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資格試験問題例

「学科(一般)」想定問題例

霧の発生要因について述べた次の文章(a)〜(d)と、該当する霧の名称の組み合わせとして正しいものを、下記の@〜Dの中から一つ選べ。
(a)
温かく湿った空気が冷たい地面・海面上を移動するとき下面からの冷却によってできる霧。
(b)
水面上の冷たい安定な空気塊が、暖かい水面からの急激な蒸発によって水蒸気の供給を受け飽和してできる霧。
(c)
風が弱く雲のない夜間に、大気の下層部が放射冷却などで冷えて温度が下がるときに発生する霧。
(d)
湿った空気が山腹を吹き上がる際、断熱変化による冷却によってできる霧。
  (a) (b) (c) (d)
1 蒸発霧 移流霧 放射霧 滑昇霧
2 蒸発霧 放射霧 滑昇霧 移流霧
3 移流霧 蒸発霧 放射霧 滑昇霧
4 移流霧 滑昇霧 蒸発霧 放射霧
5 滑昇霧 放射霧 移流霧 蒸発霧

〔正解〕 3

【解説】
霧(きり)も発生の仕方によって呼び名が違う、ということはお分かりいただけるでしょうが、問題文を読んでもなかなかイメージとして捉えにくいかもしれません。空気には水蒸気が含まれており、これが冷やされると水滴になります。夏場の温かい空気が、冷たい水が入ったグラスの外側で水滴になっているのと同じ原理です。この水滴が微粒のまま空気中に漂って、太陽光の反射で白っぽく見えているのが霧です。雲も同様です。雲が地面まで降りた状態が霧です。
「気象予報士総合講座」では、このような気象現象のメカニズムについて、初歩のレベルから分かりやすく解説していきます。

「学科(専門)」想定問題例

台風について述べた次の文章(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の1〜5の中から一つ選べ。
(a)
国内向けでは、赤道以北の東経100度〜180度の北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上となったものを台風と呼んでいる。例えば、東経180度以東の海域でハリケーンが発生し、西進して上記の海域に達した場合、これは継続してハリケーンと呼ばれ、台風とは呼ばれない。
(b)
台風の大きさは、最大風速が15m/s以上の強風域の半径により区分され、また、台風の強さは最大風速により区分している。
(c)
台風の中心付近では周囲と比較して気温が高く、これを暖気核と呼ぶ。暖気核は台風の眼で発生する下降気流に伴う断熱昇温に起因し、特に下層付近で明瞭に見られる。
(d)
台風が海上を通過した直後は、その海域の海面水温が一時的に下降することが多い。
  (a) (b) (c) (d)
1
2
3
4
5

〔正解〕4

【解説】
台風は、その発生・発達・衰退のメカニズムにおいても、予報や防災上の意義においても、気象予報の最重要テーマの一つと言えます。そのため学科(一般・専門)・実技を問わず、気象予報士試験では必ず出題されています。日本は、中緯度帯(北緯30〜45°)、かつ大陸東岸側(東経130〜145°)という気象状況が複雑に変化しやすい場所に位置しています。遥か上空には偏西風が吹き、大気の状態に様々な変化をもたらしています。こうした縦・横・高さに、「予想」という時間軸を加えて4次元的に捉えるのが気象予報です。
「気象予報士総合講座」では、この4次元の学習を、数式や物理の法則は必要最小限に止めて、豊富な気象資料などを用いながら可能な限りイメージとして捉えられるように指導していきます。

「実技」想定問題例

次の資料を基に以下の問題に答えよ。
ただし、UTCは協定世界時を意味し、問題文中の時刻は特に断らない限り中央標準時(日本時)である。中央標準時は協定世界時に対して9時間進んでいる。なお、解答における字数に関する指示は概ねの目安であり、それより若干多くても少なくてもよい。
また、使用されている各気象資料は、気象庁提供のものである。

図1の地上天気図において、日本海北部にみられる1006hPaの低気圧について、以下の問に答えよ。

(1)
図5は18日09時(00UTC)の500hPa高層天気図である。この低気圧に対応する500hPa面の低気圧との位置関係、及び温度場にみられる特徴について、60字程度で述べよ。
(2)
今後、この低気圧が発達するか否かについて、簡潔に述べよ。
(3)
(1)にみられる特徴からこの低気圧の名称を答えよ。


図1 地上天気図 20XX年7月18日09時(00UTC)


図5 500hPa天気図 20XX年7月18日09時(00UTC)

〔正解〕

(1)
地上低気圧の中心と500hPa面の低気圧の位置はほぼ垂直な位置関係で、低気圧の中心付近に−12℃前後の寒気の中心がある。
(2)
発達しない
(3)
寒冷低気圧

【解説】
実技試験では、地上天気図、高層天気図、気温・風などの予想図(数値予報プロダクト)、気象衛星画像、レーダー・アメダス解析雨量など、数多くの気象資料から「現象の予想」を行う能力が問われます。こうした問題は、学科(一般・専門)の知識があるだけでは到底解答できるものではなく、実際に演習をこなしながら身につけていく以外に方法はありません。
「気象予報士総合講座」は、こうした実技にも卓越した現役の気象予報士が講師を務めますから、気象資料を解読するための着眼点やコツを的確に指導することができます。また、より多くの演習をこなすための「気象予報士実技対策講座」もラインアップされています。

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