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受講生と企業をツナグ Web講座バトンセミナー

セミナーレポート

1/21(sat)福岡校 13:30〜15:00
今、業界で最も求められている「勝つクリエイター」とは?
アンダス株式会社
Webマーケティング事業部リーダー 兼
マーケティング本部リーダー
中村 勇輝
今回は福岡で開催されたWeb講座バトンセミナーをレポート!現在最も求められている「勝つクリエイター」とは、どのような人なのか?
アンダス株式会社でマーケティングを手掛ける中村勇輝氏と、クリエイティブセンター福岡株式会社より渡辺高志氏をお招きして、福岡のWeb業界の現状と、「勝つクリエイター」の未来像についてお話いただきました。

1.過去未来のWeb業界と福岡の現状

Web業界という言い方はそのうちなくなると思うけど、デジタル●●って言葉はすごく多いですよね。いろいろなコンテンツ業界とかメディア業界とかメーカーとか・・・ことごとくデジタル化されていって、デジタルコンテンツとかデジタルマーケティングとかデジタルアドバダイジングとか、このように変わってきている。

ということは今まであったコンテンツ業界とかでなく、みなさんが携わっていく業界はホームページひとつにしてもデジタルでできていますので、このフィールドの全てがみなさんの活躍フィールドであるともいえるわけです。
つまりデジタル業界すべてが対象になるということです。

ただし、それぞれ特性があるので、そのホームページがそのままというわけではないですが、そこまで広がっていっているのです。

見方を少し変えてEC業界。Webの中でももっとも伸びているのがEコマースとういかショッピングサイトとかネット広告といわれるところで、どんどん伸びていて、2015年で13兆円。 インターネット広告、4マスを越えてきたのが2009年前後。インターネット広告の中でも媒体費(広告費)というのがあるが、内訳で制作だけで2,400億円と伸びていて今後も伸びていくと思われます。
こういった業界が全てデジタル化され一体化しつつも表現の幅は多様化してきている。インターネットが始まる前までは、もの単位でしかなかったが、登場後場所を問わず、インターネットさえつながれば、どこでもつながる環境になってきた。
Webサイトでも、コーポレートサイトやECサイト、ポータルサイトなど、広告でいってもランディングページ、バナーなどあり、デバイスという観点でいうとWebサイトだけでなく、街中にあるデジタルサイネージもデジタルで作られてネットにつながっている、カーナビや家電、スマートウォッチなども全てデジタルで作られネットにつながっている。 ネットがつながるすべてのデバイスサービスが、今後デジタルクリエイターが関わっていくものの全てが対象になっていく。

ただ、いまいまですべての方が、これに関わっていくかというとそうではないですが、Web制作に携わっていると近い未来に可能性はあることなのです。
そして統合化されたのでデジタルサイネージもそうですが、いろいろなものに展開していくので、いままであったものをデザインしなおさないといけない。それで今のこのタイミングはデザインをしなおさないといけないものが増えている状態です。 今までは用途が単体だったので、このデザインでよかったのが、ネットにつながっていろいろなもので活用できるようになったので、デザインをし直さないといけないということが起こってきている。

近年の九州福岡での話だと、例えば企業さんでいうとLINE福岡で800名、ケンコーコムやPIXIVの進出、北九州に進出したメンバーズさんなどデジタル系の会社が福岡に集まってきている。 国内だけでもコンテンツが増えている中でも、九州福岡に企業が集まってきているので福岡はクリエイターがほんとに足りない状態です。

(クリエイティブセンター福岡株式会社 渡辺氏)

2.マーケターから見た今と過去

メディアというのが多様化してきていて、新聞をはじめいろいろな媒体があるが、媒体の接触時間は、2006年だとWeb領域で25,6%でしたが、2016年は46,7%、つまり半分ぐらいがWeb領域になってきている。
こういう風に人の動向自体が変わってきている。それと同じように1日で触れる広告の数、なにげに出ているものもあるが1日でなんと4,000以上あると言われています。

なので、今は、広告は目に入らない、記憶にも残らない時代になってきている。では、それをどうやって打破するかですが、Webという領域に限ってクリック率でいうと10年前は1.05%なので100人に1人がクリックしていた。

今は0.19%と10年間でクリック数は8割ダウン。みんな広告は目に入らない、記憶にも残らないので、アクションをおこさないのはあたりまえな時代なわけです。生活者に興味がない限り、情報が届くのが難しい時代なのです。 コミュニケーションの主導権は、昔は発信者にあったのですが、今は受信側にある時代になってきました。最近バナーだけでは成果がでないと言われています。

今のクリエイティブはどのように変わってきているかというと、グノシーとかLINEニュースとか情報を流しているところにできるだけ広告っぽくなく、インフィードとかネイティブ広告というものにバナーがとって変わってきていると言われている。

そしてクリエイティブも可能な限りの情報提供をいれていくものに変わってきている。

今までは発信側の言いたいことをいれていたが、今は受け手がどんな言葉であれば見たいと思うかにつきる。つまり大事なのがユーザー視点。そのためには徹底的にユーザーを見る、そして消費者心理の追及。 泥臭いことを避ける、よくクリエイティブがよくないと全体をがらりと変えて、ちょっとしたテクニックで見た目をごまかすことをしたりするが、 そうではなく、赤を青にする、赤のトーンを落とすなど細かいところをかえて1つ1つでどうレスポンスが変わるかをやり続けることをしてほしい。

あとは全体戦略が理解できるビジネスクリエイターがほしい。細かい設計をするわけですが、この全体設計がわからないとどういうお客さんに向けているとかがわからないので。 つまりデザインできる人だけでなく、ユーザー目線、全体戦略が理解できる人が欲しいのです。

(アンダス株式会社 中村氏)

3.勝つクリエイティブとは?

デザインはビジュアルだけではないです。よいクリエイティブはユーザーが決める。 今まではお客さんが、またクリエイティブディレクターが決めていたが、今はクリック数など数字化されるので、それでよいかわるいかを判断する。

収入の話で言うと今までは制作会社の制作者は数字化されないので、いいクリエイティブをつくっても結果がわからないので、同じ会社にいてもなかなか給与が上がらなかったりしていたが、 数字化されるようになったので、よくも悪くも評価がわかりやすくなった。
よいものを作るのは、いいビジュアル、すぐれた技術、おもしろいコンテンツなどが重要な要素ですけど、ベースのシナリオがしっかり作られているかというのがすごく重要です。

自分がつくったサイトは認知を広げるためのものなのか、相手を増やすためのものなのかなどをきちんと説明できますか?というのは常に問いかけてほしいです。
作り手はというのは自分で作っているがゆえに自分で評価するのが難しいので、物理的に客観的にみるのが必要です。文字は声と同じで、例えば商店街のざわざわしたところで、やわらかく小さな声でいらっしゃいませといっても聞こえない。 でもブランド的にやさしい声で伝えたいなら、騒音を取り除けばいいわけで、つまり文字で言うとその小さい文字のまわりになにもおいてはいけないとか、そういったことが見えてくるわけです。 ちゃんとその声がお客様に伝わっているか、トーンがあっているかなどを突き詰めていかないといけない。

サイトは店舗と同じで、つねにリニューアルもしていかないといけない。改装とか新装開店なんてよくあると思いますけど、ちゃんと商品は陳列されているか、ラベルは適切か? こういったことをひとつずつ突き詰めるのが1つのクリエイティブをよくしていくというところでは重要なポイントです。

メディアデバイスが多様化してきて、正直どういう形で見られるかがわからない、今までなら屋外の広告があって、どこにあって、どのくらい人が通り、どういう人が多いなどあって、どういうクリエイティブにするかを考えて作れていたが、 今はそれが正直作り手にはわからない。
ただターゲット層、どういう人たちが見るというのはわかっていて、ある程度セグメント(だんだん精度はあがっているので、今後変わるかもしれないが)はあるが、実際細かいところまでは見えなくなっている。 リニューアルも1回やったら終わりではなくて、リニューアル続けるのが大事な観点です。

例えばバナーがあったとして今まではビジュアルや制作物に時間をかけていたのが、今はたくさんのバリエーションを作り、アイデア分類し、絞り込みをかける。これを繰り返しやることで、精度をあげて効果を上げる。 ただ、これはずーっと同じではなく、人の動向も変わるので、同じビジュアルが続くわけではなく、変わってくるのです。 やみくもにデザインを増やしているのでなく、結果を見ながらユーザー心理を考えて次のデザインを考えられるかが大事な視点になっています。

いいクリエイティブを作ろうと思うのと、当然時間はかかります。時間はかかるけど結果は読めなくなっていて、時間はかかったけど的外れだったりすることもあるので、 ここ数年のクリエイティブで言うと、ある程度調べた段階で比較的短いスパンでいろいろなものを作って、そこでいいものが残っていくというのが作る観点でいう「勝つクリエイティブ」です。

(クリエイティブセンター福岡株式会社 渡辺氏、アンダス株式会社 中村氏)


今回のバトンセミナーはリクルーティングの意味合いも強く、実際のアンダスでの仕事内容を具体的な例として説明いただきながら、これからクリエイターを目指す受講・修了生に向けて、クリエイターとしての心構えや求人の探し方、アンダス株式会社へのエントリー方法なども話していただきました。

参加者は、Web業界の実態を垣間見たほか福岡のWeb業界の将来性も感じていただいたようで、具体的に噛み砕いて説明していただいたので、大変わかりやかったと好評でした。
進歩するWeb業界の動向を把握するために、ヒューマンアカデミーのWeb講座を体験してみてはいかがでしょうか?

【問い合わせ先】
ヒューマンアカデミー株式会社
東京都新宿区西新宿7-8-10 オークラヤビル4階
TEL:03-6846-7009 研修担当:村田

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