心理カウンセラー講座コラム

02.心理カウンセラーの種類

現代に生きる私たちには、さまざまなストレスやプレッシャーがつきまといます。それぞれの立場によってその質は異なり、また人によって重圧の感じ方も違うでしょう。そういった方のために、心理カウンセラーの存在は重要視されています。心理カウンセラーはいろいろな形で配置され、各現場で問題に直面している方々の支えとなり、また心の重圧を軽減するように努めているのです。
配置される場所もさまざまなら、カウンセラーが持つ資格やそこに就職するまでの道のりもいくつかあります。一口に心理カウンセラーといっても、立場も職業としての位置も異なるのです。
心理カウンセラーの資格や配置される現場などによって分かれる種類とはどのようなものがあるかを挙げていきます。

国家資格ではない

心理カウンセラーや心理セラピストと呼ばれる仕事には、医師や看護師などと違って国が免許を発行する国家資格は存在していません。多くのカウンセラーが取得している資格は、公的機関や民間の学会・団体などから発行されるものです。民間の資格の中でも内閣府の諮問機関である日本学術会議から正式に指定を受けている各学会が発行するものから、NPO団体や財団法人・社団法人などが発行しているものまで実にさまざまです。
また資格を取得できる学歴として大学もしくは大学院での指定学部を卒業していること、さらには臨床心理にかかわる修士・学士どの学位を取得していることといった条件が定められているものがあります。これらの資格は一度一般社会に出てから取得することは困難であり、もう一度大学・大学院など養成機関でしかるべき学習を行うこととなります。
一方で、民間のNPOや法人が発行する資格に関しては特に学歴を問われるものではなく、その門戸は広く開かれています。各種通信教育教材を発行する会社でも、心理カウンセラーの資格が取れるとうたってその内容に準ずる講座を開設しているところが多くなっています。
どのようなルートから取得するものであっても、何らかの形でカウンセラーとしての職業に就く足掛かりになるものです。ただし、その現場によっては公的機関が発行した資格に限定しているところもあり、そうした場合はより高度で緻密な知識とカウンセリングの技術が求められるところであると言えます。学校などではこうした高度な資格を有した方が配置されます。
一方で、民間の会社で心理相談の取り組みを行う際、または身近な方へのメンタルケアを目的としてこの分野を勉強し、最終的にNPOなどが発行する資格を取るといった方も多く、心理カウンセラーという言葉に内包される幅自体が非常に広いことがわかります。

主な資格の種類

心理カウンセラーにかかわる資格にはたくさんの種類があり、その資格を取得するまでのルートにもたくさんあるわけですが、具体的に資格として存在しているのはどのようなものかを見ていきます。

臨床心理士

精神医学などの医療現場や各種福祉の現場、さらには教育や経営、司法など非常にさまざまな分野で活躍できる資格です。文部科学省が後援する日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格であり、臨床心理にかかわる専門学部の大学院を出て修士号もしくは医師免許を取得していることが条件となっている高度な資格です。

臨床発達心理士

心理分野の中でも、特に人の成長に伴う発達の過程に重点を置く発達心理学をもとにして取得する資格です。臨床発達心理士認定運営機構が認定する民間資格で、特に発達心理学を専攻する学校を卒業し、学士・短期大学士・専門士いずれかの学位を取得し、一定の実務経験の必要があります。

産業カウンセラー

経営に携わる方やそこで雇用される方、また個人で労働を行う方など働く方のためのカウンセラーです。職場でのメンタルヘルスからキャリアの開発、職場や取引先など仕事にかかわる人同士の関わりについてなど、心理的な観点から支援していくことを目的としています。日本産業カウンセラー協会から認定されます。

認定心理士

大学などで心理系を専攻し、指定された単位全てを履修した後に申請を行えば、審査によって取得できる資格です。日本心理学会が認定するものであり、この団体によって指定された認定心理士への審査基準がいくつか設けられています。
その他、音楽療法士や福祉心理士、また民間資格の名称としてメンタルケアカウンセラーや認定カウンセラーなどさまざまな資格や名称が存在します。

職業として

心理カウンセラーが携わる仕事にもいろいろあり、カウンセリング専門のセンターで勤務したり学校に配属されたり、または企業の相談窓口となったりさまざまです。特に学校では、文部科学省がスクールカウンセラーを各校へ設置するよう進めており、この職業へのニーズが年々高まっています。
スクールカウンセラー自体は、臨床心理士・大学の教員・精神科を専門科目とする医師のいずれかの条件を持っていることが必須となります。ただし、資格名としてある学校心理士や臨床発達心理士は基本的には正式なスクールカウンセラーとして職に就くことはできません。しかしながら、上記のように高度な資格を持つことが条件となっているため、それらの人員が集められない場合は「スクールカウンセラーに準ずるもの」としてそれらの有資格者が同様の職に就くこととなります。
さらに、企業で従事する企業カウンセラーは、資格としての産業カウンセラーと混同されることが多くありますが、双方は直接結びついているわけではなく、企業カウンセラーとして臨床心理士が活躍していることもあります。
心理カウンセラーとして活躍できる場は、公的な場所から大規模な組織、または個人間に至るまで非常に多彩です。そのため、職業的に格差が出ることもあるわけです。そんな中、数ある資格の中でも特に高度な条件を必要とする臨床心理士は、どのような現場にあっても活躍できるオールマイティな資格であると言えます。

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