BRIDAL
COLUMN#28

スペシャリスト・インタビュー~大手ブライダル企業・元トッププランナーにリアルな話聞いてきました!~【vol.1】

皆さん、いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、大手ブライダル企業で経験を積んだ後に、フリーランスとしてご活躍なさっている1人の女性にお話を伺いました。今では、様々な式場からも引っ張りだこ、新規接客のサポートに入って会場の成約率をぐんぐんと押し上げている彼女のお話は、とても興味深いものでした。今回から4回に渡ってお届けします。

山本
山本

Sさんのプランナーとしての原点を教えていただけますか?

Sさん
Sさん

元々、大学時代にデザイン学科で勉強をしてました。就職活動の際に色々な企業の説明会に参加した中でブライダル会社の説明会に偶然参加しました。その時に、人生の中では大切な3つのタイミングがあり、人の記憶にしっかりあるのは『結婚』だという話に感銘を受けました。デザイン学科にいながらモノのデザインはとても苦手だったため、ライフデザインとして結婚式をデザインしたい!と思ったのがプランナーになったきっかけです。

山本
山本

そういった経緯でプランナーを目指されたのですね。確かに、Sさんが感銘を受けられたそのお話に感化される学生たちが私の身近にもいましたよ。Sさんがご自分の原点を大切になさっているのがわかります。お話をしていても、笑顔がとても魅力的な印象ですが、Sさんがプランナーというお仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

Sさん
Sさん

そうですね、プライベートな時間は思い切り楽しむことですね。あとはなるべく規則ただしい生活をすること。お客様の一生に一度の結婚式をご提案するにあたって、心も体も健康であるのが最低限のルールだと思ってます。

山本
山本

当たり前のことですが、それって本当に大切なことですよね。自分がお願いするなら、やっぱりハッピーオーラが出ているプランナーさんにお願いしたいですしね。そういうオーラって、心からの笑顔だったりしますよね。あ、この人心から笑ってないなってすぐわかりますしね。目が笑ってない。(笑)Sさんは、お仕事とプライベートの気持ちの切り替えがお上手なんでしょうね。さて、プランナーさんのタイプにはそれぞれあると思いますが、Sさんが考えるウェディングプランナーに向いている人とはどんな人でしょうか?

Sさん
Sさん

何より聞き上手ですね。そしてみんなポジティブです!

Sさんのお話に、うん!うん!と共感することばかり。ブライダルだけではなく、どの仕事でも基本的な部分、『心と体』の大切さ。これは、これから働く皆さん、また実際に働かれている皆さんにも忘れないでいただきたいなというところです。自分の中でバランスをとること大事です。日本人は、海外の方から見ると驚かれる程、日常生活において仕事の比重が大きいですが、それは幸せな自分あってこそ。普段は気づかないかもしれないけれど、周りで支えてくれる方あってこそ。それを忘れないでほしいなと願っています。

次回も引き続き、Sさんへのインタビュー~大手ブライダル企業・元トッププランナーにリアルな話聞いてきました!~【vol.2】をお届けしていきます。お楽しみに。


PROFILE
山本 優貴Yuki Yamamoto 山本 優貴

ゲストハウスやプロデュース会社のウエディングプランナー及び責任者、その後に婚礼システム会社での法人営業を経てフリーランスに転身。
現在は、ブライダル系専門学校での講師やセミナー講師、また式場にて経営管理サポートや自身もフリープランナーとして大好きな結婚式に携わっている。
仕事をする中で、2度の産休・育休を経験し、「ママでも諦めない!」をモットーに、大好きなブライダルの仕事と子育てを上手く両立できるよう、業界内の働き方の多様性を目指し、日々奮闘中!

2014年度 BIA主催ザ マスターオブブライダルコーディネーターコンテストにおいて見事グランプリ獲得。

※全国のブライダル業界に従事する方々から、知識・経験・品格を兼ね備えたコーディネーターを選出するコンテスト