目次
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  1. 1. Web業界に未経験からでも転職できる理由
  2. 1. 人手が慢性的に不足している
  3. 2. 資格・実績が必須ではない
  4. 3. スキル・ポテンシャルがあれば挑戦できる
  5. 2. Web業界未経験者におすすめの職種と仕事内容
  6. 1. 集客業務を行うWebマーケター
  7. 2. コンテンツの開発や運営を担当するWebディレクター
  8. 3. 営業職のアカウントプランナー
  9. 3. Web業界未経験者が転職するためのステップ
  10. 1. 1.自分の興味や関心があることを探す
  11. 2. 2.興味のある分野の勉強を独学で行う
  12. 3. 3.ポートフォリオを作成する
  13. 4. 4.転職活動を行う
  14. 4. 未経験からWeb業界に入るために準備しておくこと
  15. 1. Web業界のどの領域で働きたいのかを明確にする
  16. 2. ヒアリング・イベント参加で情報収集を行う
  17. 5. 未経験でWeb業界に転職するときの注意点
  18. 1. 30代なら早めに行動を起こす
  19. 2. 希望企業の離職率をリサーチする
  20. 3. いきなりWebディレクターにはならない
  21. 6. 異業種からWeb業界への転職を成功させよう

Web業界は成長率に対して人手が足りておらず、未経験からでも可能な求人が異業種に比べて多いのが特徴です。

今回の記事では、異業種から未経験で新たな分野 「 Web業界 」 での活躍に向けて挑戦したい方に、どの職種であればWeb業界に転職しやすいのか、転職する際に注意すべき点はどこか等について、1つずつ解説していきます。ぜひ、これからWeb業界への転職を考えていた方は参考にしてみてください。

Web業界に未経験からでも転職できる理由

未経験でもWeb業界に転職できる理由にまず、Web業界が慢性的な人手不足であることが挙げられます。さらに、Web業界は資格は必須ではないことが多いです。全くの未経験であっても、これまでにWeb業界で活かせるようなスキル・ポテンシャルを身につけることができていれば、他の人よりも優遇されることもあります。

とはいえ、デザイン力やシステム、プログラミングなど専門知識が必要なイメージも強く、「 未経験からでは厳しいのでは? 」という印象を抱いている方も多いのではないでしょうか。

しかし、Web業界は、急成長・急激な変化が多く起こる業界です。技術面はもちろんのこと、流行や風潮は毎日のように変わっていきます。そんな中、数年でそれまでの環境が全く変わってしまうことも少なくありません。それまでWeb業界で働いている人と同じスタートラインから始めることになりますので、常にどんな環境にも対応できる能力があれば、未経験でもチャンスは十分にあります。

未経験からの転職では、スキルや実績よりも、業界の激しい変化に順応できる、将来性・成長を見込める人材が期待されています。

以下では、Web業界に未経験からでも転職できる理由をさらに深掘りして解説しています。

人手が慢性的に不足している

日々進化を続けているため、Web業界は慢性的に人手不足と言われています。需要に対して技術を持っている人が少ないことが主な原因です。

そもそもWeb業界では少ない人数で大きなプロジェクトを動かすため、最近は厳しくなっていますが、ブラック企業化している職場もあり、離職率も高いのが現状です。これに危機感を抱き、未経験からでもしっかりと技術者まで育成するため研修を行ったり、外部セミナーへの参加を推奨する企業も増えています。

技術や流行の変化が早いため、常に新しい視点や人材を入れたいという考えがあるのもWeb業界ならではです。

資格・実績が必須ではない

Web業界は出来てから日が浅く、変化の激しい業界ですので 「 セオリー 」 というものがあまりありません。

Webに関する資格はありますが、必ずしも資格がなければ業務ができないというわけではなく、実際に働いている人でも資格を持っていないケースは非常に多いです。また、仕事の内容が幅広く、同じ職種でも会社によって求められる技能が異なる場合もあります。実際に就職してから、その仕事に必要な勉強を行うほうが効率的とも言えるでしょう。

逆に言えば、資格がなくても飛び込める業界ですので、初心者向けのWebの資格を持っていると転職で有利になります。「 他社のやり方が身に付いているよりも、真っ新な人の方が良い 」 と、あえて未経験者を採用する企業もあります。

スキル・ポテンシャルがあれば挑戦できる

Webに関する知識はなくても異業種で似たような仕事をしていた場合、優遇されることがあります。例えばマーケティング経験があればWebマーケター、デザイナーであればWebデザインなど、応用できるスキルがあれば全くの未経験とは言えません。

さらに、Web業界は大勢の人数で協力しながら1つのプロジェクトを動かすことが多いので、コミュニケーションスキルや柔軟性など、個人の性格・性質が求められます。なにより変化の大きな業界ですから、新しいことを学ぼうとする姿勢が何より尊重される傾向にあります。

Web業界未経験者におすすめの職種と仕事内容

いくら未経験者歓迎とはいえ、いきなり専門的なシステム構築やプログラミングをするのは難しいと感じる方も多いでしょう。異業種からの転職であっても、できるなら前職での経験を生かせる職種につきたいものです。

ゼロからのスタートも良いですが、スキルがあるのならそれを活かせる職種をまず考えてみることが大切です。以下では、未経験・異業種からでも比較的転職しやすい3つのWeb業界に関する職種を紹介していきます。

集客業務を行うWebマーケター

企業の販売戦略(マーケティング)を担う 「 マーケター」 は、Web業界にも存在します。

どうやってターゲットに情報を届けるか、効果的な広告をどう展開していくかなど、どの業界でも目的は変わりません。ただし、Web業界のマーケターは実在の「 商品 」を売るわけではなく、Webサイトにおいての戦略を考えます。また、データのとり方も他の業界とは大きく異なります。

「 Webサイトをどんな人が見ているのか 」 「 どんな検索ワードでサイトにたどり着いたのか 」 アクセス情報を専用のツールを使って収集し、データを分析していきます。そしてより多くの人にアクセスしてもらうにはどうすればいいのか、キャンペーンの打ち出しや広告展開について考えるのが主な業務になります。

専用ツールの使い方を覚える必要はありますが、考え方などの根本は通じるところがあるので、エンジニアなどの技術職に比べると比較的転職しやすい職種です。

コンテンツの開発や運営を担当するWebディレクター

ディレクション、つまり管理・監督業務を行うのが 「 Webディレクター 」 です。ただし、実際の業務内容は会社の形態によって大きく異なります。

自社内でWebの制作・運営などをすべて行っている 「 事業会社 」 では、Webサイトが目的に合った効果が出ているかを分析し、改善を行うのが主な仕事になります。アクセス数や問い合わせ数が目標を達しているか、問題が起きていないか 」 を確認し、改善の提案、そして実際の制作・修正をディレクションします。

それに対して、他社から依頼を受けてWebサイトの制作を行う 「 制作会社 」 では、社内スタッフとクライアント(依頼者)の調整役が主な業務です。クライアントからの依頼に対して、予算や納期を確認し、時には交渉を行い、実際の制作を管理します。

つまり、同じ 「 ディレクション 」 でも、事業会社ではWebサイトそのものをディレクションし、製作会社では制作スタッフの業務をディレクションを行います。どの会社でも、広い視野とコミュニケーション能力が問われる仕事です。

営業職のアカウントプランナー

「営業職」は自社の製品を売り込む職種です。ただ、Web業界では扱うのが 「 商品 」 ではないため、一歩進んだスキルが要求されます。

アカウントプランナーは、いわゆる 「 企画営業 」 で、クライアントに応じて自社サービスの活用を企画・提案するのが仕事です。ただ物を売り込むだけでなく、クライアントが抱えている問題や目的を聞き、それを叶える提案を行います。その為、自社サービスや業界への幅広い知識と、高いコミュニケーション能力が求められます。

似た名前の職種に 「 Webプランナー 」 がありますが、こちらは実際にクライアントの要望やイメージを聞き出し、実現性のある企画設計を行う職種です。どちらかと言うと技術者寄りの業務になります。

アカウントプランナーはまだまだなり手が少なく、企業によって仕事内容が若干異なることもあります。企画営業だけでなく、マーケターやプランナーの統括を行う管理業務を指す場合もありますが、コミュニケーション能力を生かせる職種と言えます。

Web業界未経験者が転職するためのステップ

「 将来性のあるWeb業界に入りたいけれど、今一つどんな仕事があるのかわからない 」 という人は、まずどんな職種があるのか、基礎的な知識を得ることから始めましょう。

Web業界は、1つのプロジェクトに様々な職種が参加し、共同作業で作り上げていくものが多いです。職種によって役割は大きく異なります。

まず、自分が何に興味があるのか、何が向いているのか、4つのステップを確認しながら、転職活動の心構えをしましょう。

1.自分の興味や関心があることを探す

先述したマーケティング職や営業職など、自分のスキルが応用できる職種なら、将来性のあるWeb業界で自分のスキルを活かすことができます。ただ、Web業界にはほかにもたくさんの職種がありますので、プログラミングやディレクターなどの技術者方面の仕事の中でも、興味・関心の持てる分野を選ぶようにしましょう。

繰り返しになりますが、Web業界は変化が激しい業界ですので、日々新たな情報や技術を身に付ける必要があります。毎日が勉強なので、出来れば楽しく学習できるほうが仕事へのモチベーションも保ちやすいでしょう。

2.興味のある分野の勉強を独学で行う

未経験とはいえ、まったく知識がない状態での転職は難しいかもしれません。Webの知識は最低限身に着けておきますしょう。

可能であれば、 「 ITパスポート 」 などWeb・ITに関する初歩的な資格の勉強をしてみると、自然とWeb業界の仕組みがわかるのでオススメです。そして「 知識 」 だけでなく、 「 Webとはどういうものか? 」 を知っておくのも良いでしょう。

例えば、ブログを開設してマーケティング運用をしてみる、アフィリエイト広告を使ってみるなど、実際に触れて色々経験をしておくとWebへの理解度が上がりやすいです。

3.ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、簡単に言えば 「 自己PR書類 」 です。文章だけでなく、画像なども使って作る職務経歴書のようなものと言えます。

クリエイターが自信の実績やスキルを証明するために、これまでにかかわった事業の説明や制作した作品集など、自身で面接時にアピールしたいものをポートフォリオに見やすくまとめていきます。

ポートフォリオは特に決まった形式はなく、自分なりに考え、表現する「 制作物 」のため、面接では最も重要視される書類と言っても過言ではありません。未経験であっても、独学で得たスキルをアピールすることができれば面接官からも一目置かれることでしょう。書面やPDFだけでなく、実際に作ったWebサイトにアクセスできるようにしておくと、より説得力が増します。

4.転職活動を行う

準備が整ったら、いよいよ転職活動です。

Webに限らず、IT業界はツテや紹介によって転職を行う人が多いです。業界に知り合いもなく、技術にそこまで自信のない人は、転職エージェントを利用してみましょう。転職エージェントでは、職種や企業の向き不向きはもちろん、未経験者向けの面接対策なども相談に乗ってもらえます。

資格を取得していたり、スキルや実績に自信がある方は、転職サイトを利用しましょう。転職エージェントを使わなくても十分に転職活動が行えます。ある程度自分の条件がそろっていれば、多くの求人が見つかります。

未経験からWeb業界に入るために準備しておくこと

転職活動の 「 目標 」 が定まったら、より具体的な準備を進めます。

どんな業界でも言えることですが、Web業界では特にヒアリング・調査が重要になって来ます。その企業が何を求めているのかはもちろんのこと、「本当にその企業でいいのか?」を見定める必要があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

Web業界のどの領域で働きたいのかを明確にする

「 Web業界 」 には、大きく分けて2つのジャンルが存在し、それぞれターゲットは異なります。

1つ目のジャンルは、「 企業向け 」のサービスです。Webサイトの制作、ネットワークの構築、インターネット広告など、企業が運用するWebサービスを提供します。

もう2つ目のジャンルは「 個人向け 」のサービスです。ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなど、個人個人が利用するWebサービスです。

企業によって、仕事相手が 「 クライアント(依頼主) 」 か、それとも 「 カスタマー(顧客) 」 かという違いがあります。ターゲットが異なると、職種が同じでも、考え方や働き方はまるで違ってきます。

自分がやりたい・作りたいものはどっちなのか、どんなサービスに携わりたいかはしっかりと考えておきましょう。このことは、企業への志望動機にも繋がります。

 

ヒアリング・イベント参加で情報収集を行う

先ほど 「 IT業界はツテが多い 」 という話をしましたが、ツテによる転職のメリットの1つは、転職先の実情を聞くことができる点です。長時間労働やブラックな就業体制というイメージが強いIT業界ですが、実際のところどうなのかは会社によって異なります。

IT業界に知り合いがいれば話を聞くこともできますが、そうした知り合いがいない場合は転職イベントなどに参加してみてはいかがでしょうか。直接話が聞ける転職イベントは、業界への疑問の解消以外にも、実際に働いている人の雰囲気を見ることもできるのでオススメします。

未経験でWeb業界に転職するときの注意点

未経験だからこそ、転職の際に気を付けたいことはたくさんあります。業界の雰囲気が分からず、見当違いなことをしてしまっては時間と労力の無駄になってしまうからです。

注意すべきポイントは3つ。年齢・離職率・職種です。それぞれ見ていきましょう。

30代なら早めに行動を起こす

未経験者でも転職しやすい業種ではありますが、未経験者に求められるのは 「 将来性 」 です。

20代であればまだまだ成長が見込めますが、30代も半ばを過ぎると即戦力が求められます。特にWeb業界は若い世代の活躍が大きく、30代後半からは現場を離れ、管理職など経験と知識を求められる役職にシフトしていきます。

未経験での転職は早ければ早いほど有利です。30代であれば、今すぐにでも行動を起こしましょう。

希望企業の離職率をリサーチする

人手不足とはいえ、常に求人を出しているような会社は 「 人が居つかない労働環境の悪い会社 」 という可能性もあります。社員が10人以下と小規模であったり、離職率が高いなど、少しでも変だなと思ったら企業の評判などを検索してみましょう。

Webサイトには華々しい業績が書いてあるのに、実際は下請けの仕事ばかりということもあります。IT業界に明るい人が居ればそれとなく尋ねてみたり、転職イベントで様子を見てみたり、企業の口コミを検索するなど、自分の身を守るためにもリサーチは欠かさず行いましょう。

いきなりWebディレクターにはならない

Web業界の中でも、特に人手が足りていない職種の1つが「 Webディレクター 」 です。Webデザイナーやプログラマーは企業に属さないフリーランスが多く、外注に頼ることができます。しかし、彼らを取りまとめるディレクターがいないのです。

そのため、未経験でもディレクション業務の求人はとくあります。Webディレクターは、いわば職人たちのまとめ役です。彼らの作業がどんなものなのか、どれくらいの労力・時間が必要なのかが分かっていないとディレクションできないからです。

監督業務を行うには、まずは現場の仕事を知ることが重要になります。求人があるからと安易に応募せず、現場の知識を身に付けてから目指すようにしましょう。

異業種からWeb業界への転職を成功させよう

Web業界は、勢いがあり、比較的異業種から転職しやすいと言われています。スキルや実績よりも、やる気や将来性が評価されやすい業界です。

未経験からの転職では、自分の「 やる気 」 や 「 将来性 」 をいかにして志望企業に伝えるかが重要になって来ます。自分に向いた職種、やりたいことを明確にして、Web業界への転職を成功させましょう。

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