時代の変化に伴い、多くの企業に組織の体質改善が求められています。
そこで近年注目されているのが心理学の効果。
なかでも、営業力、マネジメント力といった“ビジネススキルの向上”と
“モチベーションアップ”に優れた「NLP」を人材育成に活用する企業が増えてきています。

心理学には多彩なアプローチ法がありNLPはその中のひとつにすぎません。しかしNLPが他の学問と異なるのは、即効性と汎用性だと、僕は感じています。

人生の中で起こる「どうしてこうなってしまったのか」「どうすればその状況を改善できるのか？」という問題に対し、NLPを活用すればロジカルな解決法を素早く見つけることができる。そういう意味でNLPは、すべての人の人生に使える非常に便利な“ツール”だと思います。
「NLPってなんですか？」という問いに、僕は「人間がシンプルになるための道具（ツール）」と答えています。NLPを学んだことで、それまで見えていた世界が実はこんなにもシンプルでクリアだったことに、きっと驚くことでしょう。心理学は決して難しいものでも、特別な人のものでもありません。誰でもすぐに使える心理学「NLP」を通じて、イメージ通りに人生をデザインする楽しさを、ぜひ体感してください。

こうして取材を受けている自分の姿なんて、1年前の僕なら想像もできなかったと思います。
当時の僕は、とにかく内向的で、人と話すのも、気持ちを伝えるのも大の苦手でした。
実は受講することになったものの、なかなか打ち解けられず、3回目くらいの授業だったでしょうか。
リフレーミングという概念を習った時に、ポロっと目からウロコが落ちたような気がしたのです。
状況はそのままでも、ネガティブに捉えていた意味を、ポジティブな意味に変えることができる。
「嫌いだった自分を好きになれるかもしれない」理屈抜きでそう思えた瞬間、心が震えた瞬間でした。

小さいながら経営側に立ったことで直面したのが、「人に指示を出す」「自分の要望を伝える」ことの難しさ。
自分の求める心理学を探した結果、NLPにたどりついたのはたまたまでしたが、
体育会系で単純な私の性格にはとてもマッチしたと思います。
生活すべてに、他者は関わる。その人とラポール（信頼関係）を築くために、
どう向き合うかを習ったその日から、サーッと心が晴れたような気がしたのです。
それを機にNLPを学ぶのがどんどん楽しくなりました。 プラクティショナー修了後、すぐにマスターコースにも挑戦。
全て修了する頃には、自分の中 に、しっかりとポジティブな肯定感が根を張った手応えがありました。