Webコースコラム

Webディレクター

Webディレクターの資格を取得するのに必要な費用

Webディレクターとは、Webサイトを立ち上げる上で中心的な役割を果たす人物のことです。様々な企業からの注文を受け、どんなサイトが必要なのかを聞き出し、サイトの方向性を決め、必要なスタッフ(プログラマーやデザイナー、ライターやイラストレーター等)を揃え、決められた予算とスケジュールの中でサイトを立ち上げていきます。
またサイトの運営からトラブルの対応まで請け負う場合もあり、幅広いスキルと人脈の求められる仕事になります。
そんなWebディレクターのスキルは、これまで明確な基準がありませんでした。そのWebディレクターにどのくらいの能力があるのかが分かった方が、クライアントも仕事を発注しやすくなります。現在国内では、Webディレクターのスキルを表すための資格がいくつか設定されています。また、それらの取得がWebディレクターを目指す上で重要になることは間違いありません。

昔はなかったWebディレクターの資格も、現在国内で認定されているものがいくつかあります。

最初に「ウェブデザイン技能検定」という、インターネットスキル認定普及協会が行っている検定をご紹介します。この協会は厚生労働大臣の認定も受けており、国家検定になっています。3級から1級までに分かれており、実技と筆記の両方が課されます。3級はこれからWebディレクターを目指す人たちが、2級は実務経験2年(専門卒以上なら免除)、1級は実務経験が7年以上(大卒者で3年以上)と、受験資格も様々です。  どの級も学科、実技両方の試験があり、持っているスキルを客観的に試されることになります。合格のためには、両方とも過去問の研究が重要です。特に実技は毎回決まった形で出題されています。テキストは参考書が3,000円前後で出版されていますので、そちらを参考にするのをお勧めします。過去問は過去数年分がWebサイト上で公開されています。受験料は3級が10,000円、2級が18,500円、1級は32,000円です。

次に「Web検定」です。「Web検」とも略され、Webに関わるすべての人に対して、知識の基準となる資格です。業種ごとに、「Webリテラシー」「Webデザイン」「Webディレクション」「Webプロデュース」「Webプログラミング」と、それぞれ試験内容と資格が分かれています。Webの世界の技術は移り変わりやすいため、有効期限は取得から2年間となっています。
Webディレクターを目指す場合は「Webリテラシー」や「Webディレクション」の資格が役立つでしょう。試験は全国のテストセンターで毎日行われ、受験料は20,000円弱です。それぞれの試験にはテキストが指定され、各種3,000円前後で出版されています。問題の何割かはそのテキストから出題されます。

最後に「ウェブ解析士」をご紹介します。ウェブマーケティングとウェブ解析の知識と技術を正確に測り、コンサルティングなどに生かすことが出来るかどうかを判断する資格です。
ウェブ解析士は初級、上級、マスターと分かれています。初級はウェブ解析、アクセス解析からどのようなデータが読み取れるかを判断し、上級は得られた情報をどう生かし、クライアントに対して業績を伸ばす提案ができるかを判断します。マスターはウェブ解析士の認定講座を開くことが出来ますが、Webディレクターとして業務に生かせるのは上級まででしょう。
初級は試験を受けるだけなら21,600円、前日に試験の講座を受ける場合は32,400円です。問題は4,320円のテキストから出題されます。
上級の場合は講義と試験がセットになっており、認定には事前に6時間の上級動画の予習、試験日前日の講習、当日の試験とレポート、さらに試験後2週間以内に提出する別のレポートが必要になっています。料金は全て込みで86,400円となります。

以上のように、Webディレクターの資格はどれも実務に基づいた、実践的な資格ということが出来ます。既にWebディレクターとして活躍している方も、これからWebディレクターを目指す方も、日々変革し続ける技術と情報を正確に把握しておく必要があります。これらの資格はそれを示す指針となっています。

Webディレクターに必要な資格は、日々変革し続ける技術と情報を正確に把握するためのものです。

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