貿易実務 通関士講座トップ › 資格試験問題例

資格試験問題例

語群選択問題の出題例

平成21年度 通関業法 【選択式】第1問
 次の記述は、通関業法第8条に規定する営業所の新設に関するものであるが、(   )に入れるべき最も適切な語句を下の選択肢から選び、その番号をマークしなさい。
  1. 通関業者は、その通関業の許可に係る( イ )において、( ロ )を行う営業所を新たに設けようとするときは、その営業所の所在地を( ハ )の許可を受けなければならない。
  2. 税関長は、営業所の新設の許可をしようとするときは、許可申請者が、その人的構成に照らして、その行おうとする( ロ )を適正に遂行することができる能力を有し、かつ、十分な社会的信用を有することを( ニ )しなければならない。
  3. 税関長は、営業所の新設の許可に( ホ )ができる。
〔選択肢〕
1)貨物管理業務 2)管轄する税関長 3)監督する税関長
4)管理する税関長 5)規制を設けること 6)条件を付すること
7)証明 8)審査 9)税関の管轄区域内
10)税関の管理下 11)税関の所在地 12)制限を設けること
13)調査 14)通関業務 15)通関業務料金の請求事務
〔正解〕
イ:9)税関の管轄区域内ロ:14)通関業務ハ:2)管轄する税関長
ニ:8)審査ホ:6)条件を付すること 

【解説】
 いかがですか? 文章もそれほど難しくありませんし、語群に答えがあるわけですから、知識さえあれば解けそうな問題ではないでしょうか? 通関士試験では、「通関業法」「関税法等」の両科目に語群選択問題がありますが、語群選択問題は1問5点で、配点の比重が高いため貴重な得点源と言うことができます。とりわけ「通関業法」では、語群選択問題が満点なら、それだけで科目の合格基準である正答率6割をクリアできてしまいます。
 このため「通関士【完全攻略】総合コース」では、この比較的得点しやすい「通関業法」は敢えて後回しにするカリキュラムを採用しています。

複数選択問題の出題例

平成21年度 関税法等 【選択式】第13問
 次の記述は、課税価格の決定に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。
  1. 輸出国において買手に代わり貨物の買付業務を行う買付代理人に対して買手により支払われる買付手数料は、その額の多少にかかわらず課税価格に算入される。
  2. 買手が自己のために実施する輸入貨物の広告宣伝活動が当該輸入貨物の売手の利益になると認められる場合には、当該公告宣伝活動に係る費用の額は課税価格に算入される。
  3. 買手が売手に対して輸入貨物につき現実に支払った価格に、当該輸入貨物の課税物件確定の時の属する日以降に本邦において行われる当該輸入貨物に係る整備に要する役務の額が含まれている場合であっても、当該役務の費用の額を明らかにすることができるときは、当該費用の額は課税価格に算入されない。
  4. 輸入貨物の生産に必要な触媒を買手が無償で提供する場合であっても、当該触媒が輸入貨物の生産の過程で消費されるときは、当該触媒に要する費用の額は課税価格に算入されない。
  5. 輸入貨物の輸入取引の条件として買手が売手以外の第三者である特許権者に支払う当該輸入貨物に係る特許権の使用に伴う対価の額は、課税価格に算入される。

〔正解〕 3、5

【解説】
 複数選択式問題は、選択肢の中に該当するものがいくつあるかわかりませんし、しかも正解しても1問1点にしかならない、労多くして益少ない問題と言えます(通常、該当するものは2つか3つですが、まれに4つの場合もあります)。「通関業法」「関税法等」「通関実務」の全科目に複数選択問題がありますが、ここで得点できるようになれば、ほぼ試験には合格できると言っても過言ではありません。
 本問は、そのなかでも特に難しい「関税法等」の問題で、輸入貨物がいくらの価格になるかを決めるルールに関する問題です。「関税法等」は通関士受験学習の中核部分ですので、「通関士【完全攻略】総合コース」では基礎講座の中でたっぷりと時間をかけながら、かつ効果的に習得できるように指導していきます。

択一式問題の出題例

平成21年度 通関実務 【択一式】第14問
 下表のB欄に掲げるイからハまでの3つの物品のうち、同表のA欄に掲げる関税率表の類番号に含まれないものの正しい組合せはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、該当するものがない場合には、「0」をマークしなさい。
  A欄 B欄
a 第12類(採油用の種及び果実、各種の種及び果実、工業用又は医薬用の植物並びにわら及び飼料用植物) イ−生鮮のとうもろこし(穀粒のあるもの)
ロ−いってない落花生
ハ−いってないごま
b 第23類(食品工業において生ずる残留物及びくず並びに調製飼料) イ−魚粉(食用に適しないもの)
ロ−大豆油かす
ハ−不活性酵母
c 第25類(塩、硫黄、土石類、プラスター、石灰及びセメント) イ−海水
ロ−木炭
ハ−天然黒鉛
d 第35類(たんぱく系物質、変性でん粉、膠着剤及び酵母) イ−乾燥した卵黄
ロ−カゼイン
ハ−ゼラチン
e 第42類(革製品及び動物用装着具並びに旅行用具、ハンドバックその他これらに類する容器並びに腸の製品) イ−紡織用繊維製の犬用の引き綱
ロ−革製の手袋
ハ−革製のスポーツ用履物
〔正解〕
1:a−イ、b−ハ、c−ロ、d−イ、e−ハ
2:a−ロ、b−ハ、c−ハ、d−ロ、e−イ
3:a−イ、b−ロ、c−イ、d−ロ、e−イ
4:a−ハ、b−イ、c−イ、d−ハ、e−ロ
5:a−ロ、b−イ、c−ロ、d−イ、e−ハ

【解説】
 択一式問題は五つの選択肢の中から該当するものを一つ選びます。あてずっぽうでもある程度は正解できますから、その意味では、複数選択式問題よりは正答する可能性の高い問題と言えます。ただし通関士試験の択一式問題は、「該当するものがない場合もある 」という点が特徴的です。五肢択一ではなく、実際には六肢択一になりますから、あてずっぽうの命中率は17%ということになります。「通関業法」「関税法等」「通関実務」の全科目で出題されます。
 本問は、「通関実務」のなかの関税率表の所属の決定に関する問題です。すべての輸入貨物は、関税率表と呼ばれる一覧表のどこかの区分に該当し、それがどの区分かで適用される税率(関税の税率)が変わります。したがって通関士は、輸入貨物が関税率表のどれに該当するかを特定しなければなりません。例えば本問eの第42類は「革製品および動物用装着具・・・」ですから、イロハともに該当しそうに思えますが、ハの「革製のスポーツ用履物」は第95類の「がん具、遊戯用具および運動用具・・・」に該当します。関税率表の所属の決定は、理屈よりも覚えることが大事で、覚える量が半端ではありませんから学習効率が悪い部分でもあります。「通関士【完全攻略】総合コース」では過去問講座において、過去の出題傾向を分析しながら効率学習のためのコツを会得できるように指導をしていきます。

計算式問題の出題例

平成21年度 通関実務 【計算式】第12問
 次の取引内容に係る輸入貨物(缶詰50,000個)の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。
  1. 輸入者M(買手)は、A国の輸出者X(売手)から缶詰を継続して輸入している。
  2. 今般、MがXとの間で締結した缶詰に係る売買契約には、次の事項が規定されている。
  3. イ−FOB価格…70円/個
  4. ロ−売買契約数量…50,000個
  5. ハ−今回の取引で取引数量の累計が300,000個を超えることとなるため、今回の売買に係る貨物を含めてこれまでの売買に係るすべての貨物について2%の数量値引きを適用する旨
  6. ニ−Xは、上記ハの数量値引きの総額を今回の取引に係る売買契約から控除してM宛ての仕入書を作成する旨
  7. ホ−Mは、売買契約締結後、当該缶詰に係る仕入書価格の20%に相当する額をXの日本支店に支払い、当該缶詰の引渡し後に残額をXに支払う旨
  8. Mは、当該売買契約に基づき、Xから缶詰50,000個を輸入する。
  9. 上記2のイからニまでに掲げる事項について、次のとおり仕入書に記載されている。
  10. Mは、当該仕入書に従ってX及びXの日本支社に支払いを行う。
  11. Mは、X及びXの日本支社への支払いとは別に、A国の輸出港から本邦の輸入港までの運送に係る運賃、保険料その他運送関連費用の総額として150,000円を負担する。
  12. MとXとの間及びMとXの日本支社との間には、それぞれ特殊関係はない。

〔正解〕 3580000

【解説】
 計算式問題は「通関実務」で5問出題されます。本問のような「課税価格(=輸入貨物の価格がいくらになるのか)」や「関税額(税金がいくらになるのか)」など電卓を使って計算します。計算の根拠(何を加えて、何を引くのか)や、計算方法(位の切り捨てのルールなど)を誤ると正解は導き出せません。
 「通関実務」では、本問のような計算問題のほかに、輸出入の申告書作成問題も出題されます。これらの問題は、2006年の試験制度変更によって出題形式が大きく変わった箇所になります。「通関士【完全攻略】総合コース」では答案練習講座において、この新傾向の想定問題を数多く取り上げながら、過去問の不足による練習不足を補うようにしています。
 なお、計算式問題と申告書作成問題はどちらも事例式の問題ですから、まず設例の内容を正しく読み取ることが重要になります。その際に役に立つのが「貿易実務」の基礎的な知識です。例えば本問2のイの「FOB価格」とは、インコタームズと呼ばれる世界共通の貿易取引条件の一つで、「輸出港の船に貨物を積み込むまでの費用を加えた価格」を意味します。課税価格の計算は、このFOB価格を同じインコタームズの一つの「CIF価格(=FOB価格+輸入港までの運賃・保険料)」に直して行うことになります。また例えば輸入申告書作成問題では、設例とともに「インボイス」と呼ばれる輸出者が作成する英文明細書が資料として添付されますので、この内容を読み取る必要が出てきます。「貿易実務・通関士総合講座」では、通関士受験学習の前に、この貿易実務の基礎知識を身につけますので、通関士受験学習の理解度・進捗度が格段に高まります。

今すぐ資料請求! 通話無料 0120-15-4149

  • あれこれ聞いてみたい 個別カウンセリング
  • 体験してみたい 無料体験セミナー
  • 講座のお問い合わせ
  • 講座の申込方法
北海道・東北エリア
関東甲信越エリア
中部エリア
近畿エリア
中四国エリア
九州エリア

通信講座で学ぼう!ヒューマンアカデミー通信教育センター 英語コミュニケーション能力判定テスト

全国30教室の貿易実務/通関士 国家資格の学校だからあなたの街にもきっとある

近畿エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校

中四国エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校

九州エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校


北海道・東北エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校

関東甲信越エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校

中部エリアの貿易実務/通関士 国家資格の学校