目次
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  1. 1. 海外で就職する際の注意点
  2. 1. 語学力などの、コミュニケーション力について
  3. 2. 国ごとの宗教について
  4. 3. 海外移住に伴う書類の手続き
  5. 2. 海外で就職するメリットは?
  6. 1. 異文化に触れることができる
  7. 2. 価値観や視野が広がる
  8. 3. おすすめの就職先の国
  9. 1. ベトナム
  10. 2. シンガポール
  11. 3. マレーシア
  12. 4. まとめ

日本ではなく海外で働いてみたい、という希望を持つ方も少なくないでしょう。母国以外の国で働くとさまざまなメリットが得られる一方、注意すべき点もいくつかあります。今回は、海外で就職する際の注意点とメリット、就職先のおすすめの国について解説します。

海外で就職する際の注意点

海外で就職する場合、以下のような注意点があります。海外で働いた経験がない方は、事前に目を通しておきましょう。

語学力などの、コミュニケーション力について

海外で働く場合、現地の母国語の語学力が必要不可欠です。働き先の母国語を用いた日常会話ができることはもちろん、英語のスキルを身につけておくと就職で有利になります。また、仕事で高い評価を得るためには、ビジネスレベルの語学を理解し、使えることも必要です。

 

日常会話のほかに、自分の考えや意見を主張できる、コミュニケーション力も求められます。しかし、一方的に意見を押し付けるのではなく、相手に納得させられるプレゼン能力も必要です。

国ごとの宗教について

宗教や文化など、日本とはまったく違う異文化の中で働くため、現地の文化に対応できるかを考えなければなりません。

 

日本ではOKなことでも、宗教や文化によってはNGとなることもあります。仕事のやり方や生活習慣など、文化が違うと戸惑うことも少なくありません。海外で働く=海外で生活するということを念頭に置き、その国の文化を理解したうえで移住先を決めましょう。

海外移住に伴う書類の手続き

海外で働いて生活するには、就業ビザが必要です。就業ビザは入国の許可に加え、現地で働くという証明書の役割があります。

 

就業ビザを取得するには、必要書類や取得までの期間、取得費用などの基準が国によって異なります。労働者が不足している国は基準が低い一方、高度な知識を持つ技術者や給与の高い人だけに発行する国も存在します。また、国の経済状況によってビザの基準が変更されることも多いため、就業ビザが取得できるかどうかを必ずチェックしましょう。

 

また、就業ビザの発行に、採用を証明する書類が必要になることが多くあります。書類が揃わないとビザの発行が遅れるので、書類面の不備がないように注意しましょう。

海外で就職するメリットは?

海外で働くと、日本にいると経験できないメリットがいくつかあります。

異文化に触れることができる

働き方は国によって異なるため、日本の常識とは異なる異文化に触れられるのがメリットでしょう。その国のビジネスの習慣を体験できるのは、現地で働かなければ知ることはできません。

 

その国の働き方を知ることで、グローバルな展開が出来るようになり、海外で働いた経験を、日本で活躍できる良いきっかけとなるでしょう。

価値観や視野が広がる

さまざまな国の人と働くことで、日本とは違う考え方や価値観に触れることができます。その考え方を理解できると、今までの価値観が変わり、視野や世界観が広がるのです。

 

さまざまな国の人が集まる職場の場合、個人の考え方の違いが良い刺激となります。「物事をいろいろな方向で見られるようになった、積極的に行動できるようになった」など、自分自身が変わることもあるようです。今までの価値観を壊し、新たな自分に成長するには、海外で働くことも1つの良い方法でしょう。

おすすめの就職先の国

日本人が海外で就職する場合、働きやすいとして人気のある以下の3つの国をご紹介します。

ベトナム

経済成長が目覚ましいベトナムでは、日本企業の海外進出が大幅に増加しています。そのため、日本人を対象とした就職先も増えつつあり、海外の就職先としておすすめの国の1つです。また、日系企業では高い英語力が求められることがないので、語学力に自信のない方でも働けるのは大きな魅力でしょう。

 

また、物価や家賃が安いこと、アジア諸国の中で治安が比較的良いというメリットがあります。ベトナムでは女性の社会進出が進んでいることもあり、日本人女性が就職先に選ぶケースも増えているようです。

シンガポール

シンガポールもベトナムと同様に、日系企業が多く進出している国です。日系企業なら語学力があまりなくても働けるので、すぐにでも海外で働きたい方にピッタリでしょう。ただし、英語や中国語ができると就職先の選択肢が広がるので、渡航前にある程度の語学力をつけておくのがおすすめです。

 

また、ほかのアジア諸国よりも家賃が高めなので、シェアハウスをする方が一般的です。国によって住まいや物価が異なるので、その点も理解しておく必要があります。

マレーシア

マレーシアは、アジア諸国の中でも代表的な多民族国家です。そのため、英語が公用語となっているので、日本人でも働きやすいのがメリットでしょう。都市部は急速に発展している一方、家賃が安いので住みやすいのもマレーシアの魅力です。

 

また、日本語を使う仕事も多く、特にコールセンター業務は学歴や英語の語学力も問わないおすすめの仕事です。海外の就職がはじめての方は、マレーシアを視野に入れてみてもいいかもしれません。

 

上記3か国以外のおすすめ就職先を知りたい方は、以下の関連記事をチェックしてみてください。

日本語教師として海外で働く方法、おすすめの国を徹底解説!

まとめ

海外で就職する場合、語学力やコミュニケーション力、各国の文化や宗教をしっかり理解しましょう。宗教や文化は日本とはまったく違うことを念頭に置いて、渡航前にその国の文化を勉強することが必要です。実際に働いてからはじめて知ることもありますが、それが価値観や視野を広げるきっかけとなるでしょう。また、海外で働く場合、経済発展中、かつ日系企業が多いアジア諸国がおすすめです。欧米よりも英語力が求められない企業もあるので、海外経験を積むには打ってつけでしょう。ただし、どの国でも就業ビザが必要になるので、ビザの取得状況や条件を確認することが必要です。