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貿易実務・通関士とは

通関士の仕事

通関士になるには

 国家試験に合格しただけでは通関士にはなれません。通関士になるためには、次の3つの要件を満たす必要があります。

(1) 国家試験(通関士試験)に合格すること
(2) 通関業者で勤務していること
(3) 税関長の「確認」を受けること

 通関業者とは、税関長から通関業を行うことの許可を受けた民間業者になります。通関業だけを専門に行っている業者は少なく、国際運送やロジスティックス(=倉庫業などの物流管理)を総合的に行っている会社で通関業も兼業しているケースが大半です。こうした通関業者において、これから専任の通関士として業務に就くことの「確認」を受けてはじめて、通関士となることができるわけです。

通関業者で働く

 通関業者は、営業所ごとに通関士を置くことが義務づけられており、もしもこの通関士が退職などで欠けた場合は、2ヶ月以内に新たに通関士を補充しなければなりません。このため、社員を対象に通関士試験受験のための社内研修を実施している会社もあるくらいで、試験合格者は待遇などの条件面でも優遇されています。
  通関士の仕事は、貿易会社などのクライアント先の輸出申告書や輸入申告書を作成することがメインになりますが、例えば輸入申告書の場合、インボイスと呼ばれる海外の輸入先が作成した英文の明細書をもとに、輸入される商品を特定し、課税価格や徴収される関税額・消費税額の計算を行います。実際の実務では、NACCSと呼ばれる税関・通関業者・銀行などをオンラインで結んだコンピュータシステム上で手続きが行われますので、オフィスユースのパソコンスキル(※1)は最低限身につけておく必要があります。なお、インボイスはほぼ定型文になっていますので、英文読解力がとりわけ必要になるというわけではありません。
 通関業者で通関士以外の業務に就く場合にも、試験合格者であることは大きなアドバンテージとなります。例えば営業職の場合、新規クライアントの開拓やお得意先への訪問の際、通関に関する専門知識があるとないとでは、お客様のニーズを的確に把握しニーズに合った提案ができるかどうかに大きな差が出てきます。なお営業職であれば、こうした専門知識とともに、コミュニケーション能力(※2)を磨くことが重要なのは言うまでもありません。

商社や貿易会社などで働く

 通関業者が通関手続きに精通しているのは当たり前ですが、通関業者のクライアント先もまた、通関業者と対応する上での一定レベルの通関知識は必要です。
 通関業者のクライアント先としては、商社・貿易会社をはじめ、原材料の輸入や製品の輸出を行っているメーカー、商材を直接輸入販売しているデパート・スーパーなどの小売業がすぐに思い浮かびますが、そのほかにも、輸出や輸入を一事業部門として展開しているような企業は枚挙に暇がありません。こうした企業では、例えば国際部や海外事業部のような専門組織を持って貿易業務を行っており、その業務の一環として通関業者との窓口業務を行っています。
 したがって通関士試験の合格実績があれば、こうした商社や貿易会社などに就職する際のアドバンテージにもなりますし、また就職後も、通関という専門領域を持っていることが、貿易実務のキャリアを積み上げていく上での貴重なベースにもなります。
 昨今、日本版AEO制度と呼ばれる、特定の要件を満たした業者に通関手続きの簡略化を認める制度が新設されたことによって、この制度の適用を受けている(あるいはこれから受けようとする)商社・貿易会社・メーカー・小売業の出荷管理・運輸管理・物流等の各部門では、今まで以上に通関に関する知識が必要となっています。こうしたロジスティックス部門でも、通関の専門性を活かせるステージが用意されており、通関士資格保有者の活躍の場は益々広がっていると言えます。 

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