目次
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  1. 1. 一歩を踏み出した私の手を引いてくれたのは、ポジティブ心理学だった
  2. 1. ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。
  3. 2. ここで得た学びを、将来へ繋げたい
  4. 1. 実際に受講してみていかがでしたか?
  5. 2. 受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。
  6. 3. 相手を理解することは、固定概念を崩すことだと気付いた
  7. 1. 受講前と受講後の変化はありますか?
  8. 4. ポジティブ心理学の学びは、いつどんな場所でも活きる
  9. 1. 今後の夢や目標について教えて下さい。
  10. 5. 「自分自身のため」 が、「人のため」になる
  11. 1. 今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

ポジティブ心理学プラクティショナーⅠ・Ⅱ

西村晴衣さん

 

初めての妊娠、出産から育児が始まり、日々追われていた中でポジティブ心理学に出会い、新たな希望と目標を見つけた西村さん。彼女は週一回のオンライン受講が心の支えとなり、自分自身も誰かの役に立ちたいと思えるようになったと言います。今回はその受講ストーリーを伺いました。

一歩を踏み出した私の手を引いてくれたのは、ポジティブ心理学だった

ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。

私がヒューマンアカデミーに出会ったきっかけは、コロナ禍のステイホーム期間中に見た「Workin Moms」という映画です。

出産した頃に丁度、緊急事態宣言が発令され世の中の暮らしが一変した中で、私はそんな環境や、産後のホルモンバランスの崩れなど体の変化にもついていけず、自分が精神的に弱っていることに気付きました。そんな中で、何気なくネットで「産後ママに適する映画」を検索した時にヒットしたのがこの映画だったんです。

出産休暇を終えて職場復帰した4人のママが、仕事と育児、夫婦関係の全てをそつなくこなそうと日々奮闘する姿を描くコメディ映画ですが、、私が印象的だったのはその中の一人、アンという女性でした。家事と育児を両立しながらカウンセラーの仕事をしているアンの姿を、私の状況と重ね合わせてみると、アンのママとしての姿が輝いて見えたんです。

この映画を見て「ママになった自分にも何かできることがあるんじゃないか。また、輝きたい。」と感じるようになりました。

そこでまずは資格の取得を目指し、偶然見かけたヒューマンアカデミーに電話したんですね。電話口で「こんなことをしたい!」と伝えたところ、紹介されたのがポジティブ心理学でした。そして、主人が背中を押してくれたこともあり、まずは一歩を踏み出してみようと受講を決断しました。

ここで得た学びを、将来へ繋げたい

実際に受講してみていかがでしたか?

これまで心理学を学んだ経験がなく、正直興味もそれほどありませんでした。しかし、機会を得てこの講座を受講し、そんな心理学に対して追及できたということは将来に繋がる良い機会になったと思います。

また、私にとって心理学は学べば学ぶほど「心理学をもっと深く研究したい!」と思えるものだったことに気付きました。

思っていたよりもすんなりと自分の中に入ってきて、授業を重ねるうちに夢中になっていたので、知らず知らずの内にハマっているという感覚でしょうか。

自分自身にも熱中できるものができて、さらに将来に向けて一歩を踏み出していると感じられたので、受講を決断して良かったです。

そして、このポジティブ心理学をもっと広めていきたいとも思いました。

友人にこの講座を受講していることを話しても、実際の勉強はそうではないのに、ポジティブって「ウキウキ、ワクワク」という印象が強いようで、やはり日本ではまだまだ認知されていないんだなぁと感じたんです。

そんな経験を通して、私はポジティブ心理学をもっと広めたいと思いましたし、もっと追及してみたいと思いました。

 

受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。

「ベストな人間関係をつくる」というワークで親切と感謝について考える機会があり、それがとても印象的でした。

特に親切については私自身新たな発見があり、考えさせられましたね。

ここでは誰かのことを大切にするなら持続的な親切をする、自己犠牲になるような親切はしないということを学びましたが、これをシャンパンタワーに例えていたのが印象に残っています。

「シャンパンタワーの一番上のグラスが自分、自分が満たされていないと一番下のグラスまでシャンパンが辿り着かないでしょう?」

講師のそんな言葉に、なんて素敵な例えなんだろうと思いました。

発想に刺激を受けたんです。私の中の固定概念が覆された瞬間でした。

このワークに関しては毎回、知ることや学ぶことが多く、楽しんで参加できていたと思います。

 

あとは、やりがいを自ら見つけ出すための「ジョブクラフティング」という授業も心に残っています。誰かのために何か自分にもできることがないか模索してみようと考えられるようになりました。そのために自分の経験を活かすことができたら良いな、と。

私自身の今後について夢と希望、そして目標が見えてきました。

相手を理解することは、固定概念を崩すことだと気付いた

受講前と受講後の変化はありますか?

ポジティブ心理学を学ぶ中で自分自身を知り新たな発見を得て、固定概念を崩すことができたと思います。

例えば、人との会話です。

受講を重ねていくうちに、私は自身の意見に対して反対の意見を言う人にイラッとしてしまうということに気付きました。

でもそれは「絶対にそう!」という固定概念があったからなんです。

固定概念は知らぬうちに私自身へもダメージを与えていたのですが、この講座で柔軟な考えを学び、相手の言葉に対しての受け取り方が変わりました。

悲しい言葉や怒りの言葉などのネガティブな全ての言葉をストレートに受け取らず、その言葉の裏側にある想いを考えてみることで、精神的に楽になりましたね。

誰かが怒っているとしたら、その裏にある想いを考えることで「自分に期待しているから」と思えるようになった、とか。

おかげで、周りの人との関係もより良いものになったと感じています。

ポジティブ心理学の学びは、いつどんな場所でも活きる

今後の夢や目標について教えて下さい。

受講開始直後は産後のママさんたちに何かできることはないかと考えていましたが、今は別の目標も持っています。

あらゆる職業のリーダーポジションの人にもポジティブ心理学が活かせるのではないかと考えているんです。

 

私は以前、109のアパレルショップ店長として勤めていたのですが、毎月店長会があったんですね。当時は気付きませんでしたが、この講座を受講する中で例えば、その会議で店長がポジティブ心理学を学んだなら、スタッフへモチベーションアップについて伝えるのに活きてくるのではないかと思うようになりました。

なぜなら、店長の伝え方次第でスタッフのモチベーションやブランドに対する意識も変わるんじゃないかと思ったんです。

その他にも、小中学生の子供たちにポジティブ心理学を早い段階で伝えられたなら、その子の人生は何か変わるのではないかと考えたりもしました。

そんなことを考えながら、今は幅広い世代の人々に広くポジティブ心理学を知ってもらえたら嬉しいなと思いますし、そのためには私自身も学んだことをさらに追及し、吸収していきたいと考えています。

「自分自身のため」 が、「人のため」になる

今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

産後、日々追われていた私に手を差し伸べてくれたポジティブ心理学は、今では本当に出会えて良かったなと思える学問です。

特にオンラインでの受講という形が良かったと思います。

私は勉強を始めて8カ月で子宮の病気を患ってしまったのですが、オンライン受講だったので何とか続けられました。

今はもう元気ですが、当時は毎週土曜日の朝、クラスメイトと会えるのが心の支えでした。

「このオンラインに入れば何とか立ち直れる!」と。

 

受講を考えている皆さんに一つ言えることは、絶対自分自身のためになるということです。

そして、自分自身のためになることは必ず他人のためにもなります。

幸せになりたいと思うのであれば是非、一歩先に進んでみて下さい。

職業や住んでいる地域も超えて、様々な背景を持っている仲間との学びは、とても楽しかったし、ためになりました。対面ではなく、オンラインでの関係も捨てたもんじゃないんだなあと感じました。