BRIDAL
COLUMN#31

スペシャリスト・インタビュー~大手ブライダル企業・元トッププランナーにリアルな話聞いてきました!~【最終回】

皆さん、いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
今回も引き続き、フリーランスウェディングプランナーとしてバリバリご活躍なさっているSさんへのインタビュー【最終回】をお届けします。

バリバリといっても、実は、前職よりもご自分のプライベートの時間をしっかりと確保されていますし、更には、お仕事のやりがいもしっかりと感じながらウェディングプランナーを続けていらっしゃいます。
ブライダル業界を目指されている方、今後の進路に迷っている方、後悔しない転職をしたい方々に、是非ご覧いただけたら嬉しいです。きっと考え方の参考になる部分があるはずです。

山本
山本

Sさんの仕事に対するやりがい、こんなにもたくさん出てきましたね!Sさんのお話を聞いていると、初めはご不安な新郎新婦も結婚式が楽しみになりそうな気がします。結婚式はなぜした方が良いのかを、しっかりと伝えてくれるプランナーさんて意外に少ないですからね。多くは、会場の案内に終始しているパターンを多く見てきました。そして、人を育成する楽しさ、私もすごく共感できます!その方の成長を見ると、自分がやってきたことは間違っていなかったんだなと感じますよね。

山本
山本

Sさんは、もう10年以上ブライダルの仕事をしてこられていますが、その中でどんなスキルが身につきましたか?

Sさん
Sさん

圧倒的にコミュニケーション能力です!元々はあまり人とかかわることが好きではないタイプでしたが、どんな方とでもお話できるようになりました。

Sさん
Sさん

あとは常に『イメージする』スキルが備わったと思います。それは、お二人のご希望を形にするための想像力と、二人が考えていることに思いを巡らせる想像力、常に『イメージする』癖がつきました。

山本
山本

まだまだお聞きしたいことは、山ほどありますが、結びに1つだけ。ウェディングのお仕事の魅力について、Sさんのお考えを聞かせていただけますか?また、ブライダルの仕事を希望している方々へも一言お願いします。

Sさん
Sさん

ウエディングプランナーという仕事は責任もかなり大きい仕事です。そのため大変なことも多いですが、それ以上にたくさんの幸せが得られる仕事です。人生の大きなポイントである結婚に携わることができる。そして、お客様一人一人のエピソードがある。そんな幸せなタイミングを常に一緒に過ごせるプランナーという仕事は、他では味わえない幸福感の得られることが最大の魅力です!この仕事でよかったと本気で思ってます!お勧めです。

ウェディングプランナーとして何百人ものTOPに立たれた方のお話というのは、なかなか聞く機会がありません。このインタビューをきっかけに、この記事を読んでくださる方が一歩前進できるようなお手伝いができれば、それほど嬉しいことはありません。皆さんがそれぞれ『ウェディングプランナーの魅力』や『心に響く言葉』を感じていただくことができたならば、何よりです。

実は、Sさん、私の教え子でもあります。プロデュース会社に所属していた時の先輩・後輩の関係性なのですが、初めて他店のプランナーを育成させてもらう機会があり、そこから支店は違えどもSさんとの関係性が続くようになりました。Sさんの着実な成長ぶりに感激するとともに、このインタビューから改めて結婚式が大好きなんだなと嬉しく思いました。Sさん、素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!


PROFILE
山本 優貴Yuki Yamamoto 山本 優貴

ゲストハウスやプロデュース会社のウエディングプランナー及び責任者、その後に婚礼システム会社での法人営業を経てフリーランスに転身。
現在は、ブライダル系専門学校での講師やセミナー講師、また式場にて経営管理サポートや自身もフリープランナーとして大好きな結婚式に携わっている。
仕事をする中で、2度の産休・育休を経験し、「ママでも諦めない!」をモットーに、大好きなブライダルの仕事と子育てを上手く両立できるよう、業界内の働き方の多様性を目指し、日々奮闘中!

2014年度 BIA主催ザ マスターオブブライダルコーディネーターコンテストにおいて見事グランプリ獲得。

※全国のブライダル業界に従事する方々から、知識・経験・品格を兼ね備えたコーディネーターを選出するコンテスト