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受講生と企業をツナグ Web講座バトンセミナー

セミナーレポート

10/21(fri)新宿校 19:00〜20:30
チームラボにディレクターは存在しない。カタリストがモノづくりを推進する
チームラボ株式会社
Catalyst team Manager
HR Recruiter
伊丹 孝明
求人も多く、企業からのニーズが絶えないWeb関連のお仕事。東京で3回目となる、Web講座バトンセミナーの今回のテーマは「モノづくり」です。チームラボのカタリストである伊丹 孝明氏を講師にお迎えして、より実践的なWebデザイナーやクリエイターの仕事についてセミナーを開催しました。

1.作品を見て・魅了される愉快なセミナー

セミナー風景01

テクノロジーとアートの融合の先駆けともいえる、クリエイティブのウルトラテクノロジスト集団であるチームラボ。身近なところでは、美術館や水族館に展示されたアート作品が話題を呼び、連日長蛇の列が出来るほどの人気を博しています。同社が世の中に提供しているクリエイティブには、最先端のテクノロジーとセンス、そして「体験」を融合させたアイディアや技術が詰まっています。

セミナーでは、実際に展示されたデザインや技術の工夫で生み出された作品を次々と動画で紹介し、受講生たちの好奇心をくすぐっていました。

例えば、イタリアのミラノ万博での日本館で展示制作を担当した作品『HARMONY』日本の食の原風景である「水田」が、「高低差」のある場所で発達してきたことや、「人と自然が共生」することで発達してきたことを表現するため、腰やひざ下など、さまざまな高さでつくった稲穂に見立てたスクリーンで空間を埋め尽くし、腰から膝ほどの高さに映像が無限に広がるインタラクティブな映像空間をつくりました。来場者は、まるで稲穂を分け入るかのように、インタラクティブな映像空間の中を分け入り、歩き回りながら、1年を通した、象徴的な日本の自然を体感できる作品となっています。

他にも『360℃スタジオ オロナミンC』という、自らがオロナミンCのCMキャスト体験が出来る体験型撮影スタジオを、渋谷や新宿に設置した時の様子と作品を紹介。ユーザーは、リアルタイムに3DCG空間に入り込み、360°回転するアングルで動画を撮影できるスタジオで、自分が主役のCMを楽しみます。 また、撮影された動画は、SNSで共有し、共有された側は、友人が主演したCMに興味をもち、オロナミンCのブランド認知やPRにも一躍貢献しました。

美しさだけではなく、「ここまで楽しい物が作れる」という事実に、会場からは感嘆の声が漏れていました。

2.クリエイターの実務の実態を大公開

セミナー風景02

美しくクリエイティビティに富んだ作品紹介を見た後に、次は作品を生み出す具体的な仕事内容についての話に移ります。業界未経験の人達にも分かり易く・臨場感が伝わるように、よくある出来事やちょっとしたエピソードを交えながら1つのプロジェクトの納品・リリースまでの流れを語ってくれました。

特に強調していたのが、「プロジェクト初期段階の大切さとその後のモノづくりについて」です。

最初に行う顧客との初期段階のことをヒアリングといいますが、これはコンセプトや課題の要因・そして予算とスケジュールを双方間で詰める工程のことで、実はこれが、今後のモノづくりのキーとなる非常に重要な要因の1つというのです。なぜなら、顧客の要望が目的と相違がある可能性があるからです。そこを明確にしておかないと、モノづくりに『不一致』が生まれて高クオリティを発揮できないどころか、顧客もユーザーも満足できないという話について、例を元にたっぷりと説明をしていました。

セミナーでは、顧客とコンセンサスをとる重要性、そしてクオリティの高いモノを作り出す提案やその具体化についても言及しました。1つのモノづくりに対して幾度にも渡る提案や会議・そして工程を経て世に送り出されることの楽しさと難しさを、全体の流れを元に面白おかしく語るストーリーに、受講生は前かがみになって耳を傾けていました。

3.良いデザイナー・クリエイターとは?

セミナー風景03

「クリエイターにとって最も大事なものは、モノづくりに対する情熱と妥協を許さないクオリティだと思います」

これは、セミナー参加者からの「実際のお給料形態はどうでしょう?」、「良いデザイナーになるにはどうしたら良いでしょうか?」などの質問に対して、本音で返していく伊丹氏の回答のひとつです。続けて伊丹氏は、受講生へクリエイター・デザイナーにとって忘れてはならない大切なことを、質問を元に丁寧に回答していました。

「一般的な会社だと、個人の目標管理・設定が給料やボーナスを決める仕組みになっていますよね。でもモノづくりにおいて、それ達成しているか否かよりもっと重要なのはプロジェクトの目的を明確にして高品質なモノづくりが行えているか、の方がよっぽど重要です。なぜなら、顧客に喜ばれるモノを作る・ユーザーが求めているモノを作ることよりも、管理された目標達成の方が先決になってしまうと、良いモノは生み出せないと考えているからです。良いモノづくりに対する対価こそ、顧客からの新しいプロジェクトのオファーといった形でかえってくるものだと、身をもって感じています。なのでいいモノづくりをすると評価があがります(笑)」

伊丹氏は、これからこの世界に入ろうとしている受講生に向けて、質問に本音で答えながら激励のメッセージを送っていました。

非常にきさくで本音で話してくれる講師の元、終始和気あいあいとした明るい雰囲気で終えたWeb講座バトンセミナー。 クリエイティブな発想やひらめきこそ、たくさんの人との交流や多くの作品に触れて得られるものです。この機会に、ヒューマンアカデミーのWeb講座を体験してみてはいかがでしょうか

【問い合わせ先】
ヒューマンアカデミー株式会社
東京都新宿区西新宿7-8-10 オークラヤビル4階
TEL:03-6846-7009 研修担当:村田

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