目次
  1. 1. 定年後のセカンドキャリアとして、日本語教師を視野に入れていた
  2. 2. スケジューリングを徹底し、仕事と両立しながら講座受講と受験勉強を進めた
  3. 3. ヒューマンアカデミーで学んだ内容すべてが日本語教員試験に役立つ
  4. 4. 日本で暮らす外国人の方々の幸せな人生をサポートする日本語教師になりたい
  5. 5. 日本語教師を目指したい方へ

今回、ヒューマンアカデミー銀座校にて「日本語教師養成講座」を受講中の副島美智子さんに、日本語教師を目指した経緯と、日本語教員試験合格の秘訣をインタビュー形式でお伺いしました。(2026年2月取材)

■Profile

副島(そえじま)美智子さん 57歳/女性

受講講座:日本語教師養成講座(ヒューマンアカデミー銀座校)

大学卒業後、大手総合飲料メーカーに新卒入社。営業、システム、経営企画、物流、マーケティングなどを担当し、選択定年制度を活用して55歳で定年退職。輸入食品店でパート勤務をしながらソムリエ資格を取得し、その後2025年2月よりヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を受講。同年11月の第2回日本語教員試験に合格。ヒューマンアカデミー日本語学校東京校での就職も内定し、2026年4月からは日本語教師としてのキャリアをスタートする。

定年後のセカンドキャリアとして、日本語教師を視野に入れていた

―日本語教師を目指したきっかけは何でしたか?

もともと私は教員志望で、大学では教育学部で国語教員になるための勉強をしていました。結局、一般企業に就職したのですが、もし仕事を辞めたら日本語教師かキッズ向けの英語の先生になりたい、という想いはずっと抱いていました。ちょうど私が大学生の頃、大学でも日本語教授に関する講座が始まり、当時は必修科目と重なっていて講義は受けられませんでしたが、日本語を教えることに対する興味は学生時代から芽生えていました。セカンドキャリアとして日本語教師を目指すならスタートは早い方がよいと考え、55歳での定年退職を選択し、日本語教師になるための準備を始めたのです。

―日本語教員試験の受験は、最初から考えていましたか?

はい。今後、日本語教師に必須の国家資格ですから、試験は受けるつもりでした。カウンセラーの方が「2月に受講スタートして11月の日本語教員試験を受けるなら、このペースで学習を進めるといいですよ」というスケジュールを組んでくださったので、それに従って勉強を進めました。

スケジューリングを徹底し、仕事と両立しながら講座受講と受験勉強を進めた

―実際に日本語教師養成講座の学習を始めてみて、いかがでしたか?

私は週に3日、輸入食品店でパート勤務をしています。8時間フルタイムの立ち仕事なので、仕事のある日は疲れて勉強は無理。仕事のない平日は、空いている限りずっと自宅で勉強をしていました。理論科目はeラーニングで、科目ごとに最後は校舎で科目履修テストを受けます。最初に科目履修テストの予約を入れて、テストに間に合うようにeラーニングの映像授業をノートを取りながら視聴していく、という形で学習を進めました。仕事と両立しながら、短期集中で学ぶのはそれなりに大変でしたが、挫折せずクリアしていくにはスケジューリングが肝だと思いました。

学習内容については、日本語教授法や教育、コミュニケーション、異文化理解など、学生時代からなじみのあるテーマや興味のあるテーマも多かったので、楽しく学ぶことができました。ただ、音声や発音は私にとって難しく、最初は全然わからなくて苦手意識がありました。けれども、月に1回、校舎で行われるテーマ別のライブ授業で発音を集中的に取り上げる講義があり、これを受講したことでかなり克服できました。この授業をきっかけに友人になった3人とは、いまも仲良しで交流が続いています。

 

―日本語教員試験の受験勉強は、いつ頃からどんな勉強をされましたか?

2月から8月末までにeラーニングで理論科目を修了し、9月は丸1ヶ月間あけて受験対策に充てました。先生から「過去3年分の過去問を最低3回はやるといい」とアドバイスされたので、1回上乗せして4年分を4回やりました。

―自分なりに工夫した勉強法があれば、ぜひ教えてください。

過去問には解答はありますが解説がついていないので、解いて自己採点して終わりではなく、出題内容をきちんと理解することが重要だと思います。ヒューマンアカデミーの赤本(『登録日本語教員養成課程コアカリキュラム完全攻略ガイド』)の該当箇所を読み直したり、ネット上で過去問の解説動画をアップされている人のブログを複数見たりして、理解を深めました。赤本やブログを見てもわからなかったことは、ヒューマンアカデミーの先生に質問しました。また、音声・音韻学は口腔断面図のカードを見て、発音記号を当てる、ということをしていました。 聴解試験対策としては、手持ちのCD音声を何度も聴くことに加え、日本語教育能力検定試験と日本語教員試験ではイントネーション表記の仕方が違うので、自分で書き直して本番の試験の表記に慣れておくよう工夫しました。

ヒューマンアカデミーで学んだ内容すべてが日本語教員試験に役立つ

―日本語教員試験の受験勉強をする上で一番苦労したことは何でしたか?

私の場合、10月から「教育実践」の3科目を同時受講しました。日本語教員試験の本番を11月に控えているのに9月までに覚えた基本的な知識をどんどん忘れてしまうのではないかと不安でした。その一方で、日本語教員試験の前に教育実践の科目を学び始めていたことは、受験対策としては大いに役立ちました。試験には、実践の知識を踏まえた問題も多く出題されるからです。

 

―試験本番はいかがでしたか? 見事合格されましたが、手ごたえはありましたか?

日本語教員試験の応用試験は、読解と聴解の2つがあります。読解は、基本的な知識があるという前提で、「こんな場合あなたならどうしますか?」と、日本語教師としてどのような価値観を持っているかを問われるような問題が多かった印象です。

最初の1問目からつまずいたのが、聴解です。受験勉強中に聴いていたCDプレーヤーと試験会場では音の聴こえ方が違い、焦りました。でも、とりあえず正解と思われるものをマークして、気になることはメモや印をつけ、頭をリセットして次の問題に進むことに専念しました。TOEICなどの試験と同じで、迷ったり余計なことを考えたりしていると、次の問題まで聴き取れなくなってしまうからです。あとで見直す時間があるので、そのときに修正すれば大丈夫、と考えて引きずらないようにしました。

試験を受けた感想は、率直に言って合格の自信は全然ありませんでした。読解はまあまあできた感じでしたが、聴解ができなかった分をカバーできているか、かなり不安でした。けれどもなんとか無事に合格できました。

日本で暮らす外国人の方々の幸せな人生をサポートする日本語教師になりたい

―この春から、日本語学校で働くことが決まったそうですね。

はい。2月にヒューマンアカデミー日本語学校東京校での就職が内定し、4月に日本語教師養成講座を修了後、常勤講師として働くことになりました。

―おめでとうございます。どんな日本語教師を目指していますか?

60歳の定年まであと3年あるので、3年間きっちり経験値を積み、日本語教師として一人前になることが、まずは目標です。学習者が楽しみながら学び、そこで得た知識を日常で実際に使えるようになる授業を目指したいですね。また、日本で生活する外国人の方々が将来楽しく幸せな人生を送れるように、日本語学習の面から、そのスタートをサポートしたい。学習者の皆さんとコミュニケーションを深め、信頼される先生になりたいと思っています。

―ありがとうございました。副島さんの益々のご活躍に期待します

日本語教師を目指したい方へ

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