目次
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  1. 1. 嫁・姑の関係はストレスになりがち
  2. 1. 同居ストレス
  3. 2. 同居でなくてもストレス
  4. 2. 「嫁・姑ストレス」を回避する方法
  5. 1. 外出の機会を増やす
  6. 2. 深入りしない・期待しない
  7. 3. 相手を理解する
  8. 3. 溜まってしまった「嫁・姑ストレス」の効果的な解消法
  9. 1. 身近な人に話す
  10. 2. 休養する
  11. 3. 趣味に打ち込む
  12. 4. リラックスする
  13. 4. まとめ

結婚に伴って生まれる「嫁・姑」の関係。他人どうしがひとつの家族になるにあたって、お姑さんとお嫁さんが良好な関係性を保つのはなかなか難しいものです。コミュニケーションがうまく行かず、ついストレスを溜めてしまうケースも多いのではないでしょうか。

 

そこで今回の記事では、嫁・姑関係から生まれるストレスをうまく回避する方法をご紹介します。すでに抱えてしまったストレスを解消する方法も解説しますので、家庭内での人間関係を良くしたい方はぜひ参考にしてください。

嫁・姑の関係はストレスになりがち

 

まずは、嫁・姑間でストレスが溜まりがちな環境をご紹介します。

同居ストレス

一番多いのは、同居によるストレスではないでしょうか?家族になったとはいえ、嫁と姑はもともと他人同士です。生まれ育った環境も、身につけてきた価値観も、まったく異なります。そんな2人が一緒に生活するとなると、価値観や性格の違いから、お互いの言動にイライラや不満を抱いてしまうことが多くなります。

 

それが一時的なものならまだいいのですが、同居をしていれば、毎日そのようなストレスを感じるかもしれません。そのストレスを放ってくと、嫁・姑の関係がどんどん悪化します。

同居でなくてもストレス

もちろん、同居していなくても、嫁・姑関係によるストレスを抱いてしまうこともあります。お正月やお盆などの帰省、電話でのやりとりなどで、トラブルや不快な出来事が起きることがあるのです。

「嫁・姑ストレス」を回避する方法

 

すれ違いが起きやすいとは言え、嫁にとって姑は愛する夫のお母さんであり、姑にとって嫁は愛する息子の妻です。お互い、できるかぎりストレスを感じずに過ごしたいと願う方が多いのではないでしょうか。そこで、嫁・姑関係によるストレスを回避するための方法を3つご紹介します。

外出の機会を増やす

同居している方におすすめしたいのが、外に出かける機会を増やすことです。物理的に相手と離れることで、ストレスを回避するのです。

 

「買い物に行く」「銀行に行く」「子供と散歩に行く」など、適当な口実を作って外出しましょう。外の空気を吸うだけで自然と気分がリフレッシュして、ちょっとしたことでイライラしなくて済むようになるかもしれません。

深入りしない・期待しない

相手に接する際の心構えを改善するのも効果的です。相手の問題に深入りせず、適度な距離感を保つように意識しましょう。

 

家族だからこそ、お互いに自分の意見を主張しようとしてしまいがちです。しかしその結果、諍い(いさかい)が起きたり、相手の嫌な部分を見てしまったりすると、ストレスが溜まってしまいます。意見が食い違っても全力で戦おうとせず、適当なところで身を引く技術も大切なのです。

 

そして、お互い期待しないことも大切です。

 

 

期待しないというのは、相手に無関心になる、ということではありません。「ああしてほしい、こうしてほしい」という期待を相手に押しつけるのではなく、そのままの相手を受け入れるということです。

 

相手に変わってほしければ、変化を期待するのではなく、まず相手を受け入れる。そのような態度が、お互いの関係を本当の意味で変えるキッカケになるかもしれません。

相手を理解する

「嫁・姑トラブルは仕方がない」

「価値観も性格も年齢も、何もかもが違うから、お互い寄り添えるわけがない」

 

そんなふうに諦めるのではなく、相手を理解する努力をしてみましょう。相手を理解するというのは、たとえば行動の裏にある相手の意図を汲み取ることです。「なぜこの人はこんな言動をするのか?」ということを、相手の立場に寄り添って考えてみるのです。

 

そうすると、言動の裏にある本当の意図に気づけるかもしれません。

 

 

さらに一歩進んで、相手を好きになってみるのはどうでしょうか?

 

もちろん、難しい提案であることはわかっていますが、そのような意識で、毎日を過ごしてみてください。言動が少しずつ変わりますし、それは相手にも伝わるはずです。

溜まってしまった「嫁・姑ストレス」の効果的な解消法

 

それでは最後に、すでに抱えてしまったストレスの解消法を4つご紹介します。ストレスを抱え込みすぎると、心身に不調をきたしてしまうこともあります。早めのストレス対策を心がけましょう。

身近な人に話す

ストレスの内容や日頃の悩みについて、身近な人に話してみましょう。友人、実家の家族など、気兼ねなく話せる相手と話をするのがおすすめです。

 

誰かに愚痴を言ったり相談したりするだけで、頭の中が整理されます。良い解決方法が思い浮かんだり、悩んでいたことがどうでもよくなってしまったりするのです。もちろん、話し相手から具体的なアドバイスをもらえることもあるでしょう。客観的な意見を聞くことで、気持ちが楽になるはずです。

休養する

ストレスを抱えているときには、休養を取ることも大切です。身体が疲れている状態だと、過度なマイナス思考に陥り、必要以上に物事を悪く捉えてしまうこともあります。このような場合には、先に身体を休めてあげるのが効果的です。

 

睡眠不足を感じる場合は、長めの睡眠を取りましょう。普段の食事に時間をかけられていない場合は、自分がおいしいと感じるものをゆっくり味わう機会を設けてみると良いでしょう。

趣味に打ち込む

ゆっくりと身体を休めるだけでなく、好きなことに打ち込むのもストレス解消には効果的です。読書や芸術鑑賞、スポーツなど、自分が楽しめる活動に積極的に取り組んでみましょう。

 

自分が楽しむことをつい後回しにしてしまうという方は、趣味や娯楽の時間を日々のスケジュールに組み込んでおくのもおすすめです。疲れ切ってしまう前に、自分のための時間を設けるように心がけてください。

リラックスする

マッサージやアロマなど、リラックスできそうな方法を試してみるのもおすすめです。筋肉のこわばりを解きほぐせば、心もほぐれていきます。頭痛や肩こりに悩まされている方には、特に効果的な方法だと言えるでしょう。

 

ゆっくりと時間を取ってリラックスするのが理想的ですが、どうしても時間がない方は「全力で全身に力を入れ、一気に脱力する」、「脱力した状態で深呼吸を繰り返す」などの簡単な方法も試してみてください。

まとめ

もともと赤の他人だということもあり、嫁・姑の関係はどうしてもこじれやすいものです。しかし、できるだけストレスを発生させず、良好な関係を保つためにできることはいくつもあります。相手との接し方や、同居生活での過ごし方などを工夫してみましょう。それでもストレスが溜まってしまう場合は、環境を変えるために行動するのがおすすめです。

 

ただし、どんなに工夫を凝らしていても、日々の生活の中で少しはストレスを抱えてしまうものです。溜まってしまったストレスは、人に話したり休養を取ったりして、早めに解消するように心がけましょう。