フィリピンの言葉を知って
現地の人と交流してみよう

フィリピンは英語人口が世界第3位です。テレビを見ていても話される言語が英語の番組も多くあります。
しかしカジュアルな場では、フィリピンの公用語であるタガログ語で会話をしている人のほうが多くいます。英語だけではなく、タガログ語も修得し、現地の人と交流を深めましょう。

フィリピンの言葉

タガログ語はフィリピンで使われる言葉の1つ

タガログ語はフィリピンの言葉の1つで、首都マニラを含むルソン島南部を中心に使われている言語です。フィリピンはマレー系の民族が多く住む国ですが、他にも100以上もの民族が存在し、それぞれの言語を持っています。
さらに、英語やスペイン語などの借用語も入り混ざることで、国内では約120もの言語が使われているのです。
こういった事情から、フィリピンでは同じ国に住んでいながらお互いの意志疎通を図るのが困難でした。そこで、マニラ地域で使われているタガログ語を基本とした言葉を、憲法で国語に定めたのです。

フィリピンの母国語であるフィリピノ語は、タガログ語と大きな違いはありません。
タガログ語にはfとpの区別がなかったため、もともとはPilipino(ピリピノ)といわれる言語でしたが、その後、Filipino(フィリピノ)と改称され、全国の教育機関を媒介に広がったあと、商用語としても使われるようになりました。

日本の文法とは異なるタガログ語

タガログ語の文法は日本語と若干異なります。日本語の場合は「主語・目的語・述語」で構成されますが、タガログ語では「述語・主語・目的語」となります。
また、日本語の場合には文末に「~です」、「~ます」、「~だ」といった助動詞が付きますが、タガログにはこれがありません。
そのほか、語尾に「po」をつけると、相手を尊敬しているという意味になります。相手に丁寧な印象を与えるので、覚えておくとよいでしょう。

日常的に使われるタカログ語を覚えよう

タカログ語の例をあげると、「こんにちは」は「Magandang hapon(マガンダン ハポン)」、「おはよう」は「Magandang umaga(マガンダン ウマガ)」です。「ありがとうございます」は「Maraming salamat(マラミング サラマット)」といいます。
基本となるタガログ語はぜひ覚えておきましょう。さらに、「おいしい」「楽しい」といった言葉を覚えれば、レストランや屋台などでお店の人と会話ができます。

「おいしい」のタガログ語は「Masarap(マサラップ)」です。また、「これ」を表すタガログ語は「ito(イト)」なので、「Masarap ito」で、「これは美味しい」という意味になります。
挨拶や感謝の言葉など基本的な言葉、また使ってみたい言葉などから覚えていくとよいでしょう。

日常的に使われるタカログ語を覚えよう

フィリピンに留学生として勉強している人たちの多くは英語を話します。
しかし、フィリピンではタガログ語も公用語であるため、積極的に修得し、話をしてみましょう。
挨拶程度でも、タガログ語に関心を持ってくれたことに喜びを感じてもらえるのではないでしょうか?