目次
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  1. 1. NLPコーチングとは
  2. 2. LPコーチングの基本モデル
  3. 1. ◇GROWモデル
  4. 2. ◇SCOREモデル
  5. 3. NLPコーチングを学ぶメリット
  6. 1. ◇目標達成
  7. 2. ◇人間関係の改善
  8. 3. ◇問題解決・判断力の向上
  9. 4. コーチング力の向上
  10. 5. まとめ

「NLPコーチング」という単語を耳にしたことはないでしょうか。

NLPは心理学をベースにしたコミュニケーションスキルで、「脳の取扱説明書」とも呼ばれています。そして「コーチング」は、相手の内面にある回答を引き出す目標達成手法を指します。

 

今回の記事では「NLPコーチング」にスポットを当て、概念と基本モデル、学ぶメリットを解説します。心理学の分野で最近注目されているスキル・手法なので、ぜひ参考にしてください。

NLPコーチングとは

NLPコーチングとは、コーチング、すなわち相手が内面に持つ回答を引き出す目標達成手法に、脳科学や心理学の要素をプラスしたものです。NLPコーチングは、カウンセリング・コーチングを学んだ方やコンサルティングを目指す方が、一層知識を深めて活躍する場を広げるためのスキルです。

脳科学や心理学を取り入れたNLPのテクニックで、相手が本来持っている能力や可能性を引き出し、自己実現を支え、目標達成を強力にサポートできるといわれています。

つまり、NLPコーチングは脳の取扱説明書を活用した、目標達成をサポートするコーチングスキルと理解してください。

NLPとコーチングを融合させると、思考・感情・行動の無意識の連鎖といった深層心理へのアプローチが可能です。これまで、一般的なコーチングでは難しかった「問題解決の促進」や「思考や行動パターンの変化」などが実現しやすくなるといわれています。

NLPコーチングでは、従来の手法では難しい、次のような効果が期待できるようです。

目標達成・問題解決の促進
結果を妨げるマイナス面の解消
思考や行動パターンの変化
ブレイクスルー
成功の加速
能力を高める

LPコーチングの基本モデル

NLPコーチングの2種の基本モデルである「GROWモデル」と「SCOREモデル」について解説します。

◇GROWモデル

GROWモデルの「GROW」とは、「Goal(ゴール)」「Reality Check(事実)」「Options(選択肢)」「Will(意志)」という4つの文字の頭文字を取ったものです。目標達成や問題解決に役立つコーチング手法として、幅広く活用されています。

この4つの言葉の具体的手法は、以下のとおりです。

 Goal(ゴール)
「求める結果」「達成したい目標」を明確にすると、達成するために効果的な思考と行動が容易になります。

 Reality Check(事実)
ゴールに対する現状確認と事実確認により、ゴール達成に必要な課題や問題が明らかになります。

 Options(選択肢)
達成に向けて「何が必要か」「何ができるか」選択肢を明確にします。選択肢がリストアップされると、最適な行動プランが立てやすくなります。

 Will(意志)
ゴール達成に向け、戦略・行動計画・NEXTステップ・NEXTアクションを確認し、「本当にゴールに向けて行動を起こすのか?」と意志を確認します。意志確認により対象者は決心しやすくなり、継続的なアクションへのつながりも容易になります。

◇SCOREモデル

SCOREモデルの「SCORE」は、「Symptom(現状)」「Cause(原因)」「Outcome(目標)」「Resource(リソース)」「Effect(結果)」という5つの文字の頭文字を取ったものです。5つの視点から問題解決と目標達成を考察し、情報を整理して確実な解決法を見つけ出すモデルです。

これら5つの言葉が示す手法は、以下のとおりです。

 Symptom(現状)
現状について考え、望ましくないこと・継続して起きていることを整理します。「現状はどうなっているか」「今の自分の状況はどうか」「周囲の状況はどうか」という質問への回答を記録します。

 Cause(原因)
原因について考え、現状の問題の隠れた要因を探します。「何が原因か」「どのようなことが理由か」という質問で問題の因果関係を整理して、「現状」と同様に出てきた回答を記録します。

 Outcome(目標)
NLPでは目標やゴールを「アウトカム」と表現します。理想や望ましい状態を思い描き、「自分はどうなりたいのか」「望ましい状態・目標は何か」を整理していきます。アウトカムでは、これまでとは異なる感覚を持つ人が多いので、十分に心を開いて思い描きます。

 Resource(リソース)
NLPにおいてリソースとは「目標達成に活用できる資源」を意味し、キャリアや人脈、ツールやスキル、時間やお金、個性を指します。「持っているリソースは何か」「原因や現状を変化させ、目標達成につながるリソースは何か」「不足しているリソースは何か」といった情報を整理します。

 Effect(結果)
結果とは、達成によって起こる影響のことです。「達成したことで得るものは何か」「達成で自分や周囲の反応はどう変わったか」「さらに影響が生まれる可能性は」といった質問への回答を導き出します。

NLPコーチングを学ぶメリット

次に、NLPコーチングを学ぶメリットはどこにあるのかを解説します。

◇目標達成

問題の構造を読み解き、それを変容させていくことで目標の達成が容易になります。経営・セールス・マーケティングなどの分野で成果が期待できるでしょう。就職活動やスポーツでも活かされます。

◇人間関係の改善

さまざまな視点を持つ手法なので、相手の言動の受け止め方が変化し、人間関係の改善につながる可能性が大きいでしょう。上司部下の関係はもちろん、恋愛関係や夫婦関係の改善も期待できます。

◇問題解決・判断力の向上

問題点を見つけて判断し解決していくのは、あくまでも自分です。自分で考え判断し、行動する自主性が身につきます。管理職や経営者であれば、より強力なリーダーシップが獲得できるでしょう。

コーチング力の向上

「問題解決の促進」や「思考や行動パターンの変化」などが可能となります。一般的なコーチングよりも高い効果が期待でき、カウンセリング力が向上するでしょう。セラピーに活かすことも可能です。

◇上記以外に期待できる効果
NLPコーチングは、下記の項目でも効果が期待されています。

 トラウマの緩和
 あがり症の克服
 ビジネススキルの向上
 ストレス耐性の向上
 禁煙・禁酒・ダイエットの達成

まとめ

心理学分野で近年注目のNLPコーチングの概略と、代表的なモデル「GROWモデル」「SCOREモデル」について解説しました。

 

NLPコーチングとは、コーチングに心理学をベースにしたコミュニケーションスキルであるNLPを加えた、目標達成をサポートするスキルです。正しく学ぶと、目標の達成、人間関係の改善、問題解決力・判断力の向上が期待されています。

 

一般的なコーチング以上の効果が期待できるNLPコーチングに、今後も注目していきましょう。