目次
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  1. 1. ボランティアとは?
  2. 1. 個人の意思で社会貢献すること
  3. 2. ボランティア活動のポイントやメリット
  4. 2. 4種類のボランティアの活動内容
  5. 1. 支援型
  6. 2. 交流型
  7. 3. サービス型
  8. 4. 環境保護型
  9. 3. ボランティア活動の注意点は?
  10. 1. 興味がある分野のボランティアを見つけよう
  11. 2. ルールを守る
  12. 3. 保険に入る
  13. 4. 団体に所属する
  14. 4. まとめ

この記事では、ボランティアの代表的な4種類とそれぞれの活動内容をご紹介します。具体的には、以下の4種類です。

  1. 支援型
  2. 交流型
  3. サービス型
  4. 環境保護型

また、ボランティアに参加する際の注意点もご説明しますので、ぜひボランティア活動の参考にしてください。

ボランティアとは?

 

まずは、ボランティアという言葉の意味をご紹介します。

個人の意思で社会貢献すること

ボランティアとは、強制されることなく、個人の意思で社会貢献することです。

また文部科学省では、ボランティアは社会奉仕の一環でもあり、生涯学習の1つとしても位置付けています。自分自身の技術や知識を活かせる場所であり、同時に現地の人とコミュニケーションを図り、やりがいや生きがいを得ることも可能です。

ボランティア活動のポイントやメリット

ボランティア活動は、前述のとおり“自らの意思でおこなうこと”が重要です。第三者からの指示で仕方なくボランティア活動に参加しているのでは、ボランティアといえません。

また、他者や社会のために活動することで(他者貢献)、充実感や達成感、感動など、多くの喜びが得られる点も特徴です。

さらに「今、本当に必要なものは何か」を考え抜いて行動することが求められます。そうすることで、新しい社会の仕組みやサービスを生み出すこともあるので、ボランティアは創造的な活動だといえます。

4種類のボランティアの活動内容

 

ボランティア活動と一口にいっても多種多様です。ここではボランティアの種類を、大きく4つに分けてご紹介します。

支援型

災害などで困っている人を助けるためのボランティアです。“ボランティア”といえば、多くの人が支援型を思い浮かべるかもしれません。高齢者向けの介護ボランティアも支援型の1つです。

交流型

支援や救助をするだけがボランティアではありません。ボランティアをする相手と交流しながら活動する、楽しいボランティア活動もあります。それが交流型です。

具体的には、観光などにおける外国人向けボランティアや、障害がある人への手話や点字・朗読のボランティアなどです。

サービス型

サービス型は、おもに日常生活での困りごとをサポートしているボランティアです。たとえば、家事や買い物をすることが大変な高齢者のサポートとして、買い物代行のボランティアがあります。また電話などで相談を受ける傾聴ボランティアもあります。

環境保護型

環境保護型のボランティアは、身近な地元での活動から、自然環境を守るためのボランティアまで幅広いのが特徴です。また、国内だけでなく、国際的な規模での活躍を目指せる海外ボランティアを希望する人も増えています。

ボランティア活動の注意点は?

 

最後に、ボランティア活動をおこなう際の注意点を4つご説明します。

興味がある分野のボランティアを見つけよう

せっかく「ボランティアをやってみたい」という気持ちになったのに、興味がない分野に挑戦しても長続きはしないでしょう。

そこで、興味関心のある分野で、長く続けられそうなボランティアを探して参加することをおすすめします。興味を持てる分野であれば継続しやすいですし、達成感や充実感も得やすいからです。

ルールを守る

一緒にボランティアに参加する人や支援を受ける人など、さまざまな人々と関わるため、ルールを守りながら協力し合うことが大切です。人を助けるためにボランティアをしているのに、自分勝手な行動を繰り返して周囲に迷惑をかけてしまっては本末転倒です。

その場で正しく行動するためのルールを守り、周囲と協力してボランティア活動をおこないましょう。

保険に入る

災害支援などのボランティアに携わる場合は、事故が起こることも想定して、低額で加入できるボランティア用の保険に入っておくことをおすすめします。ボランティア活動用の保険は、最寄りの市区町村社会福祉協議会で受け付けています。

参考:ボランティア活動保険

団体に所属する

市区町村社会福祉協議会に設置してある「ボランティア・市民活動センター」では、活動先の紹介などをおこなっています。また、NPOを通してボランティアに参加することも可能です。

このようにボランティア活動に参加する際には、どこかの団体に所属することをおすすめします。なぜなら、自分一人でボランティア活動をするのには限界がありますが、団体でおこなえば人数も多くなりできることも増えるからです。

また、ボランティア活動がスムーズにおこなえるようになるだけでなく、ボランティアに関する不安を組織に相談することもできます。

 

まとめ

 

この記事では、ボランティアの代表的な4種類とそれぞれの活動内容をご紹介しました。

被災地などを支援する“支援型”のボランティアだけでなく、訪日外国人に外国語で日本の観光名所を案内したり、環境保護や町の復興をしたり、ボランティアには多くの種類があります。

ボランティア活動は相手にとっても、あなたにとっても、人生を豊かにしてくれます。興味関心があり、長く続けられそうなボランティア活動を選んで、ぜひ挑戦してみてください。