目標を設定しよう!英語学習を習慣化するためのコツ

「今年こそは絶対英語を勉強してやる」と意気込んだものの、継続して勉強を続けることができず途中で挫折してしまう…このような経験をされた方もいらっしゃるでしょう。

英語学習を継続できない大きな理由としては、特に目標がなく、学習自体が非日常的な行動になっていることが挙げられます。勉強を特別なものだと思うと、なかなか日々の生活の中に取り入れることができません。
そこで、英語学習を習慣にしてはいかがでしょうか?勉強を当たり前の行動にできれば、学習効率が格段に上がるはずです。

英語学習を習慣化するためのコツ

なぜ英語を勉強するのか考える

  • 皆さんは、そもそもどうして英語を勉強しようと思っているのでしょうか?
    「将来仕事で使えるようになりたいから」、「外国人の友達が欲しいから」、「自分の視野を広げたいから」、「日本を飛び出したいから」、など人によってさまざまな理由があるでしょう。しかし、英語の勉強を続けていると、当初頭に描いていたような動機や英語ができている未来の自分へのあこがれなどが薄れてしまうでしょう。

    勉強すればするほど分からないことが出てきて、英語が上達しないかもしれない…と思ったときこそ、自分がなぜ英語を勉強しているのかを思い出してください。英語学習を継続できない理由の1つには、自分がなぜ頑張っているのかを見失っていることが影響しているかもしれません。

    なぜ英語を勉強するのか

モチベーションのせいにしない

  • モチベーションを高く保ち続けるためにどうすれば良いか、と悩む方もいると思います。しかし、自分のモチベーションに左右されていては、やる気が出ない日や疲れている日は勉強しないことになるでしょう。
    理想は、モチベーションが高い日も低い日も関係なく、まずは勉強に取り掛かることです。これがすなわち習慣になります。例えば、歯磨きや入浴はモチベーションによって左右されることがほとんどないと思いますが、これは自然と行う習慣になっているためです。

    英語学習も歯磨きのように、毎日当たり前に行う習慣にしてしまうことで、特別に気を張らなくても英語学習に向き合うことができます。また、脳科学的には「やる気があるからする」のではなく、「やるからやる気が出る」のだそうです。モチベーションうんぬんの前に、まずは5分でも良いからやってみようかなという軽い気持ちで勉強を始めてみましょう。

    モチベーションのせいにしない

具体的な目標を掲げる

  • いざ、英語学習を習慣にしようとしても、具体的な目標がなければ難しいかもしれません。そこで、以下のようなことを参考に、自分の目標とやるべき勉強を認識することをおすすめします。

  • なりたい職種を考える

    例えば、海外で日本人以外に囲まれた環境で働きたいのか、国内で英語を生かした仕事をしたいのかによって必要とされる英語力は異なります。
    国内の仕事であれば、多少つたなくても意味が伝わる英語力で十分なケースもありますが、海外で働く場合は細かいニュアンスまで表現できる英語力が求められるでしょう。
    中でも観光ガイドでは、簡単な言葉でいかに聞き手に分かりやすい説明ができるか、が重要です。さらに、外資系企業などで企画・提案を行う場合は、論理的で自分の主張を通す能力が必要になります。

    また、翻訳者になりたい方が通訳の訓練をしても勉強効率は上がらないでしょう。外国人スタッフと日常的なコミュニケーションを取れるようになりたいのに、誰も知らないような難解な単語ばかりを覚えても仕方がありません。そのため、自分のなりたい職種や求めている「英語ができる自分像」を考えれば、自分がフォーカスすべき勉強が見えてくるはずです。
    取り組むべき勉強内容が見えてきたら、具体的に「○カ月で単語を○○語覚える」「日本のことを英語で紹介できるようになる」などの目標を立てましょう。

  • 試験のスコア

    自分のなりたい職種がハッキリと分かっている場合はまだしも、漠然と英語を使えるようになりたいと考えている方はどのようにすれば良いのでしょうか?

    おすすめの方法としては、TOEICのスコアなど、目に見える形の目標を設定することです。
    これなら自分が目標とするスコアを取るために、毎日少しでも勉強する習慣をつけることができる上、試験の日程が決まっているため勉強のスケジュールも組みやすいでしょう。

    ちなみに、TOEICスコア別の目安となる英語力は以下のとおりです。

    600点:海外旅行で困らない。多くの企業が設定している最低スコア。
    700点:ネイティブと最低限の会話ができる。英語で簡単な業務をこなせるレベル。
    800点:ネイティブと簡単な議論ができる。企業の国際部門、駐在員に選ばれるレベル。

    その他にも、海外の大学や大学院に留学したいと考えている場合は、国や学校によって求められるTOEFLやIELTSのスコアが決まっていることもあるため、具体的な目標設定に役立つでしょう。

簡単にできることから始める

  • 目標を設定するときにやってしまいがちなことが、実現不可能なことを多少無理してでもやろうとすることです。
    例えば単語を覚えるとき「1カ月で単語帳1冊全部覚えるぞ!」と意気込んでも、その目標が大きすぎて実現しづらいことがあります。勉強をし始める段階はやる気がある分、ハードルの高い目標設定を掲げがちですが、まずは学習を習慣化することを意識してください。学習を習慣化させるために大切なことは、自分が達成できる目標を設定することです。

    また、設定した目標を達成できたとき、脳内ではドーパミンが分泌され成功体験として認識します。そして、成功体験が重なると成功の原因となる行動を促進するように脳が働きだすとされているのです。つまり、勉強によって成功体験が習慣化されれば、脳がさらに勉強しやすい状態になっていく(強化学習が起こる)といえます。

    簡単にできることから始める
  • おわりに

    英語学習を継続できないと悩んでいる方は、まず自分がなぜ英語を勉強したいと思っているのかを考えてみましょう。これは、仕事に生かしたいからなどの大きな枠組みで構いません。 その次に、仕事であればどのような職種で、どのようなスキルが求められるのかを考えてください。未来の自分が英語で活躍している姿を想像したとき、その自分が持っているであろうスキルを今の自分が磨けば良いのです。

    そして、漠然とした大きな目標で勉強を進めるのではなく、成功体験となるような実現可能な小さな目標から設定することをおすすめします。目標を達成することで脳が強化学習を起こし、英語学習が習慣化されやすくなるでしょう。