目次
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  1. 1. お歳暮とお中元の違い1 風習の意味
  2. 1. お中元の意味と起源
  3. 2. お歳暮の意味と起源
  4. 2. お歳暮とお中元の違い2 贈る時期
  5. 1. お中元を贈る時期
  6. 2. お歳暮を贈る時期
  7. 3. お歳暮とお中元の違い3 贈るものと金額相場
  8. 1. お中元に贈るものの内容と金額相場
  9. 2. お歳暮に贈るものの内容と金額相場
  10. 4. お歳暮とお中元の違い4 のし
  11. 1. お中元につける「のし」
  12. 2. お歳暮につける「のし」
  13. 5. お歳暮とお中元は両方贈ったほうがいい?
  14. 6. まとめ

「お世話になった人に失礼にならないようにしたい!」

そう感じながらも、お歳暮とお中元の具体的な定義や違いを知らず、悩んでいませんか?
また、初めてお中元やお歳暮を贈る場合、どのような物を選べば相手方に喜ばれるかというのも、気になることでしょう。

そこでこの記事では、

1. 風習
2. 贈る時期
3. 贈るもの

という3つのポイントから、お歳暮とお中元の違いを解説していきたいと思います。

お歳暮とお中元の違い1 風習の意味

 

まず、お歳暮とお中元におけるそれぞれのルーツや意味に目を向けると、この両者が全く違うものであることがわかります。

お中元の意味と起源

お中元のルーツは、道教の教えにもとづき厄払いをする中国の三元という風習です。これが日本に伝わり、お盆と相まって内容変化したものが、お世話になっている方々に感謝をあらわすお中元となります。

お歳暮の意味と起源

お歳暮のルーツは、古くから年越しに行なわれてきた御霊祭です。

かつての御霊祭では、祖先の霊に対して数の子や塩鮭などをお供えしていました。
そして娘の嫁ぎ先や、分家から本家に供え物を持ち寄っていた習慣から、いつしかお世話になった家族や上司に感謝を伝えるお歳暮へと移り変わっていったのです。

お歳暮とお中元の違い2 贈る時期

 

続いて、お歳暮とお中元を贈る時期について詳しく見ていきましょう。

 

お中元を贈る時期

お中元は、お盆に合わせて贈るのが一般的です。
ただし、以下のように地域によってお盆の時期が異なる場合があります。

● 北海道:7月15日~8月15日まで
● 東北地方、関東地方:7月初旬~7月15日まで
● 北陸地方:北海道と同じエリアと、関東と同じエリアにわかれる
● 東海地方、関西地方、中国地方、四国地方:7月中旬~8月15日まで
● 九州地方:8月1日~8月15日まで
● 沖縄地方:旧暦の7月15日前後(8月中旬~9月初旬頃まで)

お歳暮を贈る時期

お歳暮は年末の挨拶になるため、年の瀬~年内に贈るのが一般的です。ただし、こちらについても、以下のように地域によって違いが生じる場合があります。

 

●北海道:12月13日~12月20日
●東北地方:12月13日~25日頃
●関東地方:12月初旬~12月31日
●北陸地方:12月13日~12月20日
●東海地方、中国地方、四国地方:12月13日~25日頃
●関西地方:12月13日~12月31日
●九州地方、沖縄地方:12月13日~12月20日

近年では、忙しい年の瀬を避け、11月末にお歳暮を贈る人も増え始めています。お世話になった人が多忙であったり、遠方の方に贈り物をしたりするときには、その地域で理想とされる時期などを直接確認してもいいでしょう。

お歳暮とお中元の違い3 贈るものと金額相場

 

お歳暮とお中元は、贈るギフト内容や金額相場にもいくつかの違いがあります。

お中元に贈るものの内容と金額相場

お中元は、普段お世話になっている大事な人の健康を願う日でもあります。

暑い日が続くことから、季節感のある夏らしい食べ物などがおすすめです。

●水ようかん
●ゼリー
●そうめん
●ビール など

相場は、3,000円~5,000円程度となっています。

お歳暮に贈るものの内容と金額相場

お歳暮も、年末に家族や親戚が集うことを考えると、みんなが楽しめる以下のようなものがおすすめです。

●ハム
● ソーセージ
●日本酒
●お菓子
● 鍋料理の具材 など

お歳暮の相場は、お中元とほぼ同じ3,000円~5,000円程度です。ただし一般的には、お中元よりお歳暮のほうが少し相場も高めです。

お歳暮とお中元の違い4 のし

 

ギフトにつける「のし」にも、それぞれ特徴があります。

お中元につける「のし」

まずお中元ののしは、何度でも結び直せるという意味を持つ「蝶結び」と、慶事全般に使われる「紅白の水引」を選びます。表書きについては、以下のように贈る時期によって変わってきます。

● 7月初旬~7月15日:御中元またはお中元
●7月16日~立秋:暑中お見舞いまたは暑中お伺い
●立秋~処暑:残暑お見舞いまたは残暑お伺い

目上の人に感謝の気持ちを込めた贈り物をするときには、「~お伺い」と書くのが一般的です。

お歳暮につける「のし」

お歳暮につけるのしも、蝶結びと紅白の水引を選ぶところまでは同じです。また、お歳暮の場合も、贈る時期によって表書きの内容が変わってきます。

● 12月上旬~12月20日:お歳暮
● 12月21日~年末:寒中お見舞い
● 元旦~1月7日:新年のご挨拶またはお年賀
● 1月8日~立春:寒中お見舞い

お歳暮とお中元は両方贈ったほうがいい?

お歳暮とお中元は、時期で区分されているため、両方贈っても問題ありません。どちらか一方だけ贈る場合は、お中元が半年間の感謝の気持ちで、お歳暮が1年最後の締めくくり挨拶と捉えるのがおすすめです。

まとめ

お歳暮とお中元には、起源と贈る時期が大きく異なります。

ですが、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、その季節に合った相手方の好みの品を贈ったりするという点では共通しています。

贈る時期については地域によって異なるので、遠方で暮らす方へのお中元やお歳暮は、宅配便を受け取れる時期などを早めに確認しておきましょう。

 

 


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