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貿易実務・通関士とは

貿易実務の仕事

 貿易事務の仕事は、メールや電話による海外とのやりとり、輸出や輸入に関する書類の作成やチェック、輸入代金の支払いに関する手続き、船便の予約やスケジュール確認、海上保険の手配などになります。
 勤務先は、商社や貿易会社などの輸出入を専門に行う会社をはじめ、メーカーの海外事業部門、百貨店などの小売業のバイヤー部門、外為業務を行う銀行、海上保険を扱う損保会社、国際物流を行う運輸会社・倉庫会社などさまざまです。
 どういった会社に勤務するか、どの職場に配置されるかによって、具体的な仕事の内容もさまざまに異なります。このため、職場の管理者や先輩社員に教わりながら仕事を修得する場合が多いわけですが、それがキャリアとしてはあまり身につかず、他の職場に移るとまた一から仕事を教わらなければならないこともよくあります。
 日々の仕事を漠然とこなすだけではなく、貿易事務職として、しっかりとしたキャリア形成をはかっていくためには、仕事のベースにある基本ルールを理解しておくことが重要になります。その基本ルールが「貿易実務」なのです。
 例えば、あるモノを海外から輸入するとしましょう。この場合の価格交渉一つを取っても、幾通りもの考え方ができます。輸送の費用を価格に含めるのか、含める場合どこまでの費用か(貨物を積み込む輸出港までか、積み下ろす輸入港までか、あるいはその先の輸入者の住所地までか)、輸送中の海上保険料は含めるのか、など条件によって価格の中身が大きく違ってきます。そこで、こうした貿易の取引条件を定めた国際ルールとしてインコタームズがあり、輸出者も輸入者もインコタームズの共通理解のもとで、安全で円滑な貿易取引を行っているわけです。

インコタームズ (Incoterms) の例
◆FOB (Free On Board)
本船甲板渡し条件。売主(=輸出者)は、積み地の港(=輸出港)で貿易船に荷物を積み込むまでの費用を負担し、それ以降の費用とリスクは買主(=輸入者)が負担する場合。
◆CIF (Cost, Insurance and Freight)
運賃・保険料込み条件。売主(=輸出者)は、積み地の港(=輸出港)で貿易船に荷物を積み込むまでの費用・海上運賃・保険料を負担し、それ以降のリスクは買主(=輸入者)が負担する場合。
◆DDP (Delivered Duty Paid)
仕向地持ち込み渡し・関税込み条件。売主(=輸出者)は、指定された目的地まで商品を送り届けるまでのすべてのコスト(輸入関税を含む)とリスクを負担する。

 貿易事務の仕事は、海外とのやりとりが多い仕事ですから、海外留学経験があるなど、語学が堪能な方の活躍フィールドとしてはお勧めです。しかし一方、語学力に自信のない方にとっても、仕事の内容によっては、ある程度の決まりきった英単語や慣用句を、仕事に慣れるに従って憶えていけば十分通用するといった側面もあります。
 海外とのビジネスは、国内のビジネスにはない新しいチャンスや可能性に満ちています。その反面、言葉や文化や習慣の違いによるさまざまなリスクもつきまといます。こうしたリスクを回避するための「貿易実務」を体系的に習得し、その専門知識を深めていくことが、貿易事務のエキスパートへと誘うキャリアアップの必要条件なのです。

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