心身が疲れている状態では、健康的な生活を送ることはできません。そのため、自分に合ったやり方でリラックスすることが大切です。
仕事やプライベートなどが忙しすぎると、リラックスを目的として出かけることは難しくなるので、自宅で簡単にできるリラックス方法を把握してチャレンジしてみましょう。
この記事では、自宅でできる7つのリラックス方法や、リラックスするためのコツなどについて詳しく解説していきます。
リラックスをするために大切なこと
心と体をしっかりと休めるためには、リラックスすることがとても重要です。ここでは、リラックスするために大切なことを見ていきましょう。
リラックスとは心身を休めること
リラックスとは、心と体の両方を休めることを指しています。リラックスできずに、心身にストレスが蓄積されていると、睡眠不足や便秘などの体調不良、あるいはモチベーション低下などの問題につながります。
仕事で高いパフォーマンスを発揮したいなら、自分に合ったやり方でリラックスをして、心身を十分に休めることが欠かせません。
リラックスを意識しすぎると逆に疲れてしまうことも
心身を休めるために「リラックスしよう」と意識しすぎてしまうと、逆に疲れてしまうこともあります。特に、普段から仕事やプライベートでアクティブに活動している人の場合、リラックスすることを目的に旅行に出かけたり、スポーツで思いっきり体を動かしたりして、ストレスを発散しようとする人も多いでしょう。
しかし、リラックスしようとして頑張りすぎてしまった結果、余計に疲れが溜まってしまう可能性もあります。体と心をしっかりと休めたいときは、何もせずにゆったりと過ごすことも大切です。
自宅でできるリラックス法7選
自宅でも簡単に行なえるリラックス法を把握しておき、毎日の生活に積極的に取り入れていきましょう。
瞑想(マインドフルネス)をする
癒しや健康などに興味がある人なら、瞑想やマインドフルネスという言葉を一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。瞑想やマインドフルネスは、集中力を高めたいときや気持ちを落ち着かせたいときに行なうと良いといわれています。
慢性的に疲れを感じているのであれば、毎日の生活のなかに瞑想やマインドフルネスを実践する時間を設けることによって、心身がリラックスする可能性があります。詳しい実践方法は、以下の記事をチェックしてください。
ゆっくり入浴をする
仕事が忙しいと、湯船につからずに、シャワーだけで済ませてしまう人も多いでしょう。しかし、バスタブにお湯をはってゆっくりと入浴すると、血行やリンパの流れが良くなり、リラックスできます。
また、普段パソコンやスマートフォンなどの使用時間が長い人の場合は、光の刺激を受けて脳が疲れています。そのため、お風呂に入るときは、照明を落として時間をかけてゆっくり入浴すると、それだけで疲れが取れるでしょう。
良質な睡眠をたっぷりと取る
リラックスを意識する場合、良質な睡眠を取ることは非常に重要です。十分な睡眠時間を確保できなかったり、睡眠の質が悪かったりすると、いつまでたっても疲れは取れません。最低、1日あたり7時間程度の睡眠時間を確保しましょう。就寝時間や起床時間を決めておくのも効果的です。
アロマを使う
リラックス効果があるといわれているアロマの香りを用いると、心身を休めることができます。この方法は女性に特に人気があり、誰でも簡単に始めることができるリラックス方法のひとつです。
たとえば、鎮静作用のある「ラベンダー」や、緊張を和らげてくれる「サンダルウッド」などのアロマオイルはリラックスできるものであるため、毎日の生活に取り入れてみましょう。
ヨガ・ストレッチをする
リラックスしたいとき、ヨガやストレッチをするのも良いでしょう。ヨガやストレッチであれば、運動が苦手な人でも気軽に取り組むことができます。
短い時間でも体を動かせば気持ちが明るくなるだけでなく、血液やリンパの流れも良くなり、腰痛・肩こりなどのつらい症状が軽減されることもあります。詳しいやり方は、以下の記事をチェックしてください。
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好きな音楽を聴く
気持ちを落ち着かせてくれる音楽を聴くと、リラックスできるという人はたくさんいます。特に、クラシックやヒーリングミュージックなどα波が発生するものを聴くと、高ぶった感情が落ち着きやすくなります。
あたたかい飲み物を飲む
あたたかい飲み物は、緊張をほぐしたいときに役立ちます。なかでもカモミールやラベンダー、レモンバームなどのハーブティーは、リラックスしたいときに適しています。
自宅でリラックスするためのコツ
自宅でリラックスするためのコツを理解したうえで、疲れた心身をゆっくりと休ませてあげましょう。
ゆったりとくつろげる室内空間を作る
ゆったりとした気持ちで心身を休ませたいなら、室内の環境にも十分配慮する必要があります。たとえば、自然光を取り入れたり、観葉植物を置いたりして、心地良い空間作りを心がけると、それだけでリラックスできる場合があります。
締め付けの緩い服を着る
リラックスしようとしているにも関わらず、体を締め付けるような下着やパジャマを着ているのであれば、ゆったりとした服装に変えてみましょう。締め付けが少ないワンピースタイプの服装は動きやすく、リラックスできます。
ツボを意識する
イライラして気持ちが落ち着かないときは、ツボを押してみましょう。たとえば、両耳を結んだ頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」と呼ばれるツボは、自律神経を整えてくれる働きがあります。この百会のツボを親指で指圧すると、心が落ち着きリラックスできるので、不眠や目の疲れなどで悩んでいるときには、指で押して刺激してみましょう。
リラックスを阻害する習慣をやめる
普段何気なくやっている習慣のなかにも、リラックスを阻害する原因になっていることはたくさんあります。たとえば、スマートフォンやパソコンの長時間使用や、昼過ぎまでダラダラ過ごすなどの習慣は、ストレス要因となる恐れがあるため注意しましょう。
まとめ
自宅でリラックスする方法には、さまざまな種類があります。しかし、「リラックスしなければならない」と過剰に意識すると、それがプレッシャーになることもあり、逆にストレスの原因となってしまうこともあるので注意が必要です。
今回ご紹介したリラックス方法は、どれも自宅にいながら簡単に取り組めるものばかりです。そのため、自分に合ったものを試して、毎日心地良い時間を過ごしましょう。