- 1. どの時代から知ってる?日本のゲームの歴史・変革
- 1. 日本初の「コンピューターゲーム」はコピーゲームだった?!
- 2. 1983年、伝説のあの家庭用ゲーム機が発売!
- 3. 2000年を迎えるとともに、オンラインゲームの時代へ!
- 2. ゲームの販売本数ランキング
- 1. 1.ペルソナ5 ザ・ロイヤル(PS4)
- 2. 2.ルイージマンション3(Switch)
- 3. 3.リングフィット アドベンチャー(Switch)
- 4. 4.コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(PS4)
- 5. 5.マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック(Switch)
- 6. 6.ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(Switch)
- 7. 7.牧場物語 再会のミネラルタウン(Switch)
- 8. 8.Minecraft(Switch)
- 9. 9.マリオカート8 デラックス(Switch)
- 10. 10.大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(Switch)
- 3. まとめ
日本におけるゲームの歴史は、1973年から始まったといわれています。その時に発売されたゲームは、世界に先駆けてビデオゲームを事業としたアメリカの会社アタリのコピーゲームでした。しかしその後、日本のビデオゲームは発展を遂げ、家庭用ゲーム機として大成功を遂げたひとつのゲーム機が日本のゲームシーンを大きく変えます。
この記事では、日本のゲームの歴史・変革に触れつつ、2019年11月現在の日本のゲーム販売本数ランキングを紹介します。現在の日本のゲームシーンを知る一助になれば幸いです。
どの時代から知ってる?日本のゲームの歴史・変革
あなたは日本のゲームの歴史・変革をどの時代から知っていますか?
ここでは、日本のゲーム史の始まりから、現在に至るまでの変革を簡単に紹介します。
日本初の「コンピューターゲーム」はコピーゲームだった?!
日本初のコンピューターゲームは、1973年に発売されたセガの「ポントロン」とタイトーの「エレポン」と言われています。この2つはほぼ同時期に発売され、どちらもアメリカのアタリ社が開発した卓球ゲームである「PONG」のコピーゲームでした。
コピーゲームは今でこそ違法ですが、当時は著作権に対する考え方が現代のように厳格ではなく、コピーゲームは一般的なものとして受け入れられていました。
なお、コピー元となったPONGは、白黒の画面上にボールとバーが表示されるだけの非常に簡素なものでした。
1983年、伝説のあの家庭用ゲーム機が発売!
当時、ゲームはゲームセンターで行うことが一般的でした。その常識を変えるきっかけとなったものが、1983年に任天堂から発売された「ファミリーコンピュータ」、通称ファミコンです。ファミコンの前にも家庭用ゲーム機は発売されており、一部のゲームファンに愛されていましたが、ファミコンは名前のとおり、「家族みんなで楽しめる」というコンセプトがありました。そのため、さまざまなジャンルのゲームが登場し、広くゲームを普及させることにつながったのです。なお、この当時のゲームは、ピクセルに一つずつ色を置くドット絵という手法でグラフィックを作っており、色を置ける数も非常に少なかったため、まだまだ画像が粗いものでした。
2000年を迎えるとともに、オンラインゲームの時代へ!
ファミコンの発売から7年後、1990年にスーパーファミコンが発売されます。スーパーファミコンはグラフィックや音楽などが各段に進化し、非常に多くの名作ゲームが誕生しました。任天堂以外のゲームメーカーもPCエンジンやメガドライブなど家庭用ゲーム機を発売しました。ドット絵で色を置ける数も格段に増え、まさに2Dゲームの成熟期であったといえるでしょう。
そしてその後、ソニー・コンピュータエンタテインメントよりプレイステーションが登場し、ドット絵からポリゴンを特徴とする3Dゲームの時代に本格的に突入します。こうしてゲーム業界はさらに発達していきました。
2000年を迎えるとともにインターネットが普及すると、ゲーム業界はオンラインゲームの時代に突入します。オンラインゲームは当初、海外を中心に一部のコアなゲームファンの間で盛り上がったゲームジャンルでしたが、徐々に日本のゲームユーザーにも広まり、現代ではスマートフォンのゲームでも多数のオンラインゲームが登場しています。ジャンルも多種多用で、世界中の人と冒険できるオンラインRPGもあれば、eスポーツのタイトルともなるような競技性の高いゲームも発売されています。オンライン要素を中心としたゲームでなくとも現在では、ほとんどのゲームで何らかのオンライン要素が含まれているので、気軽に世界中の人とつながりを感じながら楽しむことができるようになっています。
ゲームの販売本数ランキング
それでは、具体的に現在日本で売れているゲームタイトルのランキングを見てみましょう。ゲーム販売本数ランキングは、「ファミ通.com」の2019年10月28日~2019年11月3日のデータを参照したものです。
日本のゲームの現在の様子が少しでも伝われば幸いです。
1.ペルソナ5 ザ・ロイヤル(PS4)
現代の日本が舞台のロールプレイングゲームです。主人公は都会の高校に転入することになった少年で、昼は学生、夜は怪盗となって活躍します。
ペルソナシリーズはスタイリッシュなキャラクターと高いデザイン性が若い世代を中心に広く受け入れられ、現在では非常に高い人気を持っています。日本の女性に人気が高いのも特徴の一つです。なお、プレイステーション3版も発売されています。
発売日:2019年10月31日
ジャンル:RPG
メーカー:アトラス
2.ルイージマンション3(Switch)
コミカルなホラーアクション・アドベンチャーである、ルイージマンションの最新作です。捕らえられた仲間を救い出すため、ルイージが奇妙なホテルを大冒険します。
世界中で愛されるマリオとともにルイージもまた広く愛されており、日本でももちろんルイージは人気があるキャラクターです。
発売日:2019年10月31日
ジャンル:アクション・アドベンチャー
メーカー:任天堂
3.リングフィット アドベンチャー(Switch)
付属しているリング型の専用コントローラ「リングコン」と脚に装着する「レッグバンド」を使って冒険しながらフィットネスができる任天堂の新作ゲームです。フィットネスゲームといえば、Wiiで発売された「Wii Sports」が有名ですが、Switchで発売された新しいフィットネスゲームとして、コアなゲームファンから一般のゲームファンまで幅広く人気が出ています。
発売日:2019年10月18日
ジャンル:アドベンチャー/その他
メーカー:任天堂
4.コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(PS4)
世界中で大人気のコールオブデューティシリーズ最新作。コール オブ デューティシリーズは、第二次世界大戦から宇宙まで作品によって大きく戦場が変わるのが特徴の一つですが、今作では現代戦を舞台として、「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」の世界を描きなおした完全新作となっています。世界中のプレイヤーと熱い銃撃戦を繰り広げるオンラインFPSゲームは、日本でも最近人気が増しつつあります。
発売日:2019年10月25日
ジャンル:FPS/TPS
メーカー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
5.マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック(Switch)
来年に迫った東京2020オリンピックを一足先にゲームで体験!マリオやソニックを始めとする人気キャラクターを操作して金メダルを目指します。ソニックやテイルスといったキャラクターは、セガのゲームキャラクターのため、以前は任天堂のライバル企業のキャラクターとして有名でしたが、現在では任天堂ハードのゲームにもたびたび登場し、ゲームファンに喜ばれています。
発売日:2019年11月1日
ジャンル:アクション/スポーツ
メーカー:セガゲームス
6.ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(Switch)
日本製RPG(JRPG)の金字塔「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作で、2017年に発売された「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」のSwitch版です。今作では「勇者とはなにか?」の答えを求めて世界の大いなる真実を解き明かす旅に出ます。
ドラゴンクエストシリーズは、初代「ドラゴンクエスト」の発売から30年以上が経過していますが、今でも日本のゲームファンのなかで最も人気のあるシリーズのひとつです。
発売日:2019年9月27日
ジャンル:RPG
メーカー:スクウェア・エニックス
7.牧場物語 再会のミネラルタウン(Switch)
ほのぼの牧場生活で癒しの時間を過ごす「牧場物語」シリーズ。最新作はSwitchで登場です。いつものように作物を育てたり、動物を飼ったりしてあなたの理想の牧場生活を満喫しましょう。
牧場物語シリーズもまた、日本ではゲームファンの多いシリーズで、新作が発売されるとファンの間で盛り上がりを見せています。
発売日:2019年10月17日
ジャンル:シミュレーション
メーカー:マーベラス
8.Minecraft(Switch)
「ブロックを置いて冒険し続ける」ただそれだけなのに、やめられない人続出! 海外で生まれたこの「Minecraft」はサンドボックスゲームと呼ばれ、日本でも多くのファンを生みました。
特に小学生を中心に爆発的な人気を獲得したことが特徴的なゲームです。ランキングに入っているゲームがほとんど2019年発売のなか、2017年発売の本作が8位にランクインしていることからも人気がいかに長く続いているかがわかります。
発売日:2017年5月12日
ジャンル:アクション・アドベンチャー
メーカー:日本マイクロソフト
9.マリオカート8 デラックス(Switch)
スーパーファミコン時代から根強い人気の「マリオカート」シリーズ。前作の「マリオカート8」に新たなキャラやアイテム、バトルモードを追加した家庭用マリオカートシリーズの最新完全版です。世界中にファンをもつマリオカートシリーズは、日本においても高い人気があり、家族や友人たちと対戦を楽しんだり、コアなゲームファンがやりこみプレーを見せるなど深く楽しまれています。
発売日:2017年4月28日
ジャンル:レース
メーカー:任天堂
10.大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(Switch)
ゲームファンが夢見た「あのキャラクター同士で対戦」できる、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの最新作。任天堂発売のゲームでありながら、ストリートファイターシリーズの「リュウ」など他社のキャラクターが多数参戦するシリーズです。今作では総勢70体を超すファイターが登場し、2018年発売から現在に至るまでアップデートを繰り返しており、その度に日本のゲームファンに驚きと喜びを提供しています。
発売日:2018年12月7日
ジャンル:アクション
メーカー:任天堂
まとめ
いかがでしたでしょうか。ランキングを見てみると、日本のゲームシーンにおいては、やはり任天堂のゲームタイトルやJRPGと呼ばれる日本製RPGがまだまだ根強い人気を誇っているのが特徴といえそうです。しかしながら、8位の「Minecraft」や4位の「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」といった海外製のゲームも多くのゲームファンに受け入れられるようになってきていることがわかります。
また、日本のゲームのはじまりがコピーゲームだったことに驚いた人もいるのではないでしょうか。その後、世界的にも有名となったファミリーコンピュータが登場したことで、ゲームの歴史は大きく動きました。2000年代に入ると、オンラインゲームの台頭により、世界中のプレイヤーと対戦することができるようになり、現在ではゲームのあり方も大きく変わりつつあります。
世界的な広がりを見せるeスポーツなど、今後ゲームは益々進化していくことでしょう。本記事でゲームに興味が湧いた方は、是非お気に入りの一本を見つけてゲームを楽しんでみてください。