- 1. プログラミングに使うパソコンの選び方
- 1. メモリ容量は最低8GB以上
- 2. ストレージはSSD
- 3. CPUはi5プロセッサー以上
- 4. MacかWindowsのどちらかで選ぶ
- 5. Macを選ぶメリットデメリット
- 6. Windowsを選ぶメリットデメリット
- 2. 10万円前後で買えるプログラミング初心者におすすめのパソコン
- 1. Apple MacBookAir
- 2. Dell XPS13(9380)
- 3. Huawei MateBook13
- 4. Microsoft Surface Laptop2
- 5. Apple MacBook Pro 13インチモデル
- 6. 富士通 FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU/D2
- 7. LG gram
- 8. Lenovo IdeaPad S540
- 3. プログラミング用パソコン選びの注意点
- 1. スペックの低いパソコンは避ける
- 2. デスクトップは選ばない
- 3. 中古パソコンは欠陥がないかチェックする
- 4. プログラミングに最適なパソコンを見つけよう
- 5. 無料の講座説明会に参加してみませんか?
プログラミングに使うパソコンの選び方
プログラミングを始める時に使用するパソコン選びにおいて重要なポイントが以下になります。
それぞれ、順を追って解説していきます。
メモリ容量は最低8GB以上
メモリとは「パソコンのデータを記憶する機能の高さ」を示すもので、簡単に言うとパソコンの中で複数のプログラムを開く作業台のようなものです。
ただし、8GBはあくまで1つの目安で、場合によっては8GBでも容量が足りない場合があります。
例えばプログラムを実際に書いて実行するには、パソコンのOS以外の環境で動くプログラムを作るための仮想環境や、WEB上で動くアプリケーションの開発に欠かせないWEBサーバーなど、より大容量のメモリが必要になることもあります。
メモリはパソコンのスペックに応じて増設も可能なため、最低でも8GBを目安に、16GBまで増やせるパソコンを選んでおくと安心です。
ストレージはSSD
ストレージとは、簡単に言うとプログラムを読み込んだり、反対に書き出したりするためのスペースのようなものです。
HDDとSSDの2種類があり、素早く読み込めたり書き出せたりするSSDの方が、プログラムがスピーディーに実行されます。より効率よくプログラムを動かすことができるため、作業をスムーズに進めたい方にとっては最適です。
しかし、SSDは高容量になるほど値段が高くなりがちで、初期投資に用意できる費用が限られている人にとっては負担になることもあります。一方、HDDは容量に対し値段が安価です。しかし、SSDより書き出しや読み出しが比較的遅く、落とした時の衝撃などに弱く比較的壊れやすいのが難点です。
そのため、両者の弱点を補うために、スペックの高いノートパソコンではデータの保存をHDDで実施し、読み込みや書き出しはSSDで実施するものもあります。快適性と費用面の負担度を比較し、自分にとって良いものを選ぶようにしてみてください。
CPUはi5プロセッサー以上
CPUはマウスやキーボードなどから送られたデータを受け取り、パソコンの中で制御や演算を行う役割を持っています。
そのためCPUの性能が悪いと送られたデータを受け取るのにも時間がかかったり、複数のソフトウェアを同時に動かすと処理が間に合わなくなったり、快適性に欠けてしまいます。
プログラミングでは様々なソフトウェアを同時に起動して実行するため、最低でも「i5プロセッサー」搭載のパソコンがおすすめです。表記でチェックする場合は「Core i5」や「Core i7」と表記されているものを選択します。
基本的には数字が大きいほどCPUの性能が高くなるため、将来的に高負荷な処理を伴うプログラミングを目指すのであれば、あらかじめCPUの性能が高いものを購入しておくと良いでしょう。
MacかWindowsのどちらかで選ぶ
OSとは、ディスプレイや音声、記憶装置、マウス、キーボードなど、パソコンを動かすのに欠かせない「当たり前の機能」を適切に動かすための役割を持つソフトウェアです。
プログラミングを学ぶ上では、WindowsかMacか、自分が勉強したいジャンルに合わせて選ぶ必要があります。
Macを選ぶメリットデメリット
MacはiPhoneやiPadなどで知られるApple社が開発したOSです。そのため、iPadやiPhoneのアプリ開発と相性が良く、それらに特化して学びたい人はMacを選ぶと良いでしょう。
またWEB系のアプリケーションを作成するときにサーバーでよく使われているLinuxがベースであるため、開発環境に慣れやすいというメリットもあります。
一方でMicrosoftが開発した言語とは相性が悪く、もしWindowsのアプリなどを開発したいのであれば、疑似的に環境を再現しなくてはならないのがデメリットです。
Windowsを選ぶメリットデメリット
Windowsを選ぶ最大のメリットは、利用者数が多いからこそパソコンやデバイスのバリエーションが豊富で、なおかつ無料で提供されているプログラミング学習ソフトが多いことも挙げられます。そのため、Macよりも初期投資を抑えることが可能です。
一方で、iOSアプリの開発・リリースが難しいというデメリットもあります。
開発そのものの環境を構築することも可能ですが、Windowsとプログラムの実行方法が違ったり、実際にリリースするまでの手順で複数の違いがあるためです。
特にこだわりがない場合、開発環境に早く慣れたい人にはMac、プログラミングの勉強をすぐに始めて費用面も抑えたい人にはWindowsがおすすめです。
10万円前後で買えるプログラミング初心者におすすめのパソコン
それでは紹介した選び方の基準を満たしていて、且つ10万円前後で購入できるプログラミング初心者におすすめのパソコンを紹介していきます。
Apple MacBookAir
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | SSD256GB(最大1TB) |
CPU | Intel Core i5 |
対応OS | Mac |
バッテリー駆動時間 | 最大12時間 |
小型で持ち運びやすい13インチと、より大きめの16インチの2つがあり、スペックを確保しつつ軽やかな使い心地が特徴です。メモリやストレージも増設可能なため、将来的により高度なプログラミングを習得していきたい方にもおすすめです。
Dell XPS13(9380)
項目 | 概要 |
メモリ | 4GB(最大8GB) |
ストレージ | SSD256GB(最大512GB) |
CPU | Intel Core i3/i5/i7 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 最大10~17時間 |
大きさはA4程度とコンパクトで場所を取らず、スタンダードなモデルからハイエンドの4Kモデルまで、豊富な選択肢から自分に合うものを選べるノートパソコンです。本体の冷却性能が高く、長時間利用しても高い処理性能を維持してくれます。
また、今回紹介しているモデルは2019年のもので、年ごとモデルが一新されるため商品によってスペックが若干異なります。基本的にプログラミングの勉強に使って問題ないスペックが多く、初期費用を抑えたい人は前のモデルを選ぶのも手です。
Huawei MateBook13
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD256GB/512GB |
CPU | Intel Core i5/i7 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 14.7時間 |
急速充電に対応している、コンパクトなノートパソコンです。おサイフケータイ機能などに使われるNFCを利用することで、スマートフォンからPCへ最大で1,000枚の写真を2分、1GBの動画を35秒で転送することができます。
Microsoft Surface Laptop2
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD256GB |
CPU | Intel i5/i7 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 14.5時間 |
重さ1.2kg前後と軽くて持ち運びやすい一方で、膝上にのせても使いやすいノートパソコンです。シンプルな薄型デザインが特徴的で、気軽に持ち運んで出先のカフェなどで勉強をしたい人にも向いています。
Apple MacBook Pro 13インチモデル
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | SSD128GB (最大2TB) |
CPU | Intel i5(最大Intel Core i7) |
対応OS | Mac |
バッテリー駆動時間 | 11時間 |
Apple MacBookAirよりハイクラスな性能とパワフルな使い心地、美しい画面を求める人におすすめのノートパソコンです。
10万円台に抑えたい方には13インチモデルが選択肢として挙がりますが、性能面で余裕のあるノートパソコンを重視して選びたい場合は、ハイグレードな16インチモデルもおすすめです。
富士通 FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU/D2
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | SSD128GB(最大1TB) |
CPU | Intel Core i5/i7 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 約11.5~24.0時間 |
片手で簡単に持ち上げられる約698gの超軽量型ノートパソコンで、A4ノートとほぼ同じサイズ、同じ厚みという点が特徴です。有線LANポートが搭載されており、外出先や出張先の企業など、セキュリティ対策でWi-Fiが利用できない場所でもネットに接続できます。
LG gram
項目 | 概要 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD512GB |
CPU | Intel Core-i7 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 約23時間 |
1kg以下のコンパクトで薄型なデザインながら、最大で23時間と長時間駆動してくれるノートパソコンです。キーボードにバックライト機能が付いており、暗い場所でもキーボードが見えるという点が特徴です。
Lenovo IdeaPad S540
項目 | 概要 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD256GB(最大512GB) |
CPU | Intel Core-i5 |
対応OS | Windows |
バッテリー駆動時間 | 17.3時間 |
スタイリッシュなデザインが印象的なスリムなデザインで、不必要なソフトも少なく使いやすい内容にカスタムできるノートパソコンです。
ハイエンドモデルでも10万円前後、紹介しているスペックと同じスタンダードなモデルなら10万円以下と、コスパの良いノートパソコンを探している人にも向いています。
プログラミング用パソコン選びの注意点
おすすめのスペックやノートパソコンを紹介してきましたが、実際に選ぶとなると「性能より価格をとりたい」「中古を買っても問題ないのかな」など不安な部分もたくさんあるでしょう。
購入してから後悔しないためにも、プログラミング用パソコンを選ぶ際最低限これだけは注意すべき点についてご紹介します。
スペックの低いパソコンは避ける
スペックの低いパソコンを使用すると、プログラミングはできても快適性に欠けてしまうことが多々あります。サクサク動いて反応も早いパソコンと、起動も遅く、いまいち反応が遅いパソコンなら、前者の方が当然、作業が捗ります。また、プログラミングをこれから学ぼうとしているのに、スペックの低いパソコンだと使いにくく、学習の妨げになるかもしれません。
つい値段が安いパソコンを選びたくなりますが、大切なのは「使いやすさ」と「性能」です。値段が安いパソコンを買ったあとに使いにくいと感じた場合、後悔してしまうかもしれません。
また、勉強を進めてより高度なプログラミングを学ぼうと思った時に、よりグレードの高いパソコンを新たに買う必要が出てくる場合もあります。快適性と将来性を考慮すると、スペックの低いパソコンは避けた方が良いでしょう。
デスクトップは選ばない
基本的には、ノートパソコンを選ぶようにしましょう。ノートパソコンなら、たとえばプログラミングの講座を受けに行ったり、出張中も勉強できたり、場所を問わずに持ち運び、仕事をすることができます。
また、ノートパソコンは将来にエンジニアとして就職したい人にとって、必須の仕事道具です。
デスクトップパソコンの方が機能が充実していると思われがちですが、近年はノートパソコンでもプログラミングができるほどスペックが高いものも多くあります。
中古パソコンは欠陥がないかチェックする
スペックの高いパソコンでも、新品だとなかなか手が出づらいですが、中古であった場合は購入を検討してみるのも良いでしょう。購入時は説明書や付属品の有無、補償内容、販売店のサービスなど、様々な面から欠陥がないかチェックしたうえで購入ましょう、
何故なら、中古パソコンは付属品が欠けていたり、バッテリーがほとんど使い物にならず充電できなかったりと、様々な欠陥があるからこそ安いというケースが多くあります。
特にバッテリーは基本的に保障の対象外なので、ノートパソコンであっても使うのに常に電源を要求され、デスクトップパソコンと同じような使い方しかできない可能性もあります。
中古ノートパソコンから選ぶ場合は、価格が安い分だけ性能面や欠陥の有無、販売店の補償内容をしっかり確認してから購入するようにしてくみてください。
プログラミングに最適なパソコンを見つけよう
プログラミングを勉強するために、最適なパソコンとはどんなパソコンなのかを解説してきました。今回紹介したおすすめのパソコンは、どれもプログラミングの勉強を始めるのに問題がないスペックのものばかりです。
本格的にプログラミングを始めるとなれば、パソコンのスペックというのはとても重要です。今後は自分の商売道具になることもあるかもしれないため、パソコン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、これまでノートパソコンを使った経験がないという方は、まずは家電量販店などで実際に触れてみて、自分が勉強する様子をイメージしてみるのもよいでしょう。
13インチのサイズだと意外と画面が小さい、コンパクトなサイズよりキーボードの使い心地を優先したい、など勉強中の快適性に繋がる好みを見つけるヒントになります。
最後にパソコン選びで大事なのは「自分が使いやすいと思えるか」です。スペックの良さだけで選んだとしても、実際に使用してみるとあまり自分には合わなかったということもあります。
ぜひ、自分が効率よく勉強できるノートパソコンを購入して、プログラミングの学習を進めていきましょう。
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