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傾向と対策 出題例
傾向と対策
気象予報士試験の合否判定は絶対評価ですから、各科目の合格基準をいかにしてクリアするかが課題になります。
学科(一般)は、気象現象や大気の物理的法則を理解することが主要なテーマになりますが、全15問の出題のうち4問は気象業務法などの法規に関する問題ですから、これらの決まりごとはしっかり覚えて確実に得点することも大切です。
学科(専門)では予報業務に必要な専門知識が問われますが、その中心となるのは数値予報、つまり大気の状態を物理の数式によって求め時間変化を計算して将来の大気の状態を予測する方法です。数値予報とそれに関連する気象現象や予測手法をしっかりと理解することが重要です。また予測手法は年々技術改良がなされていますから、常に新しい予測手法を学習する必要があります。
実技試験は、学科試験の合格者のみが採点の対象となります。実技試験では「気象概況及びその変動の把握」「局地的な気象の予想」「台風等緊急時における対応」のいずれかについて出題されます。具体的には、天気図や気象資料を解読して設問に答える形式ですので、天気図や気象資料の見方・読み方や着眼点を身につけること、学科(専門)で習得した専門知識を応用して解答を導き出す方法を訓練することが大事です。
また、学科(一般)・学科(専門)は科目合格が認められていますので、半年もしくは1年をかけて科目合格を重ね、段階的に資格取得をめざす攻略法も有効です。
データ
18年8月 19年1月 19年8月 20年1月 20年8月
申込者 5,724 5,366 5,528 5,362 5,201
受験者 5,074 4,670 4,943 4,587 4,560
合格者 259 294 216 206 225
合格率 5.1% 6.3% 4.4% 4.5% 4.9%
出題例
(「学科(一般)」想定問題)

霧の発生要因について述べた次の文章(a)〜(d)と、該当する霧の名称の組み合わせとして正しいものを、下記の1〜5の中から一つ選べ。

(a)暖かく湿った空気が冷たい地面・海面上を移動するとき下面からの冷却によってできる霧。
(b)水面上の冷たい安定な空気塊が、暖かい水面からの急激な蒸発によって水蒸気の供給を受け飽和してできる霧。
(c)風が弱く雲のない夜間に、大気の下層部が放射冷却などで冷えて温度が下がるときに発生する霧。
(d)湿った空気が山腹を吹き上がる際、断熱変化による冷却によってできる霧。
(a) (b) (c) (d)
1 蒸発霧 移流霧 放射霧 滑昇霧
2 蒸発霧 放射霧 滑昇霧 移流霧
3 移流霧 蒸発霧 放射霧 滑昇霧
4 移流霧 滑昇霧 蒸発霧 放射霧
5 滑昇霧 放射霧 移流霧 蒸発霧

(正解  3)


(「学科(専門)」想定問題)

台風について述べた次の文章(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の1〜5の中から一つ選べ。

(a)国内向けでは、赤道以北の東経100度〜180度の北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上となったものを台風と呼んでいる。例えば、東経180度以東の海域でハリケーンが発生し、西進して上記の海域に達した場合、これは継続してハリケーンと呼ばれ、台風とは呼ばれない。
(b)台風の大きさは、最大風速が15m/s以上の強風域の半径により区分され、また、台風の強さは最大風速により区分している。
(c)台風の中心付近では周囲と比較して気温が高く、これを暖気核と呼ぶ。暖気核は台風の眼で発生する下降気流に伴う断熱昇温に起因し、特に下層付近で明瞭に見られる。
(d)台風が海上を通過した直後は、その海域の海面水温が一時的に下降することが多い。
(a) (b) (c) (d)
1
2
3
4
5

(正解  4)
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