- 1. プログラミングを学校で習うメリット5つ
- 1. 1.分からない部分は講師に聞ける
- 2. 2.独学よりも効率的にスキルが身につく
- 3. 3.就職するときに有利
- 4. 4.独立後の体験談が聞ける
- 5. 5.起業する仲間が見つかる可能性もある
- 2. プログラミング初心者の学校の選び方
- 1. マンツーマンの指導を実施している
- 2. 実践的なカリキュラムを実施している
- 3. エンジニアへの就職率が高い
- 4. オンラインに対応している
- 5. 大手IT企業への就職実績がある
- 3. プログラミング初心者におすすめの学校
- 1. CodeCamp
- 2. TechAcademy
- 3. DMM WEBCAMP
- 4. ヒューマンアカデミー
- 4. プログラミングの学校の料金は?
- 1. 無料のスクールは受講条件や制限がある
- 2. 教材費は費用の幅が広い
- 3. 授業料はコース数によって異なる
- 4. 料金よりもカリキュラムの充実度で決めるのが重要
- 5. 転職保証や返金制度があるかも確認しておく
- 6. プログラミングの学校に通う際の注意点
- 7. 目標設定は明確に行う
- 8. 担当が頻繁に変わる学校には要注意
- 9. 学校以外でも学ぶ機会を作る
- 5. プログラミングの学校に通って確かな技術を身につけよう
私たちの身の回りには様々なテクノロジーが使用されており、今やテクノロジーは、日常生活を送るのに欠かすことのできないものになっています。テクノロジーの必要性とともにエンジニアの需要が高まっており、それに伴いエンジニアを志す人が増えてきています。
これからエンジニアを目指そうと思ったときに何から手をつけるべきかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そんな方にオススメしたいのが、プログラミングスクールに通うことです。
プログラミングスクールでは、初心者の方を対象に一からプログラミングについて学ぶことができます。
最近では、直接通わなくても自宅にいながらオンラインで完結するプログラミングスクールもあり、地方に住んでいて自宅の周りにプログラミングスクールがない、と悩んでいる方でもサービスを受けることが可能です。
この記事では、そんなプログラミングスクールについて、「 通うメリット 」 や「 学校の選び方 」等について、詳しく解説していきます。
プログラミングを学校で習うメリット5つ
プログラミングスクールでプログラミング学習をする場合、大きく以下のメリットがあります。
1.分からない部分は講師に聞ける
独学でプログラミング学習を進めていく場合、必ずぶつかる壁があります。それは、実際にプログラミングをしているときに起きたエラーの原因がわからなかったり、そもそもプログラミングの用語や概念を理解できない場面が出てきたとき、相談や質問する相手が見つかりにくいということです。
書籍を使ってプログラミング学習をしていて、どうしても理解できない部分につまづき、そのままやる気がなくなくなってしまい、理解できないままエンジニアへの道もあきらめてしまうという方も多くみられます。
プログラミングスクールの場合、基本的にはプログラミングを教えてくれる講師やメンターがついています。メンターとは、講義を進めていく上でわからないことがあれば質問に答えてくれたり、学習のモチベーションを保てるようにサポートしてくれる人のことです。
講義の内容だけではなく、今後のキャリアについても相談ができます。メンターに質問し、問題や疑問点を解決していくことで、スムーズに学習を進めることが出来ます。また、オンラインの場合でも、チャットやビデオ会議を通して質問ができるため、自宅にいながらいつでもサポートを受けることが可能です。
2.独学よりも効率的にスキルが身につく
ほとんどのプログラミングスクールでは、個人に合わせたスクールオリジナルのカリキュラムに沿ってプログラミングを学習します。カリキュラムは当然ながら教育の専門家が作成・監修したものが多く、学習者の視点に立って組み立てられています。
独学で学習を進める場合、どういった方法で学習を進めるのか、どんな教材で学習を進めるのかといった選定が必要となり、初心者の場合、これらを選定するのにも多くの時間を要します。
プログラミングスクールであれば、自分に合わせたオリジナルのカリキュラムが用意されるため、選定の必要もなくすぐにプログラミング学習を始めることができます。学習に集中でき、より効率的に学習を進めることができます。
3.就職するときに有利
これからプログラミングを学びたい方は、スキルアップやビジネス教養のためだけではなく、エンジニアとして企業で働いていきたい方が多いでしょう。当然ながら、プログラミングを学んだ後にはエンジニアとして就職する必要があります。
多くのプログラミングスクールでは、卒業後の就職先として、そのスクールが提携を結んでいるIT企業への人材紹介などの就職サービスを行っています。
スクールからの応募は、普通に求人に応募をして就職活動を行うよりも圧倒的に有利です。また、就職する際の面接対策や履歴書の添削、ポートフォリオの添削なども行ってくれます。
有名な企業と提携しているプログラミングスクールもありますので、これからエンジニアとして活躍していきたい人はスクールの就職サポートを積極的に利用しましょう。
4.独立後の体験談が聞ける
プログラミングスクールで担当している講師の中には、現在フリーランスエンジニアとして活動している方も在籍しています。
フリーランスの講師に「フリーランスとして独立するにはどうしたらいいのか?」 「独立後の働き方は?」 といった疑問を講師に聞くことができます。ゆくゆくはフリーランスとして活躍していきたいと考えている人にとっては、実際の体験談も交えたアドバイスなども聞けますので、非常に参考になることが多いです。
ネット上にも、 フリーランスエンジニアに関する情報は多く見られますが、 ネット上で見る情報と実際にフリーランスエンジニアとして活躍している人から直接聞ける情報では内容の具体性が異なってきます。直接聞くことで、よりフリーランスエンジニアについてより具体的に詳しく知ることができるでしょう。
5.起業する仲間が見つかる可能性もある
これからプログラミングを身に付けようと思っている方の中でも、自分でサービスを作って起業したいと思っている方もいるでしょう。
最近、起業を目指してプログラミングスクールに通う方が増えています。スクールに通うことで、気の合う仲間や、同じ目的の人とコネクションを作るチャンスにもなります。コネクションから仕事につながる可能性もありますし、起業するためのアイデアや、作りたいサービスをプロのエンジニアに見てもらいアドバイスをもらうこともできます。
プログラミング初心者の学校の選び方
プログラミングスクールによって、授業スタイルやカリキュラムやサポート制度が異なります。
プログラミングスクールを選ぶときには、しっかりと自分にあったスクールであるかどうかが非常に重要です。選ぶ基準がわからない、という方のために、プログラミング初心者が選ぶときに意識したいポイントをまとめました。一つずつ見ていきましょう。
マンツーマンの指導を実施している
プログラミングをこれから始める方であれば、きっと理解できない部分が出てくるでしょう。そんなときに、マンツーマンの指導を実施しているプログラミングスクールであれば、すぐに質問することで疑問を解消できるため効率的に学習を進められます。
プログラミングスクールによっては、マンツーマンの指導ではなく学校のような講義スタイルを取っているスクールもあります。講義スタイルの場合、講義中に話をさえぎって手を挙げたり、初歩的な質問をするのは気が引けると感じる方もいるかもしれません。しかし、マンツーマンの指導であれば聞きたいと思ったことを気兼ねなくすぐに聞けます。
実践的なカリキュラムを実施している
カリキュラムの内容も非常に重要です。
プログラミングを学ぶ際に重要なのは、単なる知識でなく、成果物であるシステムを実際に作ることができるプログラミング力です。そのため、実際にシステムを作ることをゴールとする、実践的なカリキュラムを採用しているスクールを選ぶことが大切です。
当然ながらプログラミングに関する知識は必要ですが、知識は独学でも身に付けることができます。せっかくプログラミングスクールに通うわけなので、しっかりカリキュラムの質を見極めてより実践力の身に着くスクールを選びましょう。
エンジニアへの就職率が高い
プログラミングスクールに通う方の多くは、これからエンジニアとして活躍していきたい方だと思います。せっかく通うならよりレベルの高いエンジニアとして成長したいはずです。
そこで、そのプログラミングスクールの卒業生がどれくらいエンジニアとして活躍しているのかを調べましょう。もし多くのエンジニアを輩出しているのであれば、エンジニアとして企業へ就職することが期待できます。卒業生の状況からプログラミングスクールの質を見極めましょう。
オンラインに対応している
プログラミングスクールに通いたいけど通学圏内にプログラミングスクールがないという方も多いでしょう。特に地方に住んでいる場合、都心と比べると圧倒的にプログラミングスクールの数が少ないです。そんな方は、オンラインで学ぶことを検討してみてはいかがでしょうか。
対面での講義に比べわかりづらいと感じる方もいますが、チャットツールでいつでも質問できる体勢を取っているプログラミングスクールも多いため、オンラインでも十分にプログラミングを身に付けることができます。
また、オンラインの場合は自分のペースで学習を進めていけるため、働きながらエンジニアを目指している人にもおすすめです。
大手IT企業への就職実績がある
卒業生が大手IT企業への就職実績があるプログラミングスクールもおすすめです。大手IT企業の採用選考を通過する力を身に付けられるスクール、という証明でもあるからです。
またスクールによっては大手IT企業と提携している場合もあり、受講生の中でも特に優秀だと認められた場合、スクールから企業へ紹介してくれるケースがあります。その場合、普通にその企業を受けるよりも圧倒的に有利です。エンジニアとして大手IT企業で働きたい、と考えている方は就職実績にも着目しましょう。
プログラミング初心者におすすめの学校
ここまでプログラミングスクールを選ぶ際のポイントをご紹介しました。ここからは、特に初心者向きと言われるスクールを、その特長も合わせていくつか紹介します。
CodeCamp
CodeCamp は満足度が94.6%を誇るプログラミングスクールです。
満足度が高い理由は、受講者に合わせたマンツーマン指導を行っているためです。受講コースは大きく4つに分かれており、転職を前提としたエンジニア転向コース・Webマスターコース・デザインマスターコース・ITリテラシー速習コースとなっています。
またオンラインでの受講となるため、日本全国どこからでも好きな時間に自分のペースで学習を進めることができます。働きながらでも、平日の仕事終わりや休みの日に受講ができるため、自分のライフスタイルに合わせて受講していきましょう。
無料体験レッスンがあるため、プログライングスクールを探している方は一度体験して、スクールの雰囲気を経験してみましょう。
TechAcademy
TechAcademy の受講形態は、全てオンラインで完結します。
一人ひとりにメンターがつくため、マンツーマンサポートを受けることができます。そして毎日のチャットサポートでは随時質問ができ、疑問点が出てもすぐに解決することが可能です。
TechAcademyでも無料体験レッスンが行われていますので、サービス内容や雰囲気などが気になる方は、ぜひ体験レッスンに参加してみましょう。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMP はオンライン・オフラインどちらでも受講が可能で、転職保証がついている点が特長で、95%以上が未経験からエンジニア転職に成功しています。
高い転職成功率を誇っている秘訣は、その豊富なエンジニアの求人と専属のキャリアアドバイザーよるキャリアサポートです。実務により近い実践的カリキュラムを導入しているため、転職先・就職後にいち早く活躍できるスキル・経験を積むことができます。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの特長は、全国29校展開と規模が大きく、幅広いラインナップから目的に合わせてコースが選べるところです。Web系の言語やAndroidアプリの開発、IoT・AI開発を学ぶことができます。
オンライン受講も可能で、オンライン上で講師に質問ができるのはもちろんのこと、学習を進める上で何か困ったことがあれば相談もできます。期限内であれば、わかるまで何度でも繰り返し受講可能です。
スクールカウンセラーや講師、キャリアカウンセラーの3人が、入学前の目標設定から受講時に出てきた疑問点の解消、そして就職時のサポートまでをトータルでサポートします。プログラミング未経験から就職や転職を考えている方におすすめです。
プログラミングの学校の料金は?
プログラミングスクールはスクールによって料金が異なっています。決して気軽に通える金額ではありませんが、本気でエンジニアを目指す方であれば将来への投資として考えることができます。
しかし、金銭的に厳しい方もいると思います。制限がありますが無料で通えるプログラミングスクールもあります。ここでは、費用面で魅力的なプログラミングスクールについてご紹介します。
無料のスクールは受講条件や制限がある
無料で運営しているプログラミングスクールにはいくつかの受講条件や制限があります。
条件として多くみられるのは、受講できる年齢や期限が決まっている場合です。20代~30代前半を年齢の上限に定めているスクールが多数です。また、就・転職先がスクールによって決められているパターンもあります。
無料のプログラミングスクールの場合、提携企業に受講生を紹介し、企業から紹介料をいただいているケースがあります。そのようなスクールでは、受講生は提携先の企業でエンジニアとして働くことがほとんどです。
また、基準を満たしていたとしても面接に合格しなければ入学できないスクールもあります。面接では、なぜエンジニアとして活躍していきたいのか、エンジニアとしての素質があるのかをみられ、自分のエンジニアに対する思いを伝える必要があります。
無料だからといって入学を決めるのではなく、提携先の企業がどういったところなのか、どういったカリキュラムで行っているのかを十分にリサーチした上で入学を決めましょう。
教材費は費用の幅が広い
プログラミングスクールに通う場合、基本的にはスクールで使われる教材費を購入する必要があります。教材費はプログラミングスクールによって大きく異なってきますが、およそ1,000円から60,000円です。
教材の購入方法にも違いがあり、完全に買い取る形や月額制でレンタルする場合があります。プログラミングスクールを選ぶ際に、教材費に関してはあまり意識しないことが多いため、事前に確認しておきましょう。
授業料はコース数によって異なる
どんなプログラミング言語を学ぶのか、どの程度の期間通うのか、受講スタイルはオフラインかオンラインかによって授業料も大きく異なります。一般的な相場として月2回のコースだと6,000円から、月4回だと7,000円から18,000円が目安です。
また、どれくらいの頻度で通えるかにより、月に何回受講できるかどうかも決まってくるため、自分のライフスタイルにあったコースを選択しましょう。
料金よりもカリキュラムの充実度で決めるのが重要
プログラミングスクールを選ぶときに重要なのが、カリキュラムやサポート制度が充実してるかどうかです。
安いからという理由で決めると、他の内容が伴っていないということも考えられるため、自分が納得した上で選ぶましょう。特にカリキュラムの充実度で決めるのがおすすめです。
カリキュラムはプログラミングスクールによって全く違うため、カリキュラム次第でエンジニアとしての力が身につくかどうかといっても過言ではありません。一番は無料体験レッスンにいき、どういったカリキュラムで行っているのかを確認することです。他にも、ネット上の口コミを参考にするのも良いでしょう。
転職保証や返金制度があるかも確認しておく
病気や引っ越しなどで、突然プログラミングスクールに通えなくなることもあるでしょう。万が一に備えて、返金制度があるかどうかも確認しておきましょう。
他にも転職保証がついているかどうかも合わせて確認しましょう。プログラミングスクールによっては、転職するまでを完全保証しているスクールもあるので、エンジニアとして100%転職したい方は、そうしたスクールを選びましょう。
プログラミングの学校に通う際の注意点
今すぐにプログラミングスクールを決めようと思ってくれた方もいるかもしれません。しかし、その前に以下のポイントを見直しましょう。
目標設定は明確に行う
プログラミング学習を始める際には、段階的な目標設定を作成しましょう。
Webサイトを作りたい、アプリを作りたい、ゲームを作りたいなど、まずは何を作りたいのか決めます。
作りたいものが決まったら、作るために必要なプログラミング言語を絞ります。そして、そのプログラミング言語を扱っているプログラミングスクールを選び、プログラミングスクールのカリキュラムにしたがって学習します。
ただプログラミングを身に付けたい、という思いだけでプログラミングスクールに入学してしまった場合、目標もなく学習していくことになります。目標がないと人間は継続して努力できないものです。しっかりと目標設定をした上でプログラミングスクールへの入学を決めましょう。
担当が頻繁に変わる学校には要注意
プログラミングスクールによっては、マンツーマンレッスンを謳っているスクールであっても担当者が毎回変わる場合があります。その場合、担当者に現在どういう状況であるかの共有から始まるためなかなか本題に入れません。共有するまでの時間が無駄になってしまいます。
もし担当者が同じ場合、今までの状況を把握していることから本題にもスムーズに入れます。マンツーマンレッスンだからといって安心せず、担当制のマンツーマンレッスンであるかどうかを事前に確認しておきましょう。
学校以外でも学ぶ機会を作る
プログラミングスクールに通ったからといって、スクールだけで勉強すればいいわけではありません。エンジニアは、意欲的に学習していく姿勢で技術が向上させることが重要です。エンジニアとしての市場価値も下がっていってしまいます。このことはプログラミングスクールで学習を進めていく上でも同様で、スクールで学んだ内容を何度も復習し、自分のものにしていく姿勢が必要です。
自分から学ぶ姿勢が身に付けば、実際にエンジニアとして働いたときにも非常に役に立ちます。スクールでプログラミングを学ぶ最高の環境を手に入れたのなら、自分自身で学習する機会を作り、より市場価値の高いエンジニアを目指していきましょう。
プログラミングの学校に通って確かな技術を身につけよう
今回は、プログラミング初心者の方に向けてプログラミングスクールについて解説しました。
スクールを選ぶときの重要なポイントは、自分にあっているカリキュラムであるか、自分に合った学び方が実現できるかどうかです。そのためにもしっかりとスクールの特長を抑え、目標を明確に決めてから選ぶようにしましょう。
プログラミングスクールに通うことで効率的なプログラミング学習が可能になり、エンジニアとしての就・転職への近道になります。プログラミングスクールに通ってみたいと思った方は、ぜひこの記事を自分に合ったスクール選びの参考にしてください。