BRIDAL
COLUMN#16

結婚式後も幸せを共有できる!?お客様との繋がりとは

皆さん、いつもコラムをお読みいただいてありがとうございます。
今日は、『結婚式後のお客様との関わり』についてお話をさせていただきます。

さて、皆さんは、『年賀状』出していますか?
今は、LINEやメールなど他にも様々な手段がありますので、ハガキにこわだる方はずいぶん少なくなりましたよね。でも、実は式後のお客様との関わりの1つがこの『年賀状』でもあるんです。
年に1度、お客様からいただく年賀状を手に取りご夫婦で仲良く過ごされている幸せなご様子や、ご家族がまた1人増えた喜び、そんなHAPPYな気持ちを私も感じさせてもらっています。

年賀状を送る側の私はというと、年賀状とメールは贈る相手によって使い分けをしています。年賀状に関して申し上げると、100枚程を自筆で書くことにこだわっていて、メッセージはもちろん、宛名まで手書きにしています。そのため、毎年12月末になるとバタバタバタバタしています。もっと計画的に書けば良いのに、と反省しつつ、大晦日にポスト投函する年もありました。
でも、1組1組のお客様のことを想い、当時の結婚式の打ち合わせ風景を思い出しながらの時間は、ひとり思い出し笑いをしながら、その時のエピソードなんかを交えて筆を動かしています。
毎年毎年、届く年賀状、送る年賀状どちらも少しずつ少なくなる中、ずっとそのやり取りを続けているお客様がいます。もう長い方だと、10年以上のやり取りになるでしょうか。

メインは結婚式を担当させていただいたお客様が多いですが、なかにはこんなお客様もいらっしゃいます。
私が新人時代に新規のご案内デビューにしてまさかの初成約となったお客様や、担当をさせていただきたかったけれど転職のため担当することが叶わず、代わりに結婚式当日のブーケとブートニアを作って差し上げたお客様。また、結婚披露パーティーを大絶賛された新郎様の親御様など、様々な方がいらっしゃいます。
直接的に、結婚式の打ち合わせには関わっていないけれども、関係が繋がっているというお客様もいらっしゃいます。
関係性がこうして長く続くというのは、本当に有難いことです。
年賀状には、『担当してもらった結婚式のあの1日は、未だに忘れません』とか、『娘だけが結婚式の写真を見てママお姫様みたーい!と言ってくれます』とか、ふっと頰が緩むような一言を書いてくださるお客様がほとんどです。
私も、結婚式のあの1日を初心に返って思い出してもらいたいこともあり、『今年でご結婚◯周年ですね!いつまでもご夫婦仲良くご家族皆様幸せに。』と書くようにしています。

中には、年賀状をキッカケに、再び連絡を取り合うようになり、子連れでママ友としてご飯をご一緒させていただくこともありました。これはプランナー冥利に尽きますね。

ウェディングプランナーという仕事のやり甲斐は結婚式当日だけではなく、このように結婚式後も続いていくものなんですね。ご結婚式後もお客様の幸せに関われることは、この上なく幸せなことでもあります。

人の幸せを考えられる方、人のために一生懸命になれる方なら、ウェディングプランナーに確実に向いていると断言できます!『◯◯さんにお願いして本当に良かった!』と仰っていただけるような、そんなウェディングプランナーをヒューマンアカデミーで目指してみませんか?同じ目標を持った仲間の存在も、自分自身を高めてくれますよ。
この仕事で培える力は、必ずやあなたをひと回りもふた回りも大きくしてくれるはずです。

次回は、『ブライダル業界志望者必見!履歴書のどこを見られる?』です。お楽しみに。


PROFILE
山本 優貴Yuki Yamamoto 山本 優貴

ゲストハウスやプロデュース会社のウエディングプランナー及び責任者、その後に婚礼システム会社での法人営業を経てフリーランスに転身。
現在は、ブライダル系専門学校での講師やセミナー講師、また式場にて経営管理サポートや自身もフリープランナーとして大好きな結婚式に携わっている。
仕事をする中で、2度の産休・育休を経験し、「ママでも諦めない!」をモットーに、大好きなブライダルの仕事と子育てを上手く両立できるよう、業界内の働き方の多様性を目指し、日々奮闘中!

2014年度 BIA主催ザ マスターオブブライダルコーディネーターコンテストにおいて見事グランプリ獲得。

※全国のブライダル業界に従事する方々から、知識・経験・品格を兼ね備えたコーディネーターを選出するコンテスト