- 1. 日本語教師って具体的にどんな仕事?
- 1. 母語が日本語ではない人たちに日本語を教える
- 2. 日本語教師の就職先・活躍する場所とは?
- 3. どんな人が日本語教師に向いている?
- 2. 日本語教師を目指すには?資格は必要?
- 1. 日本語教師の求人・応募条件の特徴
- 2. 日本語教師になるにはどうすればいい?
- 3. 日本語教師として働けるようになるまでの期間は最短で6か月程度
- 4. 日本語教師として働くには資格は必要?
- 3. 日本語教師という仕事のやりがい・楽しさ
- 1. 日本にいながら外国人と交流ができる
- 2. 子どもを育てるような達成感が味わえる
- 3. 海外で働くチャンスを掴めることも
- 4. 教えれば教えるほどスキルが上がる
- 4. まとめ
日本語教師の仕事について、なんとなく「日本語を教える」というイメージはできるものの、具体的な仕事内容やなり方についてはよくわからない人も多いでしょう。そこで、ここでは日本語教師の仕事の内容をご紹介します。また、就職先や日本語教師になる方法、必要な資格、求人応募の特徴についても解説しますので、日本語教師になることを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
日本語教師って具体的にどんな仕事?
はじめに、日本語教師の仕事内容についてご紹介します。
母語が日本語ではない人たちに日本語を教える
日本語教師とは、文字通り「日本語の教師」、日本語を母語としない人のために、日本語会話や読み書きを教える教師のことです。
日本語を知らない人へわかりやすく教えるためには、文法や言葉の成り立ちといった専門的な知識が必要となります。
日本語が話せるだけでなく、日本語を教えるための知識や技術を修得している人が日本語教師として働くことができるのです。
日本語教師の就職先・活躍する場所とは?
主な就職先は国内の日本語学校ですが、海外の日本語学校で日本語教師になる道もあります。その他、海外レクリエーションやボランティアなどでも活躍することができるでしょう。
どんな人が日本語教師に向いている?
日本語教師の仕事は、主に海外の人へ日本語を教える仕事であるため、学習する生徒の国や背景など、海外文化に興味を持てる人が向いています。
あとは根気よく教えられる粘り強さや、言葉と語学についての感受性が高い人も日本語教師に向いています。
日本語教師を目指すには?資格は必要?
日本語教師を目指すには、何をすればよいのでしょうか。よくある求人の条件やなるための方法について紹介します。
日本語教師の求人・応募条件の特徴
日本語教師を目指すなら、まず先に日本語教師の求人について知っておきましょう。日本語教師の求人は、国内外の日本語学校や各種学校からの求人が中心となります。常勤講師よりも非常勤、仕事よりもボランティアの求人の方が多い傾向です。
気になる応募条件としては、
・教育機関で日本語教師養成講座の授業を420時間以上修了している
・「日本語教育能力検定試験」に合格している
・大学で日本語教育学科などの専門学科を修了している
といった条件がつく求人が多い傾向にあります。
日本語教師になるにはどうすればいい?
日本語教師の求人応募条件を満たす方法は、大学で日本語教育の専門科目を履修して卒業することです。
または、専門学校で日本語教師養成講座を420時間受講し、講座を修了すれば日本語教師の求人応募条件の多くを満たせるようになります。
日本語教師として働けるようになるまでの期間は最短で6か月程度
日本語教師養成講座を420時間以上受講する場合も、大卒の学位を取得せず、日本語教育能力検定試験の合格を目指す場合も、学習期間の目安はおよそ6か月程度となります。
日本語教師として働くには資格は必要?
日本語教師として働く際に、実は教員免許のような必須の資格はありません。ただし、国語や英語の教員免許、日本語教育能力検定などは、取得しておくと就職が有利になることが多いでしょう。
日本語教師という仕事のやりがい・楽しさ
日本語教師の仕事で感じられるやりがいや楽しさには、以下のようなものが挙げられます。
日本にいながら外国人と交流ができる
日本語を母語としない外国の人へ日本語を教える日本語教師の仕事では、国内にいながら海外の人と交流を持つことができます。「日本で働きたい」「日本の文化や言語を学びたい」という意欲がある学生へ日本語を教えることで、グローバルな社会貢献ができる点も魅力です。
子どもを育てるような達成感が味わえる
最初はうまく話せなかった生徒が少しずつ日本語を話せるようになると、まるで子育てをしているような感覚で、生徒の成長が手応えとして感じられ、達成感が味わえることでしょう。日本の文化に触れ、日本人を理解し語彙力をどんどんを身につけていく様子を見守るのも暖かい気持ちにさせてくれます。
海外で働くチャンスを掴めることも
日本語教師の求人やボランティアの中には、海外で日本語を教える仕事も含まれています。条件とタイミングさえ合えば、海外で仕事のキャリアを作ることも可能です。
教えれば教えるほどスキルが上がる
普段無意識に使っている日本語を知らない人に教え、生徒からの疑問や質問に応えることで「教え方」が磨かれていきます。授業の回数や教え子の数だけ、自分自身の日本語教師としてのスキルアップがかなうため、やりがいを感じて働くことができるでしょう。
まとめ
日本語教師は、国内にいながら海外の人と交流機会が得られるのが大きな魅力の一つです。日本語教師になるためには、教員免許のような特別な資格はいりません。検定試験や日本語教師養成講座の履修など、一定の条件を満たしていれば応募可能であり、比較的職業に就くためのハードルは低いほうだといえるでしょう。非常勤やボランティアから経験を積み、慣れてきたら海外で社会貢献にも協力できるチャンスもあります。やりがいのある仕事なので、興味のある人は講座の受講からはじめてみてはいかがでしょうか。