BRIDAL
COLUMN#17

ブライダル業界志望者必見!履歴書のどこを見られる?

皆さん、いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、面接前の最初の関門である、『履歴書突破へのヒント』をお伝えしてまいります。
ブライダル業界において、応募者の履歴書選考、面接を行なってきた経験をもとに、少しでも皆さんへの有効なアドバイスが出来ればと思います。
もちろん、企業によって採用基準は様々あるかと思います。ですので、一概には申し上げられない部分もありますが、是非、企業の採用試験を受ける際の参考になさっていただけると幸いです。

まず、応募者多数の履歴書選考において、採用担当者は何をするでしょうか?正直に申し上げると、それは、応募者をふるいにかけることです。

では、履歴書の何を見てふるいにかけるのでしょうか。その1つが、実は『顔写真』なのです。どうでしょう、意外な方もいらっしゃいましたか?
履歴書は、中身(書いてあること)が重要でしょと思う方もいらっしゃるでしょう。はい、もちろん、それも大事なんです。しかしながら、顔にもしっかりと『その人』の意気込みや人柄が表れるので、顔写真はとっても重要なものなのです。
顔のつくりは、持って生まれたものがありますので、整形でもしない限り、変えることは出来ません。ですが、自分の見られ方を少々変えることは出来るのです。自分の印象は、プラスαのちょっとした工夫で、ぐっと良くすることが出来ますよ。ちょっとした工夫で印象アップが出来るのであれば、やってみたいと思いませんか?

ここで、ご参考までに私の経験談を少しだけさせてください。大学生当時、憧れのブライダル業界を目指していた私。新卒の就活時はことごとく何十社と落ち、卒業してから、更に某社会人スクールのブライダル科に、半年程通うことにしました。そちらの先生に言われたのは、『履歴書の写真は、プロのヘアメイクをしてもらって撮影しなさい。まず履歴書で落とされることはないですよ。』の一言。へぇ〜、写真ってそんなに重要なんだ、と気付いた初めての時でした。
私は、ブライダル企業の転職採用試験になんとしてでも受かるために、先生のアドバイスをしっかりと受け入れ、即実践。
するとどうでしょうか。ブライダルの人材紹介会社から紹介された企業の書類選考を無事にパスし、面接に進むことが出来たのです。過去にあれだけ落とされまくった私がです。(苦笑)やはり、写真の力は偉大だなと感じました。撮影した写真は、しっかりと自分の魅力を引き出してくれていて、プロのライティングや、自分の良さを引き出すメイクによって、記念すべき証明写真となりました。

この時の経験と、私自身が採用をする立場になり多数の履歴書を見てきた経験から、今回は『履歴書突破へのヒント』をお伝えさせていただきました。
時には、プロの手を借り、第3者からのアドバイスをもらうことも必要ですね。きっと自分では気付いていない、あなたの良さを引き出してくれますよ。
皆さまの就職活動が、納得のいく結果になりますように、応援しています!

次回は、『ウェディングプランナーを目指す方へ〜その会社でやりたいことはできますか?〜』です。お楽しみに。


PROFILE
山本 優貴Yuki Yamamoto 山本 優貴

ゲストハウスやプロデュース会社のウエディングプランナー及び責任者、その後に婚礼システム会社での法人営業を経てフリーランスに転身。
現在は、ブライダル系専門学校での講師やセミナー講師、また式場にて経営管理サポートや自身もフリープランナーとして大好きな結婚式に携わっている。
仕事をする中で、2度の産休・育休を経験し、「ママでも諦めない!」をモットーに、大好きなブライダルの仕事と子育てを上手く両立できるよう、業界内の働き方の多様性を目指し、日々奮闘中!

2014年度 BIA主催ザ マスターオブブライダルコーディネーターコンテストにおいて見事グランプリ獲得。

※全国のブライダル業界に従事する方々から、知識・経験・品格を兼ね備えたコーディネーターを選出するコンテスト