職を機に実家である関西に戻ったため、大阪校に転入。さらに2年目の秋からは、受講生のかたわら非常勤の講師として働かせていただきました。

私はもともと、自分から積極的に話をするタイプではありませんでしたが、教壇に立ったらそうはいきません。質問しやすいクラスの雰囲気をどうつくるか。十人十色な生徒の疑問にどう答えるか。日本語と文化の知識を深めると共に、自分自身の性格や え方も大きく変わったと思います。

現在は再び東京で日本語教師をしていますが、集まる生徒の国籍や関心によって工夫が必要なクラス運営には、まだまだ手探り。それでも、熱心に学ぶ彼らを支えるために、自分もより成長しなくてはと努める日々です。

なりたい時が学び時!

勝股 良明さん 銀座校
2019年2月期入学
2020年10月期 日本語教育能力検定合格

ヒューマンアカデミーは2020年度の日本語教育能力検定試験で63.6%という高い合格実績を出しました。そこで今回は初めての検定試験で一発合格した受講生の方へ本番までのスケジュールや効果のあった勉強方法を聞いてきました!

定年後の人生を考えて
単身赴任中に検定合格!

製造業が盛んな地元で帰郷後、
人の役に立つ資格を

製造系の企業に勤務する勝股良明さんは、2018年(11月)に石川県から単身赴任で東京へやってきました。家族と離れての暮らしにも慣れ、2021年の定年退職を見据えて、将来なにをするかと考えるようになったそうです。

「私の地元である石川県の小松市は、製造業が盛んな町です。当然、多くの外国人就労者や実習生がやってくるのですが、彼らが日本語を学べる学校は、県内には数えるほどしかありません。

自分も職場で外国の方とのコミュニケーションに苦労した経験から、日本語教師の資格を取れば、遠い日本で頑張る皆さんをサポートし、地域に貢献できるだろうか…と考えたのが、受講のきっかけです」と勝股さん。
2019年の2月、勤務先に近い銀座校で、毎週日曜日のコースを選んで学び始めました。

週一のコースと地道な自習、
的確な指導でみごと一発合格!

「入学当時から、検定に挑戦するのは2年後の秋と決めていました。学習は週に1回の授業と、自分なりに受検対策をコツコツと。もともと理系出身なので、計画を立てて物事を進めていくのはあまり苦になりませんでした。
都合で講義に出られない日も、他の教室に振り替えてくれるなど、柔軟な対応をしていただいたことにとても感謝しています」。

合格のためには、とにかく過去問をしっかり、という講師のアドバイスを受け、試験本番までのスケジュールを構築。予定通りにいかないことも考えて、週1日リカバリデーを設けるなど、理系らしい発想で受検に挑みました。「印象に残っているのは、寒川先生の〝だいたい分かるでは、検定試験は厳しいです。きちんと理解して対策してください〟というアドバイス。あの言葉で、検定試験への姿勢や、人に教えるために教師を目指しているんだという自覚が生まれました」。

みごと一発合格を勝ち取って、7月に帰郷する勝股さん。まだ入り口に立ったばかりと言いながら、まずは地元の国際交流協会と相談し、個人や企業にこのスキルを役立てる機会を作りたいと意気込んでいます。

試験本番
まで!

勝股さんの学び方

STEP01
2020年3月〜

試験まで、月別の大まかな
計画を立てる

テキストのボリュームで心折れないよう、5分野のざっくりとした長期スケジュールを設定した後、月ごと・週ごと・日 へとブレイクダウン。

POINT
1週間の中に1日、補正日を設けたことで、遅れた分を取り戻すことができる。
予定通りにできないという焦りが解消でき、気持ちに余裕が持てる。
STEP02
2020年5月〜

計画通りにいかない理由、
不得意カテゴリを研究 
自分なりの学習方法を模索

自己流で取り組んでいると、どうしても進みや えが悪い、やりにくいという箇所が出てくる。その場合は固執せず、すみやかに 道修正を図る。
もちろん講師の先生たちにも相談したが、自分の不得意分野である聴解などの対策には、ネットで見つけた学習動画などもよいヒントになった。
私は「聴解」が苦手だったので、講義DVDと音声CDを録音し、通勤時間なども利用して毎日ヒアリングした。繰り返し聴いた甲斐あって、一度〝耳ができる〟とぐっと聴き取りやすくなり、苦手意識を払しょくすることができた。

STEP03
2020年6月〜

「過去問集」を繰り返し解く
最初は時間を気にせず、
後半は時間内にを意識して

ある程度、不得意分にも自身がついてきたところで、過去問に取り掛かる。最初は時間を測らずに解いて、自分はどの分野に時 がかかるのかを把握。
その後、本番の時間にあわせて解き、どこで点を稼ぐか、(どこを諦めるか)といったペース配分を考えつつ、本番まで何回も繰り返した。

教材テキスト
EXAM試験
2020年10月

いよいよ検定本番!

POINT
本番に挑む心構え、本番の雰囲気を掴むには、寒川講師の対策講座がとても役立った。
取れるところで取りこぼしなく加点し、上位20%に入るコツは、やはり自分なりのペース配分にあり!
みごと合格!

担当講師のコメント

寒川 太一講師
日本語教師
日本語教育コンサルタント/日本語教育YouTuber

勝股さん、合格おめでとうございます。昨年は検定対策講座はもちろん、検定本番もコロナ禍の中での実施となりました。オンライン講座でも試験本番の雰囲気が伝わったと伺って、とても嬉しく思います。
日本語教育能力検定試験は、受検者数の上位約20%が合格となります。例年の合否ラインは、240点中7割(170点前後)といわれますが、やはりよい成績であればあるだけいい。そのためにはやはり、分かっているところでしっかり得点すること。そして詰まったところに時間を費やしすぎないことがポイント。
ほぼ半日かかる試験ですから、体調管理や服装なども重要なんです。

日本語教育能力試験

コロナ禍の中でも

ヒューマンアカデミー
2020年度 合格者

63.6%

※全国平均23.8%

63.6%
合格者のよろこびの声
  • コロナで通学できず不安でしたが、オンライン講座を何度も聴いたおかげで合格できました。ありがとうございました。
  • 過去問やセミナーで問題の出方をつかめた他、弱点を自覚しピンポイントで対策することが出来ました。満点を狙う必要はないという事、問題が多いため時間配分が大事という寒川講師のアドバイスが効きました。

日本語教師の資格が
国家資格になるって本当?

日本語教師の資格の国家資格化(通称:公認日本語教師)に向けて文化庁では
「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が設置され2021年7月に報告案がまとまる方針のようです。
いよいよ2024年以降には国家資格化が実現されるかもしれません。

日本語教師の資格制度創設の目的って?
  • 日本語教師の量の確保
  • 日本語教師の多様性の確保
  • 日本語教師の資質・能力の証明
多様化に対応できる専門の知識と能力を習得し日本語教育の質を向上させるために、日本語教師の国家資格化の創設が進められています。
TOPICS
先日「指定日本語教師養成機関」の過程修了者は筆記試験の一部及び教育実習を免除することができるものとする、という案が発表されました。ヒューマンアカデミーは「指定日本語教師養成機関」ですので公認日本語教師の資格を目指す方にとっては安心して学べるスクールです。

※2021年7月現在の情報です

コレが私の日本語教師STYLE

ヒューマンアカデミーでは毎月、日本語教師によるオンランセミナーを開催催しております。
今回は中国で活 する笈川幸司氏による「中国の日本語教育事情~20年の教師としてのキャリアとコロナ禍の現状~」セミナーのレポートをお届けします。

「全ての出会いに
意味があること」を知った 素晴らしい出会いから日本語教師として
私が歩んできたこれまでの道のりとその活動

日本語教師という
職業の中にあった「出会い」

私は1994年に留学後、一旦帰国したものの2001年には再び中国へ渡り、現地の専門学校のような所で日本語教師として働いていました。
中国で日本語教師になって2カ月が経った頃のことです。ある出会いが訪れ、私はその後20年間、日本語教師の道をまっすぐ歩むことになりました。

ある日、専門学校での私の授業を見学していた方の紹介を受け、清華大学へ見学に行くことに。日本ではありえない出来事
ですが、なんと私は見学後に面接を受けてそのまま清華大学に採用されることになりました。今思えばこの方が私を新たな出会いへ導いてくれるキーパーソンでした。
清華大学で働くことになった私は、新たな出会いを重ね、一人のスーパーマンに出会いました。駒澤千鶴先生です。

理想の日本 教師像のため私が見出した答えは、得意な「スピーチ指導」を磨くことでした。
中国ではスピーチ大会で優秀な成績を修める大学が2つあります。北京外国語大学と北京第二外国語大学です。まずはそのレベルを知るべく、私はそこの学生を呼んでスピーチを行い、それをお手本に練習を重ねました。

授業の幅を広げ、新たなステップへ

「入学当時から、検定に挑戦するのは2年後の秋と決めていました。学習は週に1回の授業と、自分なり受講・受検対策をコツコツと。もともと理系人間なので、計画を立てて物事を進めていくのは得意な方です。
都合で講義に出られない日も、他の教室に振り替えてくれるなど、柔軟な対応をしていただいたことにとても感謝しています」。

スピーチにおける発音指導に自信が付いた頃のことです。当時、東京外国語大学の日本語音声学の権威であった駒澤教授と連絡を取る機会があり、私が東京へ帰国した際に直接、私の授業ビデオを見て頂くことになりました。それを機に駒澤教授に日本語 の音声学とアクセントについて学生と共に一から学ぶことになったのです。
そして私は、学生にスピーチとプレゼンテーションを徹底的に指導していくことになりました。日本語教師として指導の幅が広がったのです。

恩師との出会いと日本語学習サークル

次に日本語教師としてある程度経験を積んだ頃のお話です。北京大学や清華大学の学生が中心となり100名ほどの学生が集まった日本語学習サークル「こだま」が月に一回、コンクールを開いていました。
2006年、私はこだまに所属している学生と一緒にある先生へお手紙を書き、北京へお招きすることに。お招きしたのは世界日本語作文コンクールを毎年開催している、大森和夫・弘子先生です。

大森先生は元々中国の日本語作文コンクールを30年間に渡り開催していた方でした。大森先生が育てた教え子は各大学の学部長になるなど、中国では有名です。
お招きした際には、北京で全国日本語スピーチコンテストを開催して下さいました。
そしてお付き合いが始まりましたが、大森和夫・弘子先生はいつもクールで格好良く、私の背中を押してくれる存在でした。大森和夫・弘子先生は私の日本語教師としての人生になくてはならない方です。

その後笈川さんの活動は中国から世界へと広がっていきます。話の続きが気になる方は「にほんご日和」のサイトをご覧ください。
笈川 幸司
PROFILE

笈川 幸司さん

埼玉県所沢市生まれ。日本大学文理学部教育学科学士、北京外国語大学北京日本学研修センター修士。
2014年日本語オンラインアクセント辞書『OJAD』を開発した東京大学峯松研究室から招待を受け、『中国人学習者への発音指導』をテーマの講演会を皮切りに、2015年に欧州14カ国21都市で、2016年に中南米、オセアニア、東南アジアを周り、世界一周講演を実施。峯松信明教授と米ボストン大学で行われた国際シンポジウムで共同発表を行った後、発音矯正の秘訣を解き明かすため、筑波大学、早稲田大学をはじめ、世界各地の大学・研究機関から招待を受け、模擬授業やセミナーを実施する。現在、中国10大学で客員教授をつとめる。

日本語教師についてもっと知りたい方は
「にほんご日和」のサイトをご覧ください

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