目次
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  1. 1. 日本文化ならではの「おもてなし」代表例3つ
  2. 1. デパート
  3. 2. 旅館
  4. 3. 駅
  5. 2. ちょっとやりすぎ?外国人に悪印象のおもてなし3つ
  6. 1. 買い物後の店外までのお見送り
  7. 2. 食券など飲食店のシステムが不明
  8. 3. マニュアルに沿った接客
  9. 3. まとめ

海外にはない、日本文化の1つとして「おもてなし」が挙げられます。

日本人にとっては普段から受けているサービスということもあり、いまいちイメージしづらいものです。
実際には、日本のおもてなしは、外国人にどのような印象を持たれているのでしょうか。

この記事では、日本文化ならではのおもてなしについて、3つの代表例と、外国人に悪印象なおもてなし3つをご紹介します。

日本文化ならではの「おもてなし」代表例3つ

 

日本文化ならではのおもてなしですが、外国人にとっておもてなしを受けることができるのは以下の3つの場所です。

  • デパート
  • 旅館

この代表的な3つのおもてなしについて、詳しくご紹介します。

 

デパート

外国人が日本観光をしていてまず驚くのが「デパートでのおもてなし」といわれています。
海外に比べ、日本のデパートはエレベーターガールがいたり、入り口で従業員が「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたりと、手厚いサービスが受けられるためです。

特にエレベーターガールは日本独自のものなので、初めて日本に来た外国人が驚くのも無理はありません。

旅館

日本のおもてなしといえば、旅館での接客をイメージする方も多いのではないでしょうか。
食事の配膳や布団の準備など、旅館の従業員の細やかな接客は、外国人だけでなく日本人も「おもてなし」の心を感じることができます。

特に外国人にとっては旅館に宿泊し、温泉や日本文化を楽しみながらおもてなしを受けることで、さらに非日常を味わうことができるのです。おもてなしとは「ゲストに楽しんでほしい」という気持ちの現れであるといえるでしょう。

外国人にとって、日本の駅もおもてなしを感じられる場所です。電車内が清潔であり、時間通りに電車が来ることが海外では珍しいため、外国人が驚くポイントとされています。

特に、新幹線での清掃員の働きに驚く人が多いようで、限られた時間のなかで素早く車内を清掃する姿は多くの外国人から評価されているのです。

日本人にとっては当たり前の光景でも、外国人にとっては素晴らしい習慣が溢れているのが日本の「おもてなし」ではないでしょうか。

ちょっとやりすぎ?外国人に悪印象のおもてなし3つ

 

これまで、外国人に人気のある日本のおもてなしについてご紹介しました。
しかし、なかには「これってどうなの?」と感じるような悪印象のおもてなしも存在するようです。

良かれと思ってやっていたことが相手にとって悪い印象を与えることもあるため、注意したいところです。
外国人から悪印象のおもてなしは、以下のようなものです。

  • 買い物後の店外までのお見送り
  • 食券など飲食店のシステムが不明
  • マニュアルに沿った接客

ここではこの3つのおもてなしについて、詳しくご紹介します。

買い物後の店外までのお見送り

日本のショッピングセンターや美容室では、帰る際に従業員が店の外まで見送りをする場合があります。
日本人にとっては見慣れた光景ですが、外国人にとっては「やりすぎでは?」と感じるようです。

たしかに丁寧な接客に慣れていない外国人からすると、店の外まで見送りに来るというのは「過剰すぎる接客」と受け取ってしまう可能性もあります。

丁寧であれば良いというわけではなく、お互いに気持ちの良い距離感で接客をすることも大切なのかもしれません。

食券など飲食店のシステムが不明

手軽に食べたいものが注文できる食券ですが、外国人にとっては不便に感じるようです。

そもそも海外では食券を利用する習慣がないため、日本に観光に来た外国人にとっては使い方がわかりません。そして多くの食券機が日本語でのみ案内されていることもあって、外国人は何を注文すればいいのか、どのようなメニューがあるのかがわからないのです。

この不便さを解決するにはユニバーサルデザインを採用するなど、外国人でもわかりやすいような案内の仕方が重要になります。

マニュアルに沿った接客

日本と海外の習慣の違いで語られることの1つに「サービス業の接客」が挙げられます。

海外では椅子に座ったり飲み物を飲みながらフランクに接客するのが普通ですが、日本では違います。基本的には立ち仕事でお客さん1人ひとりに丁寧に接客します。

このようなマニュアル通りの接客は丁寧で良い部分もありますが、何かあったときに臨機応変に対応できず、融通が効かない接客であるともいえます。フランクな接客に慣れている外国人にとっては、日本人の接客はマニュアル通りすぎる・真面目すぎると感じるのではないでしょうか。

まとめ

この記事では、日本文化ならではのおもてなしについて、3つの代表例と、外国人に悪印象なおもてなし3つをご紹介しました。

丁寧な接客が外国人に評価されている「おもてなし」ですが、一方で過剰なサービスが悪印象になることも考えられます。外国人が悪印象を受けるおもてなしがあることも理解したうえで、お互いに気持ち良い距離感で接客できるよう、意識することが大切です。これからも日本ならではのおもてなしを大切にし、日本の文化として広まっていくことを願っています。

 

 


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