患者のたらい回しや勤務医の労働環境の劣悪さは、よくニュースに取り上げられていますが、医療業界の課題として、医師不足・医療の質の低下があげられます。原因のひとつとされているのが、診断書や紹介状、処方せん作成、電子カルテ入力や入院手続き説明他、1日2〜3時間を占める医療行為外の事務作業です。そこで、医師の本来の業務である医療行為に専念できるよう、医療行為以外の事務作業をサポートする役割が求められ、その役割を担うのが、医師事務作業補助者です。
勤務医の負担軽減および医療現場の質向上につながるとし、厚生労働省も緊急課題として平成20年度診療報酬改訂の基本方針により「勤務医の事務作業を補助する職員の配置」を示し、「診療報酬点数加算」にも「医師事務作業補助体制加算」が新設されました。つまり「医師事務作業補助者」を設置する病院は、医師が医療行為に専念できるため、1日により多くの患者を診察でき、さらに設置するだけで報酬が得られるということになりました。300床以上の大型病院は、実際に導入を積極的に検討しています。
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