目次
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  1. 1. オンラインという新たな受講スタイルが学びのきっかけを作ってくれた
  2. 1. ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。
  3. 2. 「日常に感動を見つけることが、心を豊かにしてくれる」という気付き
  4. 1. 実際に受講してみていかがでしたか?
  5. 2. 受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。
  6. 3. ありのままの自分を受け入れ、愛することができるようになった
  7. 1. 受講前と受講後の変化はありますか?
  8. 4. 前向きな感情が、次なる目標や夢へと背中を押してくれる
  9. 1. 今後の夢や目標について教えて下さい。
  10. 5. 一歩踏み出したなら、そこには沢山の仲間との学びの機会があった
  11. 1. 今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

米国NLP協会™認定NLPプラクティショナー

ポジティブ心理学プラクティショナーⅠ・Ⅱ

40代 会社員A子さん

これまで「真面目で頑張り屋さん」と言われることにコンプレックスを抱え生きてきたという、A子さん。しかし、ポジティブ心理学の受講をきっかけに仲間と出会い、自分自身を見つめ直すことで、背負ってきた様々な鎧を脱ぎ捨てることができたのだとか。今回はそんなA子さんに自身を変えた、その受講ストーリーを語って頂きました。

 

 

オンラインという新たな受講スタイルが学びのきっかけを作ってくれた

ポジティブ心理学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。

以前から心理学に興味はあったものの、多忙な中で学ぶ機会を先送りにしていました。

しかし仕事で人材育成の担当になったことを機に、心理学を本格的に学んでみようと思い、このポジティブ心理学を受講しました。

 

若い社員を指導していると正直、その若い社員を理解できないと思う場面が多々あります。

それはきっと、これまで私が会社員として長年勤めて来て、知らず知らずの内に「こうすべきだ。」「努力すべきだ。」という固定概念が強くなっているからだと思ったんです。

これは若い社員と接しなければ気付き得なかったことですが、それと同時に彼らは私自身も若い時に上司が理解できない時代があったことを思い出させてくれました。

例えば、上司から「常識だろ。」と言われ、「常識って何?」みたいな

そんな風に私も悩んだ時期があったんです。

 

こんな経緯もあり、私は若い社員の指導にあたってまずは自分の固定観念を払拭する必要があると思いました。そこで私が思い出したのは5年前に一度足を運んだことがあるヒューマンアカデミー。当時は心理学のNLPを学ぼうと出向きましたが、通学が難しく諦めてしまいました。

しかし今回コロナ禍の影響もあり、オンラインで学べることを知り、是非学んでみようと思ったんです。

せっかくなら本格的に学びたいと、NLPプラクティショナーとポジティブ心理学の両講座を受講しました。

「日常に感動を見つけることが、心を豊かにしてくれる」という気付き

実際に受講してみていかがでしたか?

普段の何気ない「当たり前」に気付き、そこに良い感情を見いだせるようになりました。

それはある日の講座で出された「3つの良いことを毎日ノートに書き出しましょう」というシンプルなワークがきっかけで、最初は半信半疑で始めたものの、それを1週間続けたら自分でも驚くほど物事の見方が変わりました。

日常の中で自然と良いことを探すようになり、それを毎日続けることで心の中にあったモヤモヤが何となく晴れていったんです。

また、今までの私は不安なことを必要以上に探していたんだなと気付いたのも、ポジティブ心理学を受講した上で大きな発見だったと思います。

これまで、朝の出勤時は「今日はこんな仕事をしなければならない。」と心の重荷になるようなことを考えていたため、出勤途中の気持ちは憂鬱なものでした。しかし、今では出勤の道中に空を眺めては「空が綺麗だな」とか、並木道を歩いてみては「緑がキラキラして綺麗だな」とか、日常の当たり前のことに気付いて心を寄せられるようになったんです。仕事に行くことがとても楽しくなりました。

これは人間関係の面でも大きく影響していて、良いことを探すという習慣のおかげで同僚や子供に対してもその人の良い面を見つけられるようになりました。

特に子供に対しては今まで厳しくなってしまいがちでしたが、良いところを褒めたり、言い過ぎてしまった時は「ごめんね。」と素直に謝ることができるようになったと思います。

受講中の印象的なエピソードについて教えて下さい。

講座の終盤で行われた「自分の過去を振り返る」というワークがとても印象的でした。

それを誰かに語ったことはありません。

しかし、この講座で沢山の仲間との信頼関係が築けたことで、それを吐き出すことができました。そして、その体験を通して過去の自分を受け入れられるようになったと思います。

もう一つ、「強みを知る」というワークも私に大きな勇気を与えてくれました。

例えば、買い物の時に店員さんへ伝える「ありがとう」の一言など、当たり前だと思っていた行動が実は「自分の強み」だったという体験は私を勇気付けてくれました。

ありのままの自分を受け入れ、愛することができるようになった

受講前と受講後の変化はありますか?

日常に感動し、自分自身や人の良い部分を探したり、過去の自分を受け入ることができた経験は今の私に「ありのままの自分で良いんだよ」と教えてくれました。

私は自分のことが大嫌いで自分の長所なんて全然思い浮かばなかったんです。

「ごめんなさい。」が口癖で、時には頑張り屋さんという人からの言葉をコンプレックスに感じていたこともありました。

でも、この講座を通して「今の自分を大切にしたい」と思えるようになりました。

頑張り屋さんという言葉がコンプレックスではなく長所に思えますし、そんな自分を好きでいられます。

口癖も徐々に「ありがとう。」という言葉へ変えられるようになりました。

前向きな感情が、次なる目標や夢へと背中を押してくれる

今後の夢や目標について教えて下さい。

ポジティブ心理学の受講をきっかけに気持ちが前向きになり、目標や夢を追いかける好奇心が生まれました。今は引き続きヒューマンアカデミーでキャリアコンサルタントの資格取得を目指し、講座を受講しています。

さらに青山学院大学のワークショップデザイナーの講座も受講する予定です。

私はポジティブ心理学を通して、生きづらかった過去を乗り越え今を幸せに過ごしていますが、実はこれをもっと多くの人たちに伝えていきたいとも考えています。

その第一歩として目標としているのがワークショップを開くことです。

受講前にはネガティブだった日記も、受講後はポジティブな出来事で彩られ、もちろん一日を通してネガティブなこともあるけれど、私はそれを受け止めてポジティブな明日を描けるようになりました。

そんな毎日を過ごす中で漠然としたものですが、人の心を癒せるワークショップにできたら良いなと目標を持って過ごしています。

一歩踏み出したなら、そこには沢山の仲間との学びの機会があった

今、ポジティブ心理学に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

私は受講前に心理学・NLP・脳科学などの本を読んでいました。でも、この講座を通して実際の体験や人との関わりの中で学ぶことの大きさを感じました。

1週間に1回、オンラインで仲間と顔を合せて共に体験し、互いに理解しながら自分自身を知っていくという過程は講座でしか得られないし、何よりも皆さんに会うのが本当に楽しかったです。年齢も職業も住んでいる場所も異なるメンバーでの学習はオンラインならではですし、とても新鮮でした。

正直、受講料は安くないので悩みましたが、今となっては本当に受講して良かったなと思います。

私はポジティブ心理学を学び、新たな目標を持てましたし、転機を迎えました。

「積極的に自分から始める」ということに意味があると思います。

 

そして、管理職の方には是非受講して欲しいなと感じました。働きやすさは管理職の考え方で変わってくると思うんです。だからこそ管理職の方はポジティブ心理学を学び、人の強みを活かせるようなリーダーになる必要があると今回の受講を通して強く感じました。