TOEICの直前対策!今からでも点数をアップさせる方法

TOEICの点数をアップさせるためには、直前まで気を抜いてはいけません。長期的な勉強で英語力を定着させるのはもちろんのこと、直前対策としてちょっとした工夫や考え方を覚えるだけで、点数は変化します。
そこで今回は、試験直前からでも間に合うTOIECスコアアップの方法をご紹介します。

TOEICの直前対策

試験前は模試を繰り返し解く

  • TOEICの申し込みは試験日の数カ月前から始まります。この段階では弱点を克服するための「リスニング」「リーディング」や、パートごとに特化した参考書で勉強する方法が一般的ですが、試験日の1~2週間前からは模試をひたすら解くことをおすすめします。

    模試を繰り返し解く
  • 試験に慣れる

    TOEICのスコアアップのためには、英語力そのものと同様にTOEICの試験形態に慣れることも非常に重要です。そもそも2時間という試験時間において集中力を持続させること自体、何度か模試を行い慣れておかないと難しいでしょう。リスニング、リーディングの気持ちの切り替えや、パートごとの時間配分なども、知識として知っているだけではなかなかできません。
    模試は、あくまで実際の試験の流れにのっとって行いましょう。全体の時間は本試験のように2時間で、リスニング、リーディングの時間配分も本番と同じ配分にしてください。「模試だから」といって終了時刻を曖昧にせず、時計を見ながら自分を追い込みましょう。

  • 公式問題集を使う

    模試で使用するテキストは、公式の問題集がベストです。公式よりもハイレベルな問題が収録されているテキストもありますが、実際の試験とは傾向が異なっている可能性があります。試験の直前でなければ「高山トレーニング」の目的で難しい参考書に手を出すことも1つの方法ですが、試験直前の「TOEICに慣れる」という目的の勉強ではふさわしくないかもしれません。
    使用する道具も、限りなく実際の試験を意識してください。回答を記入する紙として、しっかりとマークシートを印刷しましょう。また、マークシートの塗りつぶしのため、鉛筆を数本用意しましょう。このような細かなこだわりも、限りなく本番に近い環境を演出して慣れておき、本番で本来の力を出しやすくするための工夫です。

マークシートの塗り方を意識する

  • 意外なほどTOEICの点数や、本番の心理面に影響を与えるものがマークシートの塗り方です。単純に「答えの選択肢を塗る」という意識では十分とはいえません。試験直前に、以下のような塗り方も少し練習しておくと良いでしょう。

    マークシートの塗り方
  • Part1、2のマークシートの塗り方

    Part1では写真の閲覧を促す音声、Part2では、話者の応答を求める文章のあとに選択肢の音声が再生されます(Part1では4つの選択肢、Part2では3つの選択肢)。全ての選択肢が再生されてからマークシートの記入を始めると、答えがどれだったか忘れてしまうことがあるのです。
    例えば、Part2で最初に再生されたAが正解だと思っても、BとCを聴き終わってから記入を始めると少し自信がなくなってしまうケースがあります。

    Part1、2の塗り方のコツは、答えだと思ったマークに鉛筆の先を当て、その選択肢以上に正解に近いと思われる音声が再生されない限り動かさないことです。こうすれば、設問の音声が全て再生されたあとに、鉛筆の先を当てている選択肢を素早く塗りつぶすことができます。目まぐるしく展開するパートでは、このように塗り方のルールを決めるとスムーズに解答できるでしょう。

  • Part3、4、リーディングパートの塗り方

    Part3以降も「答えを忘れないようにする」という塗り方の考えは変わりません。Part1・2と違い、3以降は選択肢がテキストとして確認できますが、言い換えれば文字の情報と音声の情報、かつ記入作業でさらに慌ただしくなるということです。そこで、塗りつぶしは後回しにするという方法を実践してください。

    答えだと思った選択肢のマークには小さくチェックをつけておき、考え方や聞き耳を次の設問にシフトしましょう。塗りつぶしは問題が切り替わる前の無音時など、余裕があるときにやれば大丈夫です。塗りつぶしを忙しいタイミングにやっていると、その間に音声はどんどん進んでしまいます。

    このような方法は主にリスニングパートだけではなく、自己のタイムマネジメント能力が求められるリーディングパートでも役立ちます。同じように答えにチェックをつけておき、試験終了間際に一気に塗りつぶしたほうが早いこともあるため、残り時間に応じて塗り方を検討しましょう。

2時間の試験を解き切るために

  • 英語の試験として日本ではスタンダードな存在となっているTOEICですが、その内容は2時間という長い試験において集中力を持続させなければならない、英語の試験の中でも比較的シビアです。英語力と同様、当日のコンディションも点数に大きな影響を与えます。

    試験を集中できる状態で迎えるためには、少なくとも前日は早く眠るようにしましょう。前日に睡眠時間を削って行った勉強よりも、しっかりと脳を休めて記憶を定着させるほうが効率的です。それほど睡眠は、人間の集中力を左右するとされています。

    試験の数十分前には、チョコレートなど甘いものの摂取がおすすめです。人間が思考する際に消費するのは糖分なので、糖分が十分でなければ試験の後半につれて集中力がどんどん落ちていってしまいます。

    さらに、特にリーディングパートでは、分からない場合は深く考え込まないという意識を持ちましょう。問題によっては、いくら時間を掛けたところで確信が持てないものもあります。そのような問題に時間を掛けて、あとに控えている問題に時間が割けなくなると危険です。
    ただし、未記入は避けましょう。どんなに分からなくても、どれかのマークを塗りつぶしてから先に進むようにしましょう。

    試験を解き切るために
  • おわりに

    今回ご紹介したことは、英語力の向上を目的とした勉強ではなく、TOEICの点数アップを目的とした工夫や考え方です。英語力の向上と定着には時間が掛かります。直前で知識を身につけたとしても、付け焼き刃にしかなりません。
    しかし、今回ご紹介したちょっとした工夫は、直前で知っておくだけでも確かな効果が期待できます。試験直前、少しでも点数をアップさせたい方は、ご紹介した内容を実践してみてください。