目次
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  1. 1. 給食
  2. 2. 自動進級
  3. 3. 教科書
  4. 4. 掃除
  5. 5. まとめ

 

日本では当たり前だったことが、海外では当たり前ではなかったということは良くあります。それは学校についても同じこと。そもそもの教育制度が異なっているのはもちろん、意外な部分で差を感じることもあります。

 

そこで本記事では、海外から見ると驚かれる日本の学校の特徴を徹底解説!特に差を感じることの多い4つの項目についてご紹介します。海外の学校事情に興味のある方は、是非チェックしてみてください。

 

 

給食

 

世界的に見て、日本の給食はとてもクオリティが高いと言われています。日本では当たり前のことですが、管理栄養士が考えたしっかりと栄養バランスが取れていて、彩りも考えられた食事を学校が提供するというのはとても珍しいこと。

 

そもそも日本では給食はただ空腹を満たすためのものではなく、以下の目的を学ぶ学校教育の一環として捉えられています。そのため自分達で育てた農産物を使用するなど、「給食」という枠に囚われずに授業を展開している学校もあります。

 

  • 食事の作法
  • 健康な食習慣
  • 日本やその地域の食文化
  • 適切な栄養摂取による健康促進
  • 社交性や共同の精神
  • 自然尊重と環境保全の精神
  • 勤労を重んずる心
  • 食料の生産・流通・消費

 

しかし、海外の給食事情を見てみると、給食があっても自分でサーブして食べる方式であったり、自分でその日のメニューを決めることができる国も存在し、その国の給食では自分の好きなものだけを食べるので栄養バランスは偏ってしまいがち。

 

さらに、欧米諸国などでは、教室ではなくカフェテリアで食べるところがほとんどです。

また、そもそも学校が半日で終了するために給食がない国や、1日学校がある国でも、お昼ご飯は1度家に帰って食べる文化の国もあります。

 

 

自動進級

 

日本では、義務教育の期間中に落第することはまずありません。出席日数が少なくても、成績がいくら悪くても自動で進級します。このシステム、日本では当たり前のように受け入れられていますが、多くの欧米諸国の人々から見ると衝撃的だそう。

 

成績が悪いということは、その学年で勉強した内容を理解していないということ。理解していないままに次の学年に上がっても、当然勉強内容を理解できるはずもないですよね。欧米諸国では低学年のうちから自動的に進級することができません。成績が悪いと留年することもあります。

 

逆に、飛び級制度があるのが海外ならではと言えます。「それぞれの子どもに合った教育を受けさせる」という考え方が浸透しているのが特徴です。日本が横並びの「和」を重んじるのに対し、海外は「個」を重んじているとも言えるでしょう。

 

 

教科書

 

入学式が終わったら、大量の教科書を渡されて持ち帰るのに苦労した、なんて経験がある方は多いのではないでしょうか?次の日の時間割にある科目の教科書を鞄に詰めた、というのは全員がしたことのある経験でしょう。しかし、これも世界的に見ればとても珍しいことなんです。

 

アメリカには低学年のうちはそもそも教科書がないことが一般的で、生徒によって先生が用意したプリントや本を読むなど、レベル別にその生徒に合った指導が行われています。つまり、同じ教室にいても皆同じ内容をしているわけではないということです。

 

高学年になってくると教科書を使用する場面がでてきますが、学校から「レンタル」するという形で利用されています。あくまでレンタルなので自宅に持ち帰ることはできませんし、書き込むこともできません。アメリカやオーストラリアでは、教科書は授業中にのみ使用する本なのです。

 

 

掃除

 

日本では必ずある「掃除の時間」ですが、海外には存在しません。清掃員が雇われており、子ども達が下校後に掃除を行うのが一般的。海外の人々にとって、日本では当たり前の光景である自ら教室や廊下、トイレなどを掃除する子ども達の姿はとても衝撃的なんだそうです。

 

これは、給食と同じく掃除も学校教育の一環として行うという日本の学校の姿勢の現れ。自分達で掃除することによって、ものを大事に使おうという意識が芽生えたり、公共の場所を綺麗に保つよう心掛けるようになることを目標としています。清掃員がいる海外の学校には、食べかすなどが下に落ちたとしても「掃除してくれる人がいるから」と、拾わないのが当然と考えている生徒が少なくありません。

 

日本が取り入れている「掃除の時間」は、今海外の教育者の間でも話題になっており、実際に掃除の時間を導入した学校もあるほど。ただし子どもの自主性を重んじる海外では、掃除を強制することが児童虐待と言われてしまうこともあります。先生に言われたことを行うのは当然という日本の教育に対し、権力にもノーと言えるような教育を重んじている海外では「掃除の時間」に対して大きく賛否が別れているのが実情です。

 

 

まとめ

 

日本の学校に通っていて何の疑問も抱いていなかったけれど、今回ご紹介した海外からの視点を知って改めて考えさせられた、という方も多いのではないでしょうか?世界的に見て、日本の学校教育は充実していると言われています。しかし、他の国の方が優れている部分があるのも事実。それぞれの良さを受け入れ合って、さらに良い教育制度を作っていければ素晴らしいですよね。

今回ご紹介した点以外にも、海外と日本の学校の違いはあります。是非自分で調べてみて、それぞれの良さを見つけてみてください。