- 1. ベトナム料理・食べ物の特徴
- 1. ベトナムの主食は日本と同じ「お米」
- 2. お肉よりも野菜が中心で”太りにくい”食文化!?
- 3. ベトナム料理・食べ物は日本人に合うのか?
- 2. 朝・昼・夜別!現地で絶対に食べたいおすすめのベトナム料理!
- 1. 朝食におすすめのベトナム料理
- 2. 昼食におすすめのベトナム料理
- 3. 夕食におすすめのベトナム料理
- 3. ベトナムの料理・食べ物の楽しみ方
- 1. ベトナム料理といえば「パクチー」。だけど現地では通じない!?
- 2. 独特のベトナム料理。万が一口に合わなかったときは…フランス料理もおすすめ
- 3. レストラン以外にも、屋台での食事もおすすめ
- 4. まとめ
インドシナ半島の西側にあり、東南アジアの旅先としても人気のベトナム。日本でもベトナム料理が食べられるお店は増えてきていますが、本場ベトナムの食べ物は私たち日本人の口に合うのでしょうか。
本記事では、ベトナムの食べ物やおすすめのベトナム料理、現地でベトナム料理を選ぶ際のポイントなどについてご紹介しています。旅行計画を立てる際の参考にして、ベトナムの食を存分に楽しみましょう!
ベトナム料理・食べ物の特徴
ベトナムの食べ物やベトナム料理には、どんな特徴があるのでしょうか。
ベトナムの主食は日本と同じ「お米」
ベトナム料理といえば、「フォー」に代表される麺料理のイメージがありますが、ベトナムの主食は日本と同じお米です。
フォーも米を砕いた米粉から作られており、チャーハンやおこわのような米料理のメニューも豊富にあります。
ベトナムで食べられているお米はほとんどが在来種のインディカ米で、モチモチしている日本米と違い、細長くパラっとしているのが特徴です。近年ではベトナム国内でも日本米が生産されているようです。
ちなみに、ベトナム語でご飯のことは「コム」といいます。日本の「コメ」となんだか発音が似ていますね。
お肉よりも野菜が中心で”太りにくい”食文化!?
ベトナムでは肉やお魚もよく食べられますが、欧米ほど肉食中心ではありません。お米や米粉の麺、生春巻きに使うライスペーパーといった穀物に野菜を添えるスタイルが主流となっています。油を使うよりもスープなどの煮込み料理が多く、全体的にヘルシーなメニューが多いのです。
やや炭水化物に偏りがちな傾向はありますが、一回に食べる量は少なめなので、欧米に比べると太りにくい食文化だといえそうです。
ベトナム料理・食べ物は日本人に合うのか?
ベトナムは縦に長く、日本の本州と変わらないくらいの距離が南北に伸びています。 そのため、北部・中部・南部など地域によって料理の味が異なるのです。
一般的に、ホーチミンなどベトナム南部では甘めの味付け、ダナンのある中部ではやや辛め、首都ハノイがあり、中国に面している北部の味付けはあっさりとしていて、比較的日本人の口に合うといわれています。
とはいえ、味の好みは人それぞれ。「南部の食べ物が好き」「中部の味付けにハマった」というケースもあるので、気になるメニューがあれば気軽に試してみましょう。
朝・昼・夜別!現地で絶対に食べたいおすすめのベトナム料理!
一日三食、現地でぜひ食べてみたいおすすめのベトナム料理は以下の通りです。
朝食におすすめのベトナム料理
ベトナムでは日本よりも朝食を大事にしている人が多く、たくさんの屋台やレストランが早朝から営業しています。ベトナムで朝食といえば、日本でもおなじみの「フォー」がおすすめ。牛肉を使った「フォーボー」や鶏肉入りの「フォーガー」など、種類や味付けもバラエティ豊富です。また、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」も朝食の定番。どちらのメニューもベトナムでは朝食の定番なので、朝に食べることをおすすめします。
昼食におすすめのベトナム料理
ベトナムでランチを食べるなら、ベトナムの国民食ともいわれる「ブン」を試してみましょう。太く平たいフォーと違い、ブンは細い丸麺となっています。
こちらもフォー同様に、味の種類が豊富です。
また、日本では生春巻きとして知られる「ゴイ・クン」も手軽に食べられるメニューの一つ。ライスペーパーにたっぷりの野菜を挟んで、甘辛の甘酢ソース(スイートチリソース)をつけていただきます。
夕食におすすめのベトナム料理
ディナーでベトナム料理を食べるなら、アラカルトで色々注文してみるのもいいですね。「ベトナムのオムレツ」やハスの実が入ったチャーハン「コムセン」、フルーツやタロイモを使ったデザート「チェ―」もおすすめです。
ベトナムの料理・食べ物の楽しみ方
最後に、ベトナム料理やベトナムの食べ物を楽しむポイントもご紹介しましょう。
ベトナム料理といえば「パクチー」。だけど現地では通じない!?
多くのベトナム料理に添えられるパクチーですが、これは実はタイ語です。 ベトナムでは「ザウムイ」と呼ばれています。パクチーが苦手な人も好きな人も、現地では「ザウムイ」と呼ばれていることを覚えておくとよいでしょう。ちなみに、英語でパクチーのことを「コリアンダー」と呼ばれ、中国語では「シャンツァイ(香草)」 と呼ばれています。
独特のベトナム料理。万が一口に合わなかったときは…フランス料理もおすすめ
ベトナム料理にはパクチーやニョクマムなど、ちょっとクセのあるハーブや調味料が使われています。もしもベトナム料理がどうしても口に合わない…というときは「フレンチを食べる」という選択肢がおすすめです。
ベトナムはかつてフランス領であったため、現在も本格的なフレンチレストランが点在しています。ベトナム料理よりも値段は高めですが、日本のフレンチよりもお得に本場の味が楽しめます。
レストラン以外にも、屋台での食事もおすすめ
現地の食べ物に抵抗がない人は、ぜひ屋台での食事を味わってみましょう。バーベキューやビール、おなじみの「フォー」だけでなく、「ブン」をはじめとしたさまざまな麺類など、屋台で食べられるものは盛りだくさん!レストランでは食べられない庶民の味を食べ歩けば、より現地に親しみが湧いて来るでしょう。
まとめ
ベトナムの主食は日本と同じ米食で、野菜中心のヘルシーなメニューとなっています。朝食にはフォーやバインミー、ランチやディナーにはゴイクンやバインセオがおすすめですが、ベトナム料理が食べられなくても、フランス領時代の名残りから本格的なフレンチも食べられます。
地域によっても種類が異なるベトナム料理。ベトナムを旅するなら、美味しい料理からもベトナムの文化に触れてみてはいかがでしょうか。