- 1. <修了生インタビュー> 福岡校修了生、関千尋さんにお話をお伺いしました
- 2. 教えることは好きなので続けたいと、考えていた
- 1. 日本語教師を目指したきっかけを教えてください
- 2. ヒューマンアカデミーを選んだ理由
- 3. 実習の授業はほんとうに役立ちました
- 1. 入学してよかった点を教えてください
- 4. 学生が授業を楽しみにして待ってくれているのがモチベーションになっています
- 1. 仕事上の苦労はどんなところですか
- 5. 内定獲得に関して苦労はなかったですが、葛藤はありました
- 1. 入学して今のお仕事に就くまでの経緯を教えてください
- 6. 学生に寄り添える日本語教師になりたいです
- 1. 今後の目標や抱負などはありますか
<修了生インタビュー> 福岡校修了生、関千尋さんにお話をお伺いしました
大学在学中にヒューマンアカデミーに入学。大学4年の9月に修了し、就職活動で受けた日本語学校に10月から非常勤講師として大学卒業前から勤務。
卒業した4月からは正社員として勤務し、現在ははじめに就職した学校と関連の新設の日本語学校へ転職し、日本語教師として活躍中。
教えることは好きなので続けたいと、考えていた
日本語教師を目指したきっかけを教えてください
もともと大学に進学したのも、中学校の国語の教員を考えて文学部に入学したのですが、採用試験の勉強をしているときに急に嫌になってやっぱりやめようかなと思ったけど教えることは好きなので続けたいな、と考えていたのです。
ゼミの先生に進路を相談したところ日本語教師という道があることを聞いて、そこから興味を持って調べ始めたのがきっかけです。
ヒューマンアカデミーを選んだ理由
いろいろ調べていた時に養成講座があることを知り、インターネットで調べていたので、口コミもよく、ぱっと目に止まったのがヒューマンアカデミーでした。
場所も福岡市のど真ん中の天神で、当時住んでいたのが北九州市で大学も山口県の下関市だったのですが、調べてみると下関からバスを使って1本で行ける!って、立地のよさが最終的に決定した理由でもあります。
通うのは1時間半ぐらいでしたが、バスなので渋滞で2時間ぐらいかかるときもあってその時は少し辛かったです(笑)
実習の授業はほんとうに役立ちました
入学してよかった点を教えてください
日本語教師に興味を持ってから、大学の副専攻で学んではいたんです。でも実習という実習がなくて、コロナの時期というのもあって、授業もオンラインだったので画面越しで少し会話がある程度だったし、教材作りなどもなかったので。これで授業するなんて恐ろしくて考えられなかったです。
その点、実習の授業はほんとに役立ちました。講義的なもの、授業のやり方などの授業があって、自分で教案をつくり、先生が添削してくれて、その後授業を実際にしていく。
特によかったのが教案のチェックで、みっちりしていただきました。たまたま運がよかったのか、コロナの時期だったので受講予定の生徒が授業に出席できなかったのかはわかりませんが、通常の定員より1、2名少なかったこともあり、いっぱい添削していただきました。
-スタッフにもすごくお世話になったとお聞きしましたが、どうでしたか
親身になってスケジュールを調整いただけたのがよかったです。申し込みが月末だったと思うのですが、手続きをはやめにしておかないと授業のスケジュールがずれ込むタイミングだったみたいで、カリキュラムを個別で組んでいただき、この授業をうまく取れるとキレイに収まるから 今の内に申し込んだ方がいいよと、結果としてきれいにスケジュールが組めて、授業も修了まで予定通りに進めることができました。
学生が授業を楽しみにして待ってくれているのがモチベーションになっています
仕事上の苦労はどんなところですか
今の学校が新設なので、まだ先生の数も多くないのでいろいろ忙しいです。
45分で1コマの授業ですが、授業の日は朝から夜まで全部授業みたいな感じなのが週2日あります。
それ以外の日は、そこまでコマ数はないですが、授業の計画を組んだり、その準備をしたり、あとは学生の対応に追われます。
-苦労だけでなくやりがいもありますよね
やりがいはたくさんあります。特に、私が教室に行った時に学生たちがみんな「うわあ、今日先生の授業だ」。みたいな、楽しみに待っていてくれているところです。すごくモチベーションがあがって、やりがいになっています。今の学生は100%ネパールの方ですが、ネパールの人たちはほんとにいい子ばかりです(笑)
内定獲得に関して苦労はなかったですが、葛藤はありました
入学して今のお仕事に就くまでの経緯を教えてください
もともと4月の採用を目指して、修了間際から就職活動をはじめました。その際に学校見学にさせてくださいと、学校へ行ったのですが、ちょうど人が足りてないということで、非常勤講師をやってみないかという話になり、非常勤講師としてまず務めて4月から正社員になったという経緯です。さらに関連の日本語学校が新設されたので、また元々一緒に働いていた先生が先に新設の学校へ転職し、私もゆくゆくはそちらに行きますということで、私も新設の学校へ転職しました。
転職といっても特に苦労はなくて、よくあるグループ会社間の転籍みたいな感じです。
-では苦労せず就職できたのですね
はい。ただ内定獲得に関して苦労はなかったですが、葛藤はありました。
新卒で日本語学校へ就職したのですが、今一緒に働いている先生にも新卒で日本語教師はありえない、と言われたんです。第2の人生での職業とも今の上司に当たる方にも言われて、なんか 私自身も新卒で日本語教師ってやっぱ違うのかな。という葛藤はありましたね。
でも実際に働いてみてよかったな、新卒でも別に関係ないな、って思いました。
-修了生の中には新卒で日本語学校に就職していますが、新卒の方は少ないですか
私のまわりでは新卒で日本語学校へ就職というは聞いたことがなかったので、日本語学校の方から言われたらやっぱり違うのかな、とは思いました。実際に日本語教師は年齢不問の職業なので、上の世代の方が多くて同じ世代の方が少ない印象なので、もっと若い方も増えたらいいなと思います。
学生に寄り添える日本語教師になりたいです
今後の目標や抱負などはありますか
まずは国家資格の登録日本語教員の資格を取ることですね。420時間カリキュラム修了していて、実務経験はあるのでオンラインの講習を受けて、その講習の認定試験を受けないといけないです。
それが終われば、あと1、2年務めて教務主任になりたいと思っています。1つのステップアップというのはもちろんありますが、給与も増えますし・・・(笑)
-どんな日本語教師になりたいなど理想はありますか
常に学生に寄り添える日本語教師になりたいです。
日本語学校に通うような経験って私はまだしたことがないですけど、生活環境がやっぱりガラッと変わるから、自分の国と日本って全然違うと思うので、鬱っぽくなったりとすることもあると思うんです。
そしてなんか悩みも打ち明けられないみたいなこともあると思うんですよね。そのために学生管理のスタッフもいるけど、ただ日本語を教えるだけでなく、生活面もフォローできるような、学生に寄り添える日本語教師になれたらと思います。