目次
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  1. 1. 夫婦のすれ違いが起きる3つの原因
  2. 1. 生活パターンのズレ
  3. 2. 価値観の相違
  4. 3. お互いを尊重し合う気持ちの欠如
  5. 2. 夫婦のすれ違いが長期化すると?
  6. 1. セックスレスや浮気を招く
  7. 2. 離婚につながることも
  8. 3. 夫婦のすれ違いを解消して夫婦円満になる秘訣
  9. 1. コミュニケーションの取り方を改善する
  10. 2. 生活リズムを近づける
  11. 3. 一人の時間も確保する
  12. 4. まとめ

「結婚したときは相思相愛だったのに、最近は喧嘩ばかり」「幸せな家庭を築くことを夢見て結婚したはずなのに、なかなか思うようにいかない」……このような悩みを抱えるご夫婦は、案外多いのではないでしょうか。夫婦として生活のすべてを共にする中で、すれ違いが起きてしまうのは当然なのかもしれません。しかし、できることなら早めに関係を修復し、夫婦円満に過ごしたいものです。

 

そこで今回は、夫婦間のすれ違いが起きる原因や、すれ違いが長期化した際のリスク、そして再び仲良くなるための秘訣をご紹介します。夫や妻とのすれ違いにお悩みの方は、ぜひお二人の関係を振り返る一助としてください。

夫婦のすれ違いが起きる3つの原因

 

お互いに相手を理解した上で結婚したはずなのに、なぜか起きてしまう夫婦のすれ違い。その原因を大きく3つのカテゴリに分けて解説します。

生活パターンのズレ

近年の日本では、共働き夫婦の割合が増加傾向にあります。そうなると、一方は夜勤、一方は早朝に出勤するなど、生活時間帯のズレが生じることがあります。このように夫婦間で生活パターンが異なると、どうしてもコミュニケーションの機会が減ります。また、睡眠中に相手に起こされてイラッと来てしまうこともあるでしょう。このように、生活パターンのズレからはすれ違いが起きやすくなるのです。

価値観の相違

夫婦間での価値観の違いも、すれ違いの原因になります。お互いに異なる環境の実家で育っていますから、仕事、家事・育児に対する考え方や取り組み方に違いがあるのは当然です。しかし、これらの違いについてしっかりと話し合わず、どちらかが仕方なく妥協している状態が続くと、いずれ大きなすれ違いが生じることになってしまいます。

 

また、コミュニケーションの取り方の違いも、しばしば夫婦間に亀裂が入る原因となります。特に、一方が「空気を読んで察してほしい」タイプ、もう一方が「言葉にして伝えてほしい」タイプである場合、トラブルが起きやすくなるでしょう。

お互いを尊重し合う気持ちの欠如

お互いに相手のことを尊重できていない場合、すれ違いがどんどん大きくなります。「相手のよいところを認める」「相手の立場に立って考える」といった態度が欠如した夫婦関係では、日常のあらゆる場面でトラブルや喧嘩が起きてしまうでしょう。

夫婦のすれ違いが長期化すると?

 

夫婦間にできてしまった溝を修復するのは、気が重い作業かもしれません。しかし、すれ違いをそのままにして長期化させることには次のようなリスクがあるのです。

セックスレスや浮気を招く

物理的な生活パターンのズレや精神的なすれ違いが続くと、コミュニケーションの一つである夫婦生活の機会も必然的に減ってしまいます。すると、「性的欲求を発散したい」「自分の気持ちをわかってほしい」という理由で浮気が始まってしまう可能性があります。こうなると、夫婦間の溝はさらに深まるばかりです。

離婚につながることも

すれ違いが長期化し、その程度も悪化していくと、離婚という結果につながる可能性もじゅうぶんあります。司法統計によると、離婚申立理由の第一位を占めるのは「性格の不一致」です。結婚したときには相性が抜群だと思っていても、結婚生活の送り方によっては「性格が合わない」と感じるようになってしまうのです。

夫婦のすれ違いを解消して夫婦円満になる秘訣

もともと愛し合って結婚した二人ですから、できることなら仲良しでいたいものです。すでにすれ違いが起きてしまっているという方に、夫婦円満に戻るための秘訣を3つご紹介します。

コミュニケーションの取り方を改善する

まずはコミュニケーションの機会を増やしましょう。最も簡単なのが、「おはよう」「おやすみ」などの挨拶です。また、共同生活をするにあたって感謝や謝罪の気持ちを抱く機会は案外多いはずです。そのときに、「ありがとう」「ごめんね」と、しっかりと言葉にして伝えるようにしましょう。

 

また、日頃から相手のことを気にかけているということを伝えるのも効果的です。相手のしていることに興味を持ったら、思い切っていろいろと質問してみましょう。「わざわざ言葉にすることはないだろう」と思わず、積極的に話しかけてみてください。

 

さらに、生活を送る中で不満や不安を抱いたら、その内容について具体的に伝えるようにしましょう。生活上の問題について二人で話し合う時間を定期的に設けるのもよいでしょう。その際に、「あなたはどうして◯◯してくれないの?」というふうに相手を主語にするのではなく、「あなたが◯◯してくれると私は嬉しい」というふうに、自分を主語にした文章で伝えると衝突が起こりづらくなります。

生活リズムを近づける

夫婦間ですれ違いが起こっていると感じたときには、生活リズムをできるだけ相手に近づけるように心がけましょう。仕事の都合などで難しいときもあるかもしれませんが、週に何日か寝る時間を合わせるだけでも効果的です。そんな気持ちになれないという方も、とりあえず一度試してみるのをおすすめします。共に過ごす時間が増えれば、普段聞けない本音を聞けることもあるかもしれません。「少しでも一緒に過ごしたい」という気持ちが伝われば、お互いに歩み寄れる可能性も高まります。

一人の時間も確保する

いつも一緒にいすぎると、かえって相手の気持ちに気付きにくくなることもあります。特に、「どうしてこんなに理解してくれないのだろう?」などと思うときには、相手から離れて、自分一人の時間を作ってみましょう。距離を取ることで気持ちに余裕ができ、相手の立場や気持ちを客観的に考えることができるようになります。逆説的なようですが、家庭を大切にするためには、家庭のことを忘れる時間も必要です。何か一つでも、打ち込める趣味を持っておくことをおすすめします。

まとめ

生活パターンのズレやちょっとした価値観の相違などが、夫婦間のすれ違いをもたらすことがあります。最初はささいなすれ違いであっても、それを放置して長期化してしまうと、浮気やセックスレス、そして離婚へとつながってしまうかもしれません。

 

夫や妻との関係を改善するには、まずコミュニケーションの取り方や生活リズムを見直しましょう。そして同時に、一人で過ごす時間も大切にするのがおすすめです。気持ちの余裕を取り戻し、お互いに相手を尊重して理解し合えるように努めましょう。