目次
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  1. 1. 私の中の葛藤が、心理学と巡り合わせてくれた。
  2. 1. ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。
  3. 2. 仲間のおかげで知った「本当の自分」。オンラインだからこそ、自分をさらけ出せたのかも知れない。
  4. 1. 実際に受講してみていかがでしたか?
  5. 2. 受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。
  6. 3. 戦うのは他者と比べて生まれた劣等感じゃない。「自分自身」だった。
  7. 1. 受講前と受講後の変化はありますか?
  8. 4. カウンセリングを通して、子供たちに「生きやすさ」を届けたい。
  9. 1. 今はどんなお仕事をされていますか?また、今後の夢や目標について教えて下さい。
  10. 5. 可能性の枠を飛び越え、「自信」を手に入れる。
  11. 1. 今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

ポジティブ心理学プラクティショナーⅠ・Ⅱ

小松直美さん

ポジティブ心理学を通して心許せる仲間やトレーナーに出会い、優しい空間の中で「本当の自分」を見つけたという小松さん。

そんな小松さんは今、自分の可能性の枠を飛び越え、次なる目標へ大きく羽ばたいています。

今回は、そんな小松さんの受講ストーリーを伺いました。

私の中の葛藤が、心理学と巡り合わせてくれた。

ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。

私は以前から他人の言動に左右されやすく、「自分が選択した人生を生きたい。」という葛藤を抱えていました。

そんな中で知人を通して偶然知った、心理学。

ある日、ヒューマンアカデミーへ相談しに行ったことをきっかけに学んでみたいと思い、心理学の世界へ飛び込みました。

窓口の担当の方に「絶対に変われますよ!」と背中を押して頂いて、まず学び始めたのはNLPです。

仲間やトレーナーに恵まれ、NLPはマスターまで修了。

私は前々から興味があったカウンセラーの仕事を目指すようになったのですが、トレーナーの先生を通して参加したNLPのセミナーでもっと深く知りたいと思う、心理学のとある分野に出会いました。

それがポジティブ心理学です。

セミナーはネガティブな感情の扱い方を科学的に考えていくもので、とても興味深いものでしたね。自分の体験と重ね合わせながら話を聞いていく内にポジティブ心理学をもっと深く学びたいと思いました。

仲間のおかげで知った「本当の自分」。オンラインだからこそ、自分をさらけ出せたのかも知れない。

実際に受講してみていかがでしたか?

ポジティブ心理学は受講する度に私に気付きを与え、ワクワクさせてくれました。

自分の強みを発見するワークがあったのですが、自分が思っていた強みと他者から見た私の強みがまったく違っていたのが面白かったです。強みを教えてくれた仲間が視点を変えて私を見てくれたことがとても刺激になりました。

zoomでの受講でしたが、色々な感情が湧き出て泣いたり大笑いしたり、なかなか人前ではできないことが自然にできる空間でしたね。仲間との一体感がすごく感じられました。すごく不思議な感覚です。

zoomなのに対面授業よりも仲間との親近感を感じられたのは、実際に対面するとその場の雰囲気だったり、大勢の他者の目を意識して隠してしまう自分の一面を、殻を破ってオープンにできたからだと思います。オンラインだからこそ、自分の感情を自由に出せました。

受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。

感謝の手紙を書くワークがとても印象的でした。

普段口に出せなかったことを手紙に書いて発表したのですが、感情が溢れ出てきた瞬間でしたね。

頭で考えて書くのではなく、心で書くという感覚は今までに体験したことがなかったので、印象に残っています。

私は父に向けた手紙を書きました。

父は学びを大切にしていて、立ち止まっていては何も得られないから、とにかく行動するという人です。

私自身もその教えが人生に活きていると思っていて、そんな父への尊敬を伝える手紙を書くことにしました。

発表した時にトレーナーの先生に「僕をお父さんだと思って手紙を読んでみて。」と言われ、讃岐弁で読んだのですが、実際に父に伝えている感覚になり、感極まってしまいましたね。

自分の中で隠してきた感情が溢れ出して、やっと言葉にできるようになった瞬間でした。

その時、ルームにはふわぁ~っとした幸せな空気が流れていたのが心地良かったです。

また、毎日寝る前にその日にあった良かったことを3つ書き出すワークがあったのですが、それがなければ感謝の手紙へ辿り着けなかったと思います。

普段の何気ない場面にも感謝があることに気付かせてくれたので、あの感謝の手紙が書けたんだなと感じました。

戦うのは他者と比べて生まれた劣等感じゃない。「自分自身」だった。

受講前と受講後の変化はありますか?

私は受講中、クラスメイトと私自身を比べてしまい、気持ちが落ちてしまうことがありました。クラスメイトには企業で働いてキャリアを積んでいる人が多く、自分の経験値のなさを感じたり…。

正直、受講していく中で気分は上がっていくものだとばかり思っていたので、自分でも予想外でした。

心の状態に関する5つの項目をポイントで表して今の自分を自己分析するPERMAというワークがあり、それぞれのポイントを線で繋ぐと円になるのですが、受講当初はその円が大きかったのに対し、受講を進めていくと徐々に小さくなっていましたね。

でも、ポジティブ心理学の創設者であるマーティン・セリグマンの言葉が、私を答えに導いてくれたんです。

「私がポジティブ心理学を選んだのではない。ポジティブ心理学が私を選んだのだ。」

この言葉が私の中でポジティブ心理学を学ぶ上でのテーマとなりました。

「なんでポジティブ心理学が私を選んだのだろう?」と考えてみると、自分の劣等感と向き合うことができ、またポジティブ心理学を学んでいく中で他人と比べる劣等感は不要なんだと気付きましたね。

みんな違って、みんな良いところがそれぞれあるんだと。

自分の中に溢れてきた自信を他者と比べることなく、大切にできるようになりました。

カウンセリングを通して、子供たちに「生きやすさ」を届けたい。

今はどんなお仕事をされていますか?また、今後の夢や目標について教えて下さい。

今年から本格的にカウンセリングの仕事を始めました。

対面・zoom・LINE電話で幅広い世代の方々のご相談やお悩みを伺っていますが、ポジティブ心理学の学びはしっかりと活きていて、私は悩みを一緒に解決していくというよりも、その悩みの原因を探し、どのように相談者の気持ちを導いていくかという伴走者のような存在でありたいと思っています。

今後は人の心を癒したり、人の役に立つことをやりたいなと考えているので「親子の心のケア」のサポートも行っていきたいです。

同じ志を持ったカウンセラーの仲間たちと、心が傷付きやすい子供たちやそのお母さんたちのカウンセリング・セラピーを開けたらなと思います。

きっと心が傷付きやすい子供にとって、寄り添ってケアしてくれる大人はその後の人生において、気持ちの面で生きやすくしてくれる存在になるのではないでしょうか。

そして、ポジティブ心理学の講座の中でトイレットペーパーを使って自分の人生の長さを視覚的に表し、残りの長さを実感するというワークがありましたが、やってみると意外と時間がないことに気付き、「即行動しなきゃ!」って感じましたね(笑)

何かに縛られたりするのが煩わしい現代の中で、自分らしさを模索している人々の役に立てたら嬉しいです。

可能性の枠を飛び越え、「自信」を手に入れる。

今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

私はポジティブ心理学の受講を経て仲間やトレーナーと出会い、今まで知らなかった自分自身の良さや可能性に気付きました。

今では「自信が溢れ出ている」と人から言われるようになりましたし、愛情・感謝という私の強みを自分自身で最大限に発揮できていると思います。

今までの私は自分の可能性に枠を作ってしまっていたので、それに気付けたのは私の人生にとって宝物ですね。

ポジティブ心理学を学ぶことは、未知の自分へ出会うきっかけになると思います。

自分自身の強みが何なのか模索していたり、他者と比べて自分に自信をなくしてしまっている人はポジティブ心理学を通して、大切なものが得られるのではないでしょうか。