目次
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  1. 1. NLPの資格3種類と向いている人の特徴
  2. 1. NLPプラクティショナーとは?向いている人の特徴
  3. 2. NLPマスタープラクティショナーとは?向いている人の特徴
  4. 2. NLP資格を取得するメリットについて
  5. 3. NLP資格を取得する方法は1つだけ
  6. 1. 本による独学
  7. 2. 通信講座を受ける
  8. 3. NLP協会が認定するセミナーを受ける
  9. 4. 主要NLPスクールの一覧
  10. 4. まとめ

 

最近注目を集めている「NLP資格」をご存知でしょうか?
神経言語プログラミングとも言われているNLP資格は、人とのコミュニケーションを円滑する効果が得られると評判の資格です。
仕事の成果が思うように出ない、部下とのコミュニケーションに悩んでいる、という方にぴったりです。

そこで本記事では、NLP資格の種類や難易度、向いている人の特徴や取得するメリットなどをご説明します。
取得する方法や主要NLPスクールも併せてご紹介するので、人間関係に悩んでいる方やNLP資格に興味のある方は是非チェックしてみてください。

NLPの資格3種類と向いている人の特徴

NLP資格には、以下の3つの種類があります。

・NLPプラクティショナー
・NLPマスタープラクティショナー
・NLPトレーナー

上記の他に最上位の資格であるNLPマスター・トレーナーという資格も存在し、世界有数のNLPトレーナーになりたい方やNLPを極めたい方にはそちらもおすすめ。
しかしここでは一般的な上記3つのNLP資格についてご紹介します。
それぞれ難易度や向いている人が異なるので、違いを知ってからどこまで取得するか決めましょう。

尚、1つの資格を取得できたら次の資格にチャレンジできるシステムで、上位の資格だけを取得することはできないということに注意しましょう。

NLPプラクティショナーとは?向いている人の特徴

NLPプラクティショナーとは、NLPの基礎を身に付けるための資格。他の2つの資格を取得したいのならば、NLPプラクティショナーの資格取得は必須です。具体的には、NLPのベースである以下の4つの内容を学ぶことが必要になります。

・他者に対するコミュニケーション能力
人の心理を理解して、コミュニケーション能力の向上を図ります。
コミュニケーション能力が向上すれば他者からの信頼を得られやすくなり、他者に対する影響力や説得力を持つことが可能になります。

・自分自身に対するコミュニケーション能力
自分の身体的・心理的状態を把握することで、思考や感情の整理をします。
自分の望むゴールや方向性を明確にすることで、成功パターンや失敗パターンを予測することが可能になります。

・心理的なネガティブ面を解消する
トラウマやコンプレックス、葛藤を取り除いたり軽減させたりすることで、感情をコントロールします。
成果の妨げになっていた負の感情を取り除くことで思考パターンや行動パターンが変化し、より良い結果をもたらせるでしょう。

・セルフイメージを向上、変化させる
セルフイメージを向上させることで、目標達成能力や問題解決能力の向上を望めます。
向いているのは、以下のような方々。
部下とのコミュニケーションに悩んでいる方やもっとリーダーシップを発揮したい方に特におすすめです。

・他者からの信頼を獲得して、良好な人間関係を築きたい方
・影響力・存在感・説得力を高めたい方
・目標達成や問題解決能力を身に付けたい方

NLPマスタープラクティショナーとは?向いている人の特徴

上記の2つの資格を取得して初めてチャレンジできるのが、NLPトレーナー資格の取得。
上級資格故に審査はとても厳しいですが、合格すると上記2つの資格の認定コースセミナーを開催できるようになります。

具体的に学ぶ必要があるのは、以下の5つ。「教える立場」がどうあるべきか、に重点が置かれているのが特徴です。

・NLPを深く理解する
NLPプラクティショナー、NLPマスタープラクティショナーで学んだNLPの考え方をより深く理解します。

・資格認定コースの準備やポイントを学ぶ
NLP資格認定コースを開催する際の講義の進め方やポイント、必要な準備を事前に把握しておく必要があります。

・ 教えるスキルやプレゼンテーションのスキル
資格認定コースの受講生を説得できるようなスキルは必須です。

・ステートづくりや高め方
資格認定コースの開催は1度だけではないので、NLPトレーナーとしてのステートの高め方や維持の方法についても知っておく必要があります。

・柔軟性のあるメンタルの構築や強化方法
受講生のなかには、予想外の反応や批判的な態度・言動を取る人もいるかもしれません。
そういった人々に対処できるように、柔軟で強いメンタルが大切です。

NLPトレーナーに向いている方は、以下のような方々。NLPの良さを人に伝えたい、という方に特におすすめです。

・オーディエンスの様々な反応に柔軟に対応できる方
・NLPをもっと世に広めたい方
・人に伝える力やプレゼンテーション能力を向上させたい方

NLP資格を取得するメリットについて

NLP資格を取得することで、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の向上が望める、ということは上述した内容から分かるでしょう。
しかしそれ以外にもメリットはあるので、ここではNLP資格を取得するメリットについてご説明します。

NLP資格を取得するメリットは、主に以下の3つです。

・コミュニケーションが楽しめるようになる
・目標を実現する力がつく
・キャリアアップに活かせる

特に3番目の「キャリアアップに活かせる」については、履歴書や名刺に実際に書くことができるので、効果を実感しやすいメリット。
NLP資格は決して多くの人が知っている資格とは言えませんが、コミュニケーションスキルを意欲的に学んでいるという点のアピールには有効でしょう。
就職や転職活動において、有利に働く可能性も大いにあります。

NLP資格を取得する方法は1つだけ

実は、コミュニケーション能力向上に役立つNLP資格を取得する方法は1つのみ。
ここではその方法に加え、資格を取得しなくても良いからNLPを習得したい、という方におすすめの方法ついてご説明します。

本による独学

NLP資格に興味はあるけれど、資格を取得する時間が無い…などの方におすすめなのが、本で独学すること。
時間の融通も利きますし、費用もさしてかかりません。
ただしNLPの本質まで書かれている本がほとんど無いので、本格的にNLPを学びたい方には不十分でしょう。

通信講座を受ける

NLPの知識を深く知りたいけれど、スクールに通うほどの時間の余裕が無い…という方には通信講座がおすすめ。
NLP資格は取得できませんが、一般財団法人NLPミレニアムジャパンが認定する「LCプラクティショナー」という資格を取得することができます。

本講義のDVDを何度も見直すことができたり、自分の見たい部分だけをリピートできたりするのは通信講座ならではの魅力。
質問などの体制がしっかり整っているところも多いので、安心してNLPを学ぶことができます。

NLP協会が認定するセミナーを受ける

NLP資格を取得したい場合は、NLP協会が認定する講座を受講するのが必須。
NLPプラクティショナー、NLPマスタープラクティショナーの資格であれば、約18日間の講座を全て受講し、認定試験や課題をクリアすれば取得が可能です。

ただしNLPトレーナーだけは、6〜20日のセミナーとテストを受ける必要があるので注意しましょう。

主要NLPスクールの一覧

NLP資格取得にはセミナーを受講するのが必須と言いましたが、どのようなNLPスクールがあるのか分からない方も多いはず。
ここでは、代表的な3つのNLPスクールをご紹介します。

・NLP-JAPAN ラーニング・センター
日本で唯一マスター・トレーナーの資格を取得できるスクール。
講師のレベルが高いのが特徴です。

・日本NLP学院
NLP創始者の一人が公認しているので、信頼性が高いのがポイント。
トレーナーとしての独立後のサポートも充実しています。

・NLP日本コミュニケーショントレーナー協会
伝統的なNLPを学ぶことができるスクール。
セミナーの内容が実践中心なので、身に付きやすいと評判です。

まとめ

NLP資格は、自分自身や他者を客観的に見つめ直すことによりコミュニケーション能力やコーチング能力の向上が望める、ビジネスにはぴったりの資格です。
一般的な認知度は高くありませんが、ビジネススキルやリーダーシップ力を向上させたい、という方におすすめです。

NLPプラクティショナーの資格であれば約10日間のセミナー受講で取得可能なので、是非取得して円滑なコミュニケーションを楽しみましょう。