目次
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  1. 1. 夫婦喧嘩に良くある3つの原因
  2. 1. 相手の発言への怒り
  3. 2. 生活態度への不満
  4. 3. 育児に対する考え方の違い
  5. 2. 夫婦が仲直りするための3つの方法
  6. 1. 挨拶をする
  7. 2. 謝罪の気持ちを言葉にする
  8. 3. スキンシップをとる
  9. 3. 夫婦のいざこざを招かないために
  10. 1. 「相手と自分の考えが違うのは当たり前」と認識する
  11. 2. 2人のルールを作る
  12. 3. コミュニケーションの機会を増やす
  13. 4. まとめ

いつも笑顔で、幸せいっぱいの日々。そんな結婚生活を夢見て一生の愛を誓い合ったはずなのに「夫婦喧嘩がこじれてなかなか仲直りができない」という経験をしたことのある夫婦は多いのではないでしょうか?また表面上は仲直りをしたけれど、関係がぎくしゃくしたまま、ということもよくある事例です。

 

そこで本記事では、夫婦喧嘩後にきちんと仲直りする方法をご紹介。夫婦喧嘩になりやすい原因や、そもそも喧嘩が起こらないために気をつけておきたいポイントも併せてご説明します。仲直りの仕方で悩んでいる方や、夫婦喧嘩が原因で2人の関係がぎくしゃくしてしまっている方はぜひ参考にしてください。

夫婦喧嘩に良くある3つの原因

 

夫婦喧嘩の火種になってしまいがちな原因を知っておけば、もし夫婦喧嘩が起こってしまっても対処しやすくなります。そこでここでは、夫婦喧嘩の原因として一般的な以下の3つをチェックしておきましょう。

相手の発言への怒り

まず多いのが、イラッとするようなものの言い方や乱暴な言葉づかいをされたときに喧嘩になってしまうケース。「どうでもいい」という無関心な言葉や、「そんなこともできないの?」などの馬鹿にした言葉、「太った」などのデリカシーに欠ける言葉などが原因となることが多いようです。

 

恋人同士の期間では言わなかった言葉であっても、結婚して関係性が近くなると気を許しすぎて言ってしまうこともあります。また、仕事が忙しくて睡眠不足だったり体調が悪かったりすると、言わなくてもいいことを言ってしまったり、いつもだったら許せる言葉が許せなくなることも。相手の発言が発端であっても、自分の心に余裕がないことにも原因があるかもしれないので、1度落ち着いて考えてみると良いでしょう。

生活態度への不満

生活態度も、夫婦喧嘩になりやすいポイントの1つ。女性側から男性側への不満として良く聞くのが、「靴下が脱ぎっぱなし」「お菓子のゴミを置きっぱなし」「家事を手伝わない」などで、「どうして自分ばかりが…」という思いが積もって喧嘩に発展してしまうようです。しかし、しっかり家事を分担していたとしても取り組み方などで揉めることも。

 

またおざなりな返事など、コミュニケーションの取り方への不満が原因で夫婦喧嘩になることもあります。こちらも「どうして自分ばかりが真剣に…」という思いが積もってしまうことが原因。どちらか片方に比重が偏りすぎると、夫婦喧嘩が起こってしまうということです。

育児に対する考え方の違い

子供のいる家庭では、しつけや教育方針についての意見の相違も夫婦喧嘩が起こる原因になりがちです。お互いに子供のことを思っているからこそではありますが、自分の意見を押し通そうとすると喧嘩になってしまいます。

 

また、片方が無関心であることも喧嘩の原因となります。2人の子供なので、喧嘩ではなく話し合いで教育方針を決めるようにしましょう。

夫婦が仲直りするための3つの方法

夫婦喧嘩において、最も重要なのは仲直りの方法です。きちんと仲直りをしておかないと今後の夫婦関係にも影響が出てしまうので、以下の3つ方法を参考にして、後に引きずらないようにしましょう。

挨拶をする

挨拶は、コミュニケーションの基本です。喧嘩の後はなんとなく気まずくて、会話がしづらいもの。しかし、まだ怒りの感情が残っているからといって、無視をしては喧嘩がさらにこじれてしまう可能性があります。日頃の習慣である挨拶をすることで、会話のきっかけを掴みましょう。

 

特に重要なのは、喧嘩をした次の日の朝は、必ず「おはよう」と挨拶をすること。1日の始まりに挨拶をすることで、喧嘩をリセットすることができます。

謝罪の気持ちを言葉にする

喧嘩の原因が自分に合った場合は、必ず謝罪の気持ちを言葉にしましょう。言葉にせず、なあなあにして仲直りにしてしまうと、後々こじれてしまうきっかけになります。

 

しかし、なかなか気恥ずかしくて「ごめんなさい」の一言が言えなかったり、喧嘩が長引けば長引くほど後に引けない気持ちになったりしてしまう、というケースもあるでしょう。そんなときは、メールやLINE、手紙でも構いません。まずは気持ちを伝えることが大切です。

スキンシップをとる

喧嘩の後の気まずい雰囲気を払拭するために、思い切ってスキンシップをとってみるのもおすすめです。スキンシップの取り方によっては言葉よりも気持ちが伝わりますし、いつもの雰囲気に戻るきっかけになります。喧嘩をしたからといって、愛情が冷めてしまったわけではないことを伝えましょう。

 

ただし、スキンシップをとることで夫婦喧嘩をうやむやにしようとすると、逆効果になってしまうこともあります。タイミングを見計らったり、謝罪の言葉と共にスキンシップをとったりするなど、工夫をしてください。

夫婦のいざこざを招かないために

 

夫婦喧嘩の全てが悪いわけではありませんが、できれば避けたいと思うのは当然です。そこで、夫婦喧嘩にならないために心に留めておきたいポイントを3つご紹介します。夫婦のどちらか片方が気をつけていても意味がないので、2人で認識しておきましょう。

「相手と自分の考えが違うのは当たり前」と認識する

どんなに気が合う夫婦でも育ってきた環境が違いますし、違う人間ですから考えが違うのは当たり前です。結婚したからといってそれは変わることはなく、違う人間である以上全てが自分の思い通りに行くわけではありません。

 

「自分と相手は違う人間」ということを常に意識し、相手を尊重すれば、相手の意見を受け入れて落ち着いた状態で話し合いができるでしょう。

2人のルールを作る

自分の実家に暗黙のルールがあったように、2人で新しくルールを作るのもおすすめです。例えば、「喧嘩の後には2人で甘いものを食べる」や「絶対にこの言葉は使わない」「子供の前では喧嘩しない」など。喧嘩のときのルールから仲直りがしやすくなるルールまで、様々なものがあります。あまり作りすぎてはルールでがんじがらめになって息苦しさを感じてしまうため、1〜5個程度にしておきましょう。

 

ただし、ここでも自分の実家のルールを押し通すのはNG。話し合って、2人が納得できるルールを作ることが大切です。

コミュニケーションの機会を増やす

夫婦喧嘩の大きな原因の1つが、お互いの気持ちが正しく伝わっていないこと。雑談でも良いので日常的にコミュニケーションをとっておくことで、気持ちのすれ違いが生じにくくなるでしょう。特に、感謝や愛情を表現するのはとても大切。喧嘩をしたとしても「相手は私のことが嫌いなのでは?」と思うことがなくなり、仲直りも早くなります。

 

また、困ったことがあったらすぐに伝えておくのも有効な手段。精神的に追い詰められると心に余裕がなくなって、ちょっとしたことでも喧嘩に繋がってしまうので、予め困っていることを伝えることで配慮してもらえたり問題解決に協力してくれたりします。

まとめ

結婚していると、1度は経験する夫婦喧嘩。喧嘩することでより仲が深まったり、絆が再確認できたりと、決して悪いものではありません。しかし仲直りの仕方によっては、「雨降って地固まる」が実現しないので要注意。今回ご紹介した仲直りの方法を参考にして、後に引きずらない仲直りをしましょう。

 

また、何よりも大切なのは、相手を尊重する気持ち。常に相手を思いやることで、そもそも喧嘩せずにすむこともあります。「相手と私は違う1人の人間」ということを認識した上で、素直な気持ちを伝えるようにしましょう。