医療事務講座コラム

11.医療事務の年収・給料はどれくらい

医療事務の正社員の給料は、個人病院か大学病院か、または調剤薬局か、など医療機関の種類によって異なりますし、その病院が儲かっているかどうかでも違ってきます。
平均的な初任給は以下の通り、一般事務とほぼ同水準です。

高卒:月15万円、年収180万円

大卒:月19万円、年収228万円

正社員(病院の職員)の場合

【正社員になるメリット】

有給がとれる

産休・育休がとれる

社会保険がある

ボーナス・退職金がある

休日が固定されている

ボーナス・退職金については、病院にもよりますから、必ずしも出るとは限りませんが、安定しているのは確かです。産休・育児休暇も取りやすい環境が多く、特に大きな病院だと託児所も併設していることがあるので、安心です。
病院はたいてい、土曜日の午後や日曜日、祝日に休みですから、休日は固定されています。個人病院ならば、交代でゴールデンウィークや年末年始は必ず休むことも可能です。

【正社員になるデメリット】

正社員になると、当然ですが責任が生まれるので、簡単に休むことはできません。月末から翌月の10日まではレセプト請求期間なので、毎月必ず忙しい時期があります。それ以外にも、患者さんが多い冬場などはとても忙しくなります。請求期間と忙しい時期には、残業も多くなります。

最近は、医療事務でも派遣社員が増えています。時給は経験によって異なり、未経験は1,000円、経験者は経験年数や資格にもよりますが1,200円〜1,500円が一般的です。
一日7時間、月に22日働いた場合の給料は以下の通りです。

時給:1,000円〜1,500円

月収:15万4千円〜23万千円

年収:184万8千円〜277万2千円

フルタイムで働けば、正社員並みの給与がもらえることもあります。

派遣会社からの派遣の場合

【派遣で働くメリット】

派遣会社を通して勤務先を選ぶことができる

短時間勤務ができる

パートよりも時給が高い

派遣で働く上で一番のメリットは、派遣会社が自分に合った職場を斡旋してくれることです。希望条件を派遣会社に登録しておけば、病院が忙しい時期だけ働く、時間を決めて働くなど、自分に合った勤務形態を選ぶことができます。

【派遣で働くデメリット】

契約が終了してしまうことがある

交通費などの手当てが支給されない

フルタイムで働けば、正社員並みの給与ですが、一番のデメリットとしては、契約が終了してしまう場合もあることでしょう。交通費が出ないのも大きいですから、なるべく自宅の近くに勤務し方が良いでしょう。

病院の経費削減のため、パートの医療事務の募集も増えています。相場としては、時給850円位からの所が多く、経験を積めば時給アップもあります。一日4時間、週5日働いた場合の月収、年収は以下の通りです。

時給:850円

月収:6万8千円

年収:81万6千円

主婦に最適パートでの勤務

【パートで働くメリット】

残業が少ない

未経験から働くことができる

短時間勤務ができる

パートなので、ある程度時間を選ぶことができます。一日3〜4時間などの短時間勤務も可能ですし、残業もないので、子育て中の人も働くことができます。時給が安いので、未経験も可というところが多く、医療事務の経験を積みたい人に適しています。

【パートで働くデメリット】

時給が安い

交通費などの手当てが支給されない場合もある(ほとんどは支給されます)

人員削減の対象となる場合がある

パートだと、どうしても安定した待遇は望めません。病院の経営が悪化すると、真っ先に人員削減の対象になってしまいます。

医療事務の仕事はライフワークに合わせて働くことができるのが一番の特徴だと思います。もちろん、年収や時給のことも大切ですが、「どう働きたいか?」
が、就職先を選ぶときのポイントになるかと思います。

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